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連続テレビ小説「らんまん」 (第116回・2023/9/11) 感想

連続テレビ小説「らんまん」

NHK総合・連続テレビ小説『らんまん』
公式リンク:WebsiteNHK高知局応援ページ東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報X(旧Twitter)Instagram

第116回〔全130回〕第24週『ツチトリモチ」』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


再度、渋谷へ向かった寿恵子(浜辺美波)。弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたボーロに感動したり、芸者たち(入山法子・実咲凜音)の話を聞いて、渋谷の町に魅了されていく。そして、弘法湯の佐藤(井上順)、荒谷(芹澤興人)らを座敷に呼んだ寿恵子は、この町で人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7,12,13,18,19
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8,16,21
   深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 第9,10,14,20,24
   渡辺哲也(過去作/マッサン、ひよっこ、なつぞら、青天を衝け) 第11,17
   石川慎一郎(過去作/カムカムエヴリバディ/第18週のみ) 第15,23
   小林直毅(過去作/鎌倉殿の13人/第37回のみ) 第22
   廻田博思(過去作/「らんまん」植物担当の助監督) 24
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略



月曜にクジラといえば『ちむどんどん』以来のツッコミドラマを思い出す…

あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)

「ようきんしゃったなぁ」のみんなぁも、ご常連のみんなぁも、あしが管理人の “みっきー” やか!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人の “みっきー” です!)

月曜日の冒頭で、万太郎(神木隆之介)が “クジラ” の文鎮を使っている。

月曜日に “クジラ” といえば、朝ドラ『ちむどんどん』以来の “ツッコミドラマ” と話題のフジの月9『真夏のシンデレラ』との共通点だ。

おっと、私にとっては最近の『らんまん』が『さんまん』に見えるように、今作も ほぼ “ツッコミドラマ” になっているが(苦笑)

今週の演出は、今作の植物担当の助監督・廻田博思氏

殆どの人は興味関心はないと思うが。

今週の演出担当は「二人体制」で内一人は今作初演出の廻田博思氏だ。

廻田氏は、NHKドラマ・ガイド『らんまん Part1』に植物担当の助監督として掲載されている。

仕事内容は、撮影時の季節に合わせて、本物の草花を探して用意したり、ない場合は・草花のレプリカ製作をやっている「西尾製作所」に発注する係だ。

というわけで、中堅の先生に若手が指導を受けつつ… が、今週のようだ(困)

きっと来週の「渋谷での神社合祀」につなげるつもりだろう

もう面倒だから書いてしまうが。

時代と内容を考えれば、今後は 明治の末期、明治39年(1906年(明治39)から始まった内閣による全国に広がった「神社合祀」につなげるつもりなのだろう。

「神社合祀」とは、各集落に複数ある神社を合祀して、一町村一神社にしなさいという勅令だ。

日本は古くから「神の国」と呼ばれるように、神道(神様、神社を崇拝する)を強く主張する勢力がいて、全国の神社の数を減らし、残った神社に経費を集中させることで、一つの神社を大きくし威厳を持たせて、神社の経営を継続的に確立しようとしたのだ。

しかし、これは、すべての神社、信者の希望ではなく、なのに政府が押し進めたため、全国で反対運動が起こった。

渋谷でも、渋谷駅近くに鎮座していた「田中稲荷神社」と、道玄坂上に鎮座していた「豊澤稲荷神社」の大きな二社が合祀され、豐榮稲荷神社(豊栄稲荷神社)」となった。

まあ、これ以上は予想が当たってしまうとネタバレになるから書かないが。

話を今作に戻すと、この渋谷地区での「神社合祀」に、高知での自由民権運動をつなげて、早川逸馬(宮野真守)らも再登場させつつ、万太郎と寿恵子の物語を描くつもりだと推測する。

しかし、困ったことに、今週に限っては、先週同様に “ほぼ寿恵子のスピンオフ週” だが(苦笑)

残り3週だからこそ、やってはいけないミスを犯している!

そもそも、今作が残り3週間だからこそ、やらないほうがいい、いや犯してはいけないミスがある。

それは、「図鑑が売れない」という状況を描くために、万太郎の苦悩、万太郎の本心を第一に描くことが最も大切なのに。

万太郎を励ますのが虎鉄(濱田龍臣)で、その上、たったの4分9秒のアバンタイトルだけ。

残りの “2/3” は、女将コスプレの浜辺美波さんのプロモーションビデオで“寿恵子の頑張り”を描くという信じられないミス。

これ、ナレーションで、「寿恵子は寿恵子で頑張っていました」で十分でしょ?

