ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

転職の魔王様 (第11話/最終回・2023/9/25) 感想

転職の魔王様

関西テレビ制作・フジテレビ系・新 月10ドラマ『転職の魔王様』
公式リンク:WebsiteX(旧TwitterInstagram

第11話/最終回『夢をあきらめろなんて言うつもりはありません』の感想。

なお、原作の小説・額賀澪「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」は未読。



来栖(成田凌)の元同期で、エネルギー開発事業を専門に扱う商社に転職した児玉(小関裕太)が、「一緒にアフリカで働こう」と来栖をスカウト。再び夢を追いかけられる機会に来栖の心は揺れる。そんな中、3年前に来栖が担当した滝藤(駿河太郎)が、夢である広告プランナーの職に就きたいと相談に訪れた。前回、広告代理店への転職がかなわなかった滝藤は、現在は食品会社で販促イベントの雑務を担当しているという。夢に再挑戦する滝藤の姿に自分を重ねる来栖。一方、児玉が千晴(小芝風花)に来栖の説得を頼む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:小説・額賀澪「転職の魔王様」「転職の魔王様2.0」
脚本:泉澤陽子(過去作/ブラックスキャンダル、大恋愛、リコカツ) 第1,2,4~9
   小峯裕之(過去作/SUITS/シーツ2、ドクターX-7、ドクターホワイト) 第3,8,10,最終
演出:堀江貴大(過去作/花嫁未満エスケープ、正しい恋の初めかた) 第1,2,5,6,10,最終
   丸谷俊平(過去作/#リモラブ、ハコヅメ、すきすきワンワン!) 第3,4,7,9
   保坂昭一(過去作/すべて演出補…グッドドクター、監察医朝顔、元彼の遺言状) 第8
音楽:横山克(過去作/朝ドラ「わろてんか」、メネシス、最愛、Dr.チョコレート)
   橋口佳奈(過去作/朝ドラ「わろてんか」、群青領域)
主題歌:milet「Living My Life」
オープニング曲:LIL LEAGUE from EXILE TRIBE「Monster」
プロデューサー:萩原崇(過去作/後妻業、DIVER-特殊潜入班-)
   清家優輝(過去作/しろめし修行僧、スタンドUPスタート)
※敬称略



単純な盛り込み過ぎで、焦点ボケになったのでは?

この程度でも満足する人はいると思うが。

今作が描こうとしていること、最終回だからやりたいことは分かっているつもりだ。

しかし、たった1時間の最終回で過去の10話を収束させるのは、流石に工夫がないというか。

いや、むしろあれこれ考え過ぎて、単純な盛り込み過ぎ、焦点ボケになったのでは?

来栖も千晴も、ほとんど何もせずに見学と演説だけって?

整理整頓してみよう。

■前回で、来栖(成田凌)が大阪支社の立ち上げを任され、千晴(小芝風花)が独り立ちすることに。

■今回は、来栖に転職話が持ち上がって、千晴が弟子卒業の最終試験に。

■その上、社内では来栖の独立の噂に、アルバイトの犬飼(藤原大祐)の就職相談。

■更に、キッチンカー型のカフェバー「NORTH AND SOUTH STYLE」の店舗展開。

■そして、通常枠での3年前に来栖が担当した滝藤(駿河太郎)の転職案件。

■更に更に終盤では、千晴の大阪行きに、1年半の時間経過まで。

ほぼすべてのエピソードが転職・就職に関連しているのは認める。

だから、描くなとは言わない。

しかし、どう考えても、たった1時間の最終回に盛り込み過ぎだと思う。

私には、通常案件の部分を詳しく描いている尺がないから “元さや” にしたように見えてしまったし。

そうでないにしても、来栖も千晴もほとんど何もせずに見学して、演説するだけなのは、やりすぎ、じゃなくて、やらなすぎ!

来栖の転職の話を、千晴の最終試験にするだけで良かった…

これ、全部取っ払って、来栖の転職の話を、千晴の最終試験として、丁寧に描くだけで良かったと思う。

千晴の明確な成長も見えただろうし。

続編はないと思うが。

進化した千晴と変化した来栖の新生バディが楽しめそうな予感はさせることができたはず…

やはり、それなりにいいエピソードでも盛り込み過ぎは互いを相殺しちゃうという当然の結果だ。

来栖の過去を何度も描きすぎたのも…

そろそろ総括。

そもそも、今作は “過去” を何度も盛り込んできた。

普通なら序盤で一度、中盤でもう一度くらいなのに。

今作は、「また?」と感じるくらい何度も盛り込んできた。

これだけでも “連ドラ” として足踏み状態の印象が強くなって、前進している感じがしない

なのに、今作は毎回、来栖や千晴たちプロ側の過去と、相談者の現在を重ねて描いてきた。

それが悪いとは思わない。

ただ、基本的に重ねるのだから、がっつりと過去を描くのはそこそこにしておくべきだった。

もったいない…

あとがき

原作が『3.0』を描けば、続編の可能性も無きにしも非ずですが。

この視聴率の原因を研究して、再就職、再チャレンジしてほしいです。


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!

★Amazonのなか見!検索で立ち読みできます!


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!

★Amazonのなか見!検索で立ち読みできます!

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18240/


【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

転職の魔王様 最終話

来栖(成田凌)の商社勤務時代の同期で、エネルギー開発事業を専門に扱う商社に転職した児玉(小関裕太)が現れ、一緒にアフリカで働こうと来栖を誘います。 一度は諦めた夢を再び追いかけられるチャンスに、来栖の心は揺れ動きます。 そんな中、3年前に来栖が担当した滝藤(駿河太郎)が、学生時代からの夢である広告プランナーの職に就きたいと相談に来ます。 現在、37歳の滝藤は、前回、広告代理店への転職が...

転職の魔王様 第11話(最終回)

内容来栖(成田凌)の前に、元同僚の児玉(小関裕太)が現れる。商社に転職したという児玉は、来栖をヘッドハントしようとする。「一緒に働こう」と。そんななか、来栖が3年前に担当した滝藤航平(駿河太郎)が、“シェパード・キャリア”にやって来る。希望する広告代理店に転職出来ず。広告宣伝に力を入れている大手食品会社に転職したが、現在は、販促イベントの雑務をしているということ。偶然にも10歳になる息子・優...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: