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連続テレビ小説「ブギウギ」 (第4回・2023/10/5) 感想

連続テレビ小説「ブギウギ」

NHK総合・連続テレビ小説『ブギウギ』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramYouTube

第4回第1週『ワテ、歌うで!』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


自分の将来について悩んでいた鈴子(澤井梨丘)は、ツヤ(水川あさみ)から言われた「自分がこれやと思うことで生きていくんや」という言葉を思い出していた。悩む鈴子にゴンベエ(宇野祥平)は鈴子の歌が好きだと伝える。鈴子は、歌うことが好きだということに改めて気がつき、花咲音楽学校に行きたいと進路を決める。次の日から鈴子は歌や踊りの稽古に励み、いよいよ花咲音楽学校の試験当日を迎える!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:足立紳(過去作/六畳間のピアノマン,拾われた男 Lost Man Found) 1
   櫻井剛(過去作/表参道高校合唱部!,あなたのブツが、ここに)
演出:福井充広(過去作/てるてる,家族純情きらり,ミス・ジコチョー) 1
   二見大輔(過去作/半分、青い。,なつぞら,カムカムエブリバディ)
   泉並敬眞(過去作/まんぷく,スカーレット,カムカムエブリバディ)
   鈴木航(過去作/あさが来た,べっぴんさん,スカーレット)
   盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん)
音楽:服部隆之(過去作/王様のレストラン,翔太の寿司,のだめカンタービレ,HERO)
歌劇音楽:甲斐正人(過去作/映画「蒲田行進曲」(松竹/1982)劇伴担当)
舞台演出:荻田浩一(過去作/元宝塚歌劇団所属の演出家)
ロゴ・OP映像:牧野惇(過去作/東京パラリンピックのオ-プニング映像)
主題歌:中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
語り:高瀬耕造(NHK大阪アナウンサー)
制作統括:福岡利武(なつぞら,青天を衝け)
     櫻井壮一(過去作/おちょやん,あなたのブツが、ここに)
※敬称略



今回の鈴子は、癖の強さは残しつつ若干薄めに仕立てられ…

前回の感想では、鈴子(澤井梨丘)のキャラの癖が強すぎて、大人版がどれほどになるのか少し心配だと書いた。

しかし、今回の鈴子は、癖の強さは残しつつ、若干薄めに仕立てられた。

やはり、大声を出す、怒鳴る、早口でしゃべるなんてのは、決して褒められる演技でも何でもない

もちろん、その作品やその時に必要な演技であれば問題はない。

しかし最近のドラマは、大声や早口を名演技や感動と視聴者をミスリードする。

その結果、せっかく脚本家が作ったセリフが、“言葉” にならず “セリフ” で終わる。

だから、登場人物の言っていることが、心に伝わらないし、響きもしない

そう考えると、時と場合によって大声や怒鳴るのは必要としても。

視聴者に鈴子の気持ちを伝えようとするなら、大声や怒鳴らなくても、“鈴子らしさ” を身にまとった “言葉” にすべき。

その点で、今回はとても良かった。

繰り返すが、前回のような自己主張をする際などの大声は効果的。

要するに、前回と今回は、脚本と演出と俳優が、うまく演技を切り替えて見せているってこと。

期待を込めて書くと、前回と今回のように適材適所で巧みに “クセ” と “らいさ” を表現してくれると、ここ最近の朝ドラとはさらに一線を画す仕上がりになると思う。

主題歌明けの鈴子とゴンベエのやり取りは、ある種の集大成

演技の話は専門外なのでこれくらいにして、内容のこと。

木曜日で花咲音楽学校を不合格になるから、金曜日で新展開を提示して、月曜日から子役編の第2週目という計算なのだろう。

やや、展開が早すぎる感じはするが、なにせ第1回で “未来” を見せているから、無駄に引っ張る必要もないとの判断だろう。

前回までで、歌が大好きであること、鈴子の歌がみんなの笑顔をつくること、踊りが好きで、風呂屋のお手伝いも描いてきた。

従って、今回の主題歌明けのゴンベエ(宇野祥平)とのやり取りは、それらの集大成といえる。

ゴンベエによって、鈴子の声の魅力を改めて描いたなんて、いい感じだ。

鈴子のスローモーションから始まる"ミュージカル仕立て"