万太郎に直接関係ないキャラのエピソードなんてただの蛇足

美波ちゃん、寿恵ちゃんがお目当ての人は、この程度で満足だと思うが。

一発屋キャラを、お笑いゲストの棒読みで登場させようが。

「東急グループの祖」と称される五島慶太がモデルの相島(森岡龍)が出ようが。

「天才実業家」と呼ばれた阪急阪神東宝グループの創始者・小林一三がモデルの小林(海宝直人)が出ようが。

万太郎に直接関係性を持たないキャラのエピソードなんて、蛇足でしかない。

当然、「万太郎の物語」ではないのだ。

もちろん、「でも “万太郎の妻の物語” でしょ? 問題ない」と思うのは勝手だ。

確かに、「万太郎の妻の物語」でも、一瞬でも寿恵子と相島や小林とのやり取りの中に「槙野万太郎」の名、「図鑑」が登場しなければ、スピンオフ、場外の話なのだ。

夜空を見上げるカットを同じにしても、つながって見えない

ホント、最後の最後までミスしっ放し!

せめて、寿恵子が道玄坂の裏通りの居酒屋「荒谷」の店主・荒谷佐太郎(芹澤興人)と軒下で万太郎や子供のことを話すとか。

同じ時に、夜空を見上げる万太郎が、寿恵ちゃんや子供たちのことをボソッとつぶやくとか。

私が毎月の「満月の記事」に書いているように、「同じ月を見ている」なら「思いも同じ」を映像で見せるべきだったのだ。

まあ、演出家はその “つもり” だろうが、こんな稚拙な演出、学生でもやらないと思う。

なぜ、そうディレクターの端くれの私でも思うのか?

そんなの、簡単な理由だ。

終盤で店から出てきた寿恵子が夜空を見上げるカットがある。

あれの演技、演出、劇伴で、誰が「寿恵子が万太郎を思って夜空を見上げた」と感じるだろうか?

寿恵子は待合茶屋の女将だから、客足が引けたら、夜空を見て、明日の天気を予想して、客の入り具合や仕入れを考えると見るのが普通だと思う。

万太郎が夜空を見上げるカットだって、寿恵子の直後だから「そういうつもりなんだろうな」と好意的に見るが、それ以上の受け取りは感じられないのだ。

それこそ、子供たちが夜泣きして縁側であやす万太郎が「寿恵ちゃん」とポソッとつぶやいて空を見上れば良かったのだが。

プロに失礼を承知で書くが、この程度の “つもり” は “演出をやったこと” にならないから!

もし、私と違う意見なら、あなたが好意的に脳内補完をしているだけ、あなたが脳内で創作しているだけだと思う。

寿恵子のモデルである「壽衛さん」について

残り3週間なので、少し長くなるが、もう寿恵子(浜辺美波)のモデルである「壽衛さん」について書いてみようと思う。

壽衛さんは、1873年(明治6年)、元彦根藩士の小澤一政の次女として東京飯田町に生まれた。

子どものころは家が裕福で、踊りや唄を習うなど豊かな暮らしをしていた。

しかし、陸軍に勤めていた父が亡くなり、財産を失い、東京で母とともに小さな菓子屋を営んで生計を立てていた。

牧野博士が壽衛さんと出会ったのはその菓子屋だった。

大学への通学路にあった店の前で壽衛さんを見初めたのだ。

牧野博士は石版印刷の修行中でお金がなく、印刷屋の主人に仲人を頼んで、1888年(明治21年)、博士 26歳、壽衛さん 15歳でふたりは所帯をもった。

ここまでで、「これドラマのあらすじでは?」と思うかもしれないが、それだけ今作が “史実寄り” だということだ。

牧野博士「ほとんど毎年のように子供が生まれる」

“史実寄り” は、まだまだ続く。

借家で夫婦生活を始めたが、生活はすぐに困窮した。

博士が使う研究費は膨大で、資金援助していた高知県佐川の生家(酒問屋)も、ついに破綻。

なのに、博士は大量の標本や資料本を保管するために、給料より高い家賃の家を借りていた。

更に、牧野富太郎著『牧野富太郎自叙伝』(講談社2004年)には、「ほとんど毎年のように子供が生まれる」と書かれているように、牧野夫妻には最終的に子供が 13人生まれた。

