真夏のシンデレラ (第11話/最終回・2023/9/18) 感想

フジテレビ系・月9『真夏のシンデレラ』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)r、Instagram、TicTok
第11話/最終回『ついに最終回…!!』の感想。
匠(神尾楓珠)が夏海(森七菜)をかばって交通事故に遭う。けがで大工の仕事に戻れないかもしれないと知った夏海は、匠のそばにいると決意。健人(間宮祥太朗)に「もう会えない」と告げる。一方、理沙(仁村紗和)に本当の家族になりたいと伝えた宗佑(水上恒司)には転勤の話が舞い込む。守(白濱亜嵐)は、修(萩原利久)が愛梨(吉川愛)と別れた後も仕事に集中できていないと聞き…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:市東さやか(過去作/『第34回ヤングシナリオ賞』大賞受賞)
演出:田中亮(過去作/コードブルー3、アンサングシンデレラ、イチケイのカラス) 第1~3,6,7,最終話
柳沢凌介(過去作/踊り場にて、#who am I) 第4,7話
下畠優太(過去作/やんごとなき一族) 第5,8.9話
高橋由妃(過去作/「日曜の夜ぐらいは…」第5,7話) 第9話
音楽:末廣健一郎&MAYUKO(過去作/婚姻届に判を捺しただけですが)
主題歌:緑黄色社会「サマータイムシンデレラ」
※敬称略
頑張って、まとめてみました キリッ!
『VIVANT』の “79分スペシャル” は短く感じたのに。
いっそ、“30分縮小スペシャル” でも放送してほしかった(笑)
脚本家の真意は分からないが。
とにかく、風呂敷を広げまくって、あれこれと恋バナを描いてきたから。
頑張って、まとめてみました キリッ!
こんな感じだろうか。
もう少し "良い意味で" 期待を裏切ってほしかった…
最近の若い人たちは “ハピエン” と略すほどハッピーエンドが好きなようで。
どこもかしこも “ハピエン” で。
ハッピーエンドはともかく、恋愛ドラマなんて “まとめ” る必要なんてないのでは?
別れたっていいし、片思いのままだっていいし。
恋バナのいいところでもあり、特徴でもあるのは、決着をつけなくても良いことだと思う。
それこそ、考察系ドラマなんかは、まとめてもらわないと困るが。
せめて、もう少し “良い意味で” 期待を裏切ってほしかった… それだけ。
前回よりも、俳優陣の演技でキャラの個性が際立った
今回で良かったのは、前回よりも、各登場人物の個性を俳優陣が演技で表現していたこと。
もう、セリフで個性を描くのは無理だから、俳優さんが頑張ったのかも?
おかげで、それぞれの個性の違いが少しは見えてきた。
そもそも、この程度のことは第1話からやるべきで。
せめて、第3話くらいでは確立してもらわないと困る。
これ、脚本上は、作品も登場人物も初期設定では個性があった。
しかし、いざ映像で動き出すと。
女性3人とも、明るくて元気で感情表現が豊かで… と、ほぼ一緒。
逆に男性キャラたちは、暗めで元気がなくて感情を表に出さない… と、ほぼ一緒。
こんな人たちがごちゃごちゃ動いたどころで、誰が何かよく分からない。
もちろん、俳優さんが違うのは分かるが。
やはり、演出(演技指導)含めて、演技で、今回くらいに個性的にキャラを創造してほしかった。
そして、企画段階で、連ドラ初の脚本家なのだから、一組のカップルに絞り込んで書かせてあげる配慮もほしかった。
流石に、メジャーデビュー作が『月9』で、人気俳優を集めての恋愛群像劇はハードルが高すぎたと思う。
あとがき
結局、最後まで書いちゃいました。
脚本家さんも、頑張ったと思います。
某局のセリフで煽るだけの考察系学園ドラマよりは、ずっと良かったと思います。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18227/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話
- 関連記事
-
- 連続テレビ小説「らんまん」 (第122回・2023/9/19) 感想 (2023/09/19)
- 転職の魔王様 (第10話・2023/9/18) 感想 (2023/09/19)
- 真夏のシンデレラ (第11話/最終回・2023/9/18) 感想 (2023/09/19)
- 連続テレビ小説「らんまん」 (第121回・2023/9/18) 感想 (2023/09/18)
- VIVANT (第10話/最終回79分スペシャル・2023/9/17) 感想 (2023/09/18)