そして、ゴンベエらの言葉に自分の進路を決めるくだり。

基本的に回想シーンの多用は褒めないが。

今回の風呂掃除のシーンでの回想は別。

その理由は、この場面が鈴子のスローモーションから始まる “ミュージカル仕立て” だったからだ。

普通の “ドラマ” の中にミュージカルを挿入するのは違和感しかない。

でも、回想シーンとスローモーションがあったことで、この場面だけ他とは違うという印象が付けられた。

これまでも、普通の “ドラマ” の中に、“演劇仕立て” が挿入される朝ドラはたくさんあった。

しかし、エンターテインメントの世界を描く今作は、今後もっとあると思う。

それを考えると、先々でこのような自然なインサートをやれるのは期待が高まる

我が子が将来への夢を持つことを否定しない両親と家族たち

ホームドラマとしても、良かった点がある。

それは、父・梅吉(柳葉敏郎)と母・ツヤ(水川あさみ)のやり取りだ。

ツヤ「自分で生きる道 見つけて… 偉いわ」


我が子が将来への夢を持つことを否定しない両親。

その夢を支えようとする両親、そして、家族たち。

前作も似たような部分はあるが、今作のほうがベタでストレート。

全体の作風を考えても、両親の立場や態度も、これくらいベタで良いと思う。

半年間続く"連ドラ"の"つかみ"としても、かなり秀逸な構成

試験の中で歌う鈴子の声をバックに、鈴子の健闘を祈る梅吉や弟・六郎(又野暁仁)、ゴンベエのカット。

鈴子「ワテは 生まれた時から 歌と踊りが大好きで」


とにかく、この4回分、余計な騒動を盛り込むことなく、不必要にわき道に逸れることもなく、物語の行ったり来たりも繰り返さず

描くべきことを、真っすぐにテンポ良く描いてきた。

次回で描かれるであろう大きな転換期を含めて、鈴子、花田家、町の人々の紹介としても、半年間続く “連ドラ” の “つかみ” としても、かなり秀逸な構成だと思う。

松竹楽劇部、現在のOSK日本歌劇団と、宝塚歌劇団の違い

史実を書くと、「フィクションなんだから、どうでもいい」という人はいると思う。

そういう人は、読まなくて構わない、

でも私は、敢えて笠置シヅ子さんをモデルにしたフィクションを作っているのだから。

史実と比べて、フィクションとしてどんな工夫が施されているのかを考えるのも、作り手たちへのリスペクトの一つだと思う。

だから、勝手に書く。

ヒロイン鈴子のモデル・笠置シヅ子は、香川生まれの大阪育ち。

幼少期から日本舞踊などを習い、両親が営んでいた銭湯の脱衣場で歌や踊りを披露するうちに近所で評判になった。

小学校を卒業した1927年(昭和2年)に宝塚音楽歌劇学校を受験する。

歌唱力と踊りは文句なしだったが、低い身長と痩せ型体形のため、学校側が過激な寮生活に耐えられないのではと不合格に。

その直後、道頓堀の「松竹楽劇部生徒養成所」に、半ば押しかけで入団する。

この「松竹楽劇部生徒養成所」(後に大阪松竹少女歌劇団=OSSK に改名)が、『ブギウギ』に登場する「梅丸少女歌劇団(USK)」のモデルと考えられる。

というわけで、松竹楽劇部、大阪松竹少女歌劇団 (OSSK) 現在のOSK日本歌劇団と、宝塚歌劇団の違いを簡単に書いてみる。

OSKは少人数で、日本各地の劇場で、レビュー形式の公演を行う。

●宝塚は規模が大きく、専用劇場を持ち、芝居とレビューを組み合わせた公演を行う。
※レビュー形式とは、歌やダンス、コメディ、漫才などのエンターテイメント要素を組み合わせた観客を楽しませるために多彩なエンターテインメント要素を組み合わせた舞台形式

OSKは個人契約制で、宝塚は社員契約で始まってタレント契約。

これ以上はネタバレになるといけないから書かないが。

あとがき

世間の評判は、半分半分って感じでしょうかね。

私の周辺では、「まだまだ分からない」が多いです。

ここから先は、もう “好み” の問題かもしれませんね。

コテコテの大阪が舞台のベタな朝ドラを好きかどうか?

個人的には、放送前に制作統括の福岡利武氏「これまでの朝ドラにはないほどの歌と踊り」が出てくると語っていたので、そこに至るまでは様子見かなって思います。


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【これまでの感想】

第1週『ワテ、歌うで!』
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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