とにかく、牧野博士はお金には完全に無頓着だった

とにかく、牧野博士はお金には完全に無頓着だった。

月俸 15円(現在の貨幣価値で 9万2千円)では到底生活できず。

生活費や研究費のために、博士が高利貸しから多額の借金を続けた。

因みに、当時の大卒の国家公務員の書忍従が「50円(現在の貨幣価値で 2千2百円)」の時代。

槙野家の負債額はその約20倍の「986円(現在の貨幣価値で 605万円)」。

因みに、「第104回(8/24)の感想で、1916年(大正5年)には、現在の貨幣価値で約1億円の借金を抱えていた(驚)」と書いた。

ザックリ計算すると、今の今作中を1897年(明治30年)だと仮定すると、それから約 19年後に負債は「約 16.7倍」に膨れ上がったことになる。

生前の壽衛さんは牧野博士のことを"道楽息子"と例えていた

そんな困窮生活で、借金取りの対応をするのは壽衛さんの役目だった。

何せ、第一子(園子:幼いくして亡くなる)出産 3日後には、一人で歩いて債権者との交渉に出向いたとされている。

借金取りが来ると家の外に赤旗を立てて博士に知らせ、博士は赤旗がなくなるまで外で待っていたのも、事実。

もちろん、博士は研究のみ!

先の『牧野富太郎自叙伝』にも、生前の壽衛さんが自分の事ことを “道楽息子” と例えていたと書かれている。

博士は植物採集に行く時はビシッとした服装で出かけるも、壽衛さんは継ぎ接ぎだらけの振るい着物を着て、娯楽も遊びもしなかった。

子育て、家計のやりくり、借金取りの対応に明け暮れた壽衛さんは、1928年(昭和3年)に55歳で亡くなった。

壽衛さんにスポットライトを当てるのは悪いとは思わない

博士が、献身的に研究を支えてくれた壽衛さんへの感謝の気持ちを表したのが、新種のササに、博士は壽衛さんを「スエコ」と呼んでいたらしく、「スエコザサ」と名付けたという愛情を感じるエピソードが残っている。

しかし、そのササ、実は壽衛さんが闘病している時に出かけた宮城県仙台市での植物採集で見つけたササなのだ(汗)

まあ、どこまでも研究のみ! なのだ。

このことから分かるのは、女性の権利、女性の尊厳、女性の誇りを大切にする時代に、壽衛さんにスポットライトを当てるのは悪いとは思わない。

いやむしろ、『ゲゲゲの女房』のように描いたら、今の時代を考えると、ホント面白い作品になったと思う。

あとがき

ハッキリ言います。

もっと、「夫婦の二人三脚」を強調したほうが良いです。

これ、完全に、「二本立て」だと思いますよ!

投稿が遅れましたが「土曜日版の感想」も細かく書きましたので、読んでいただけると嬉しいです。

みっきーの植物図鑑(第121回)

先日、毎年恒例の山梨県甲州市勝沼周辺のぶどう狩りやワインセラー&地元人気レストラン巡りに行って来ました。

さて、このブドウの品種は分かりますか?

ピノノワール

答えは、フランス・ブルゴーニュ地方を代表する赤ワイン用ブドウ品種「ピノノワール」です。

透明感のあるルビー色で、比較的タンニン(渋さ)が少なめの、香りが穏やかで口当たりが滑らかなワインになります。

8月末から今頃にやるのが「摘房(てきぼう)」という作業です。

摘房とは、ブドウ棚などに鈴なりについたブドウの房を、ある程度切り落とし数を減らします。

例えば、まだ青(緑色)で熟していない房は幹から取ってしまうわけです。

そうすると、1本の木になるブドウの房の数が減って、一房あたりのブドウの凝縮感(うま味、甘味、深味)が強いブドウができます。

この摘房のやり方次第で、完成するワインの味が大きく左右されるのです。

結びに

ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。


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【これまでの感想】

第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 
第9週『ヒルムシロ』
41 42 43 44 45 
第10週『ノアザミ』
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第11週『ユウガオ』
51 52 53 54 55 
第12週『マルバマンネングサ』
56 57 58 59 60 
第13週『ヤマザクラ』
61 62 63 64 65 
第14週『ホウライシダ』
66  67 68 69 70 
第15週『ヤマトグサ』
71 72 73 74 75 
第16週『コオロギラン』
76 77 78 79 80 
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91 92 93 94 95 
第20週『キレンゲショウマ』
96 97 98 99 100 
第21週『ノジギク』
101 102 103 104 105 
第22週『オーギョーチ』
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第23週『ヤマモモ』
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第24週『ツチトリモチ』

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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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