連続テレビ小説「らんまん」 (第122回・2023/9/19) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『らんまん』
公式リンク:Website、NHK高知局応援ページ、東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報、X(旧Twitter)、Instagram
第122回〔全130回〕/第25週『ムラサキカタバミ』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
万太郎(神木隆之介)は徳永(田中哲司)に辞表を提出。植物学教室を去る日、佑一郎(中村蒼)が大学へやってくる。翌年度から教授となるのだ。それぞれ別の道を行く万太郎と佑一郎だが、目指す場所は同じなのだと確認しあう。そして時代が明治から大正へと変わる頃、千歳(遠藤さくら)と虎鉄(濱田龍臣)が結婚。万太郎、寿恵子(浜辺美波)は二人の幸せを心から祝福する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7,12,13,18,19,25週
津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8,16,21週
深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 第9,10,14,20,24週
渡辺哲也(過去作/マッサン、ひよっこ、なつぞら、青天を衝け) 第11,17週
石川慎一郎(過去作/カムカムエヴリバディ/第18週のみ) 第15,23週
小林直毅(過去作/鎌倉殿の13人/第37回のみ) 第22週
廻田博思(過去作/「らんまん」植物担当の助監督) 第24週
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略
一つだけ誤魔化さなかった点がある
あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)
「ようきんしゃったなぁ」のみんなぁも、ご常連のみんなぁも、あしが管理人の “みっきー” やか!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人の “みっきー” です!)
ここ最近の今作は、アバンタイトル無しだと、ほぼ必ず時間経過をして過程をごまかす傾向があるが。
今回も、正にそれだ。
しかし、一つだけ誤魔化さなかった点があるから、書いておこう。
それは、万太郎(神木隆之介)が徳永(田中哲司)に辞表を提出し、植物学教室を去る場面だ。
過去の思い出を “回想シーン” としてインサート(挿入)して、<映像的>な表現をした。
ここんとこ、時間経過がすさまじいため、今がいつで、誰が何歳なのかよく分からない。
だから、きちんと “過去” を盛り込んで、時間経過を演出するのは良いことだ。
まあ、プロの演出としては出来て当たり前のレベルだから、失礼だから褒めはしないが(苦笑)
"連ドラ""主人公"の回想シーンとして呆れるくらいにお粗末
褒めない理由はほかにもある。
それは、“連ドラ” の、それも “主人公” の回想シーンとしては、呆れるくらいにお粗末だからだ。
今作をず~っと見てきた視聴者なら分かると思う。
今回でインサートされた「植物学教室にいる万太郎」のカットが貧弱だったことに気づいたと思う。
植物学教室への出入りを許可されてから、ロシアの植物学の権威・マキシモヴィッチ博士が絡んだエピソードの第12週『マルバマンネングサ』や第13週『ヤマザクラ』の12週分が中心。
何が言いたいのか?
その後の「植物学教室にいる万太郎」で印象的な映像は、万太郎と田邊(要潤)が水生植物「ムジナモ」でバトルを繰り広げた第17週『ムジナモ』くらいだ。
ホント、8月、9月は「植物学教室にいる万太郎」の印象がほぼ無い(苦笑)
知ってのとおり、月俸 15円の就職が決まって働いていたはずなのに、それも無い!
要するに、今作のメイン監督が模範的な回想シーンの使い方で主人公の心境を描写することを披露したが。
その回想シーンが少な過ぎて、かえって違和感を生んだ… というわけ。
メイン監督なのだから、もう少し全体を見渡す視点が必要だったと思う。
千歳と虎鉄が結婚って???流石に、端折り過ぎじゃ?
ラストの、“コトナ” 同氏の結婚も、同じような現象といえる。
そもそも、“本編” がこれまで描いてきた千歳(遠藤さくら)と虎鉄(濱田龍臣)が結婚って???
流石に、端折り過ぎじゃ?
事前の報道で、ふたりが結婚することは公になっていたし、アイドルだから “大人の事情” で盛り込むとは思っていたが。
まさか、交際期間をすっ飛ばして祝言って???
この程度で結婚するなら。
そもそも、これがアリなら…
祖母・タキ(松坂慶子)が万太郎と姉の綾(佐久間由衣)を結婚させて… のくだりで、結婚していないことのほうが不自然)というか。
おっと、史実の牧野博士は、19歳で2歳年下の従妹で以前から許嫁の猶さんと祝言を挙げ、牧野猶さんは本家の酒問屋」「岸屋」の若女将となったのだが
万太郎は活動してのか? しないのか?
もう一つ、雑の権化を書いてみる。
それは、例の神社合祀にまつわるエトセトラ… の、活動のこと。
万太郎は活動してのか? しないのか?
“ナレ死” ならぬ “ナレ活動” で処理するなら、盛り込む必要はなかったのでは?
デモに参加するとか、新聞記事になるとか、1カットでいいから入れるべき!
おっと、先日も書いたが、史実に無いから書かないなら、最初から書くべきでないと思うが。
あとがき
今作のエピローグだから、大した期待もしてませんが。
ここまで雑で、すっ飛ばして進めてきたのは想定外です。
主人公を描かず、脇役の変化ばかりを描くだけ。
ホント、もう “連ドラ” として破綻寸前だと思いますよ。
それにしても、浜辺美波さんが8月29日で 23歳になったばかりで、遠藤さくらさんが10月3日で 22歳なんですね。
う~~~~ん、別になんでもありません(失笑)
みっきーの植物図鑑(第128回)
ウォーキングコースの歩道の植え込みに一輪だけ咲いていた「ヒガンバナ(彼岸花)」です。

2023年(令和5)のお彼岸は、9月20日(水)~9月26日(火)ですが。
ヒガンバナが咲く気温は、約20~25度とされています。
正に、最低気温が20度前後になるお彼岸の頃が適温というわけです。
昨日の千葉県北西部が、最高気温 32度、最低気温 27度ですから、暑すぎます。
ただ、この写真の場所は一日中建物の半日陰の涼しい場所なので、開花が早かったと推測できます。
来週には「彼岸花まつり」に行く予定なので、最終週にまた詳しく書きますが。
赤い彼岸花の花言葉は、燃える炎のような赤い花びらから「情熱」「独立」。
開花時期が短いため別れを連想させることから「諦め」「悲しい思い出」「再会」。
その時の心情に合わせて選んだらよいと思います。
結びに
ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18229/
【これまでの感想】
第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 土
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 土
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 土
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 土
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 土
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 土
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 土
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 土
第9週『ヒルムシロ』
41 42 43 44 45 土
第10週『ノアザミ』
46 47 48 49 50 土
第11週『ユウガオ』
51 52 53 54 55 土
第12週『マルバマンネングサ』
56 57 58 59 60 土
第13週『ヤマザクラ』
61 62 63 64 65 土
第14週『ホウライシダ』
66
67 68 69 70 土
第15週『ヤマトグサ』
71 72 73 74 75 土
第16週『コオロギラン』
76 77 78 79 80 土
第17週『ムジナモ』
81 82 83 84 85 土
第18週『ヒメスミレ』
86 87 88 89 90 土
第19週『ヤッコソウ
91 92 93 94 95 土
第20週『キレンゲショウマ』
96 97 98 99 100 土
第21週『ノジギク』
101 102 103 104 105 土
第22週『オーギョーチ』
106 107 108 109 110 土
第23週『ヤマモモ』
111 112 113 114 115 土
第24週『ツチトリモチ』
116 117 118 119 120 土
第25週『ムラサキカタバミ』
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