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連続テレビ小説「らんまん」 (第108回・2023/8/30) 感想

連続テレビ小説「らんまん」

NHK総合・連続テレビ小説『らんまん』
公式リンク:WebsiteNHK高知局応援ページ東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報X(旧Twitter)Instagram

第108回〔全130回〕第22週『オーギョーチ』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


里中(いとうせいこう)や岩﨑(皆川猿時)からの推薦で、万太郎(神木隆之介)は学術研究員として台湾へ行くこととなった。恩田(近藤公園)から護衛用にピストルの購入を命じられるが、万太郎は納得できない。徳永(田中哲司)からは帝国大学の人間としていくことを自覚するよう注意を受ける。万太郎から話を聞いた寿恵子(浜辺美波)は、ピストルの代わりに「日本植物志図譜」をお守りに持たせ、台湾へと見送るのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7,12,13,18,19
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8,16,21
   深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 第9,10,14,20
   渡辺哲也(過去作/マッサン、ひよっこ、なつぞら、青天を衝け) 第11,17
   石川慎一郎(過去作/カムカムエヴリバディ/第18週のみ) 第15
   小林直毅(過去作/鎌倉殿の13人/第37回のみ) 22
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略



何曜日になったら、本当の意味での "物語" が始まるの?

あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)

「ようきんしゃったなぁ」のみんなぁも、ご常連のみんなぁも、あしが管理人の “みっきー” やか!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人の “みっきー” です!)

これ、先週金曜日の最終シーンで「菊くらべ」の直後に、寿恵子(浜辺美波)が提出した「ノジギク」に感動した岩崎弥之助(皆川猿時)が、陸軍大佐の恩田(近藤公園)に “口添え” して…

週明けの月曜日の冒頭で、万太郎(神木隆之介)が久し振りに植物学教室にやって来たら、早速徳永(田中哲司)に呼び出されて、主題歌明けに今回の冒頭を<直結>で良かったような(苦笑)

そうすれば、貴重な時間を25分近くを失わなくても済んだのに…

きっと、「それだと、日本の植物学が変革したことが伝わらないのでは?」と思うかもしれない。

しかし、この台湾調査に、直接的に植物学の変容が必要あるだろうか?

日清戦争に勝って、いわゆるバブルになって変わっただけで良いのでは?

それに、勝手に “創作” するならば、むしろ、大学がバブルを利用して植物学をより推進させるために万太郎を学術研究員として台湾へ派遣させようとし、そのために<政治力>を利用して大学に呼び戻したことにすれば良いだけのことなのだから。

まあ、こうしてしまうと、万太郎以外は全員 “敵” “悪者” になってしまうが、モヤモヤ状態よりはマシだと思うが。

今一つ分からないのが、万太郎は一体何に悩んでいるのか

“この程度” で「名作だ!」「秀逸な脚本と演出!!」と思える人は別にして… と。

とにかく、脚本も演出も俳優も「万太郎が悩んでいる」ことを表現したいのはよく分かるし、伝わってくる。

しかし、今一つ分からないのが、万太郎は一体何に悩んでいるのか? だ。

 ●日本の植物学が変わってきたこと?
 ●植物学教室が変わってしまったこと?
 ●徳永教授や細田助教授(渋谷謙人)の変わりっぷり?
 ●大窪(今野浩喜)が言い残した言葉?
 ●波多野(前原滉)たちがやり始めたこと?
 ●台湾に行くこと?
 ●大佐の上から目線?
 ●ピストル携行?
 ●そもそも大学で月給をもらえる立場になったこと?

「全部でしょ?」と決めてしまうのは簡単だ。

でも、やはり “ドラマ” として考えると盛り込み過ぎだと思う。

リアルでは悩みは一つに決められないとは思うが、“ドラマ” としては絞り込んだほうが断然分かりやすくなるし、何より主人公の真意が見えるし伝わるからだ。

無理して "悩み" を複数盛り込む必要はない

では、どうして盛り込み過ぎに見えてしまうのか?

本来は、前段で書いたように、徳永や細田、波多野たちが「行くなら万太郎しかいない!」としておけば、万太郎の悩みは限定されたのだ。

でも、月曜日と火曜日を割いて「日本の植物学は変わった」を強調してしまったために、万太郎が “そこ” に抵抗感を抱いていることも強調されたから、悩みになってしまったのだ。

陸軍大佐の言動についても同じことがいえる。

単純に、「岩崎の口利きで軍人が動いた」だけに留めておいて、徳永たちは便乗するだけで良かったのだ。

言っちゃ悪いが、前回でも書いたように、史実では大した成果をあげられないのだから、今作だってそれに準ずるはずだ。

従って、サクッと台湾へ行っちゃって、帰国後に脚本家が好きそうな “夫婦の感動エピソード” に仕立てて、今週は終了になるに決まっている(と、思う)。

だったら、無理して “悩み” を複数盛り込む必要はないってことだ。

演出の下手さが…

そう感じてしまうには、演出の下手さも影響している。

それは、脚本以上に、演出がエピソードの力関係の調整方法が適切でないからだ。

上記の 10項目を並列に描いてしまったから、何が本当の悩みなのか分かりにくいのだ。

演出がうまくない例を挙げてみる。

それは、次の細田のセリフについてだ。

細田「知らないんだ お前は。
 留学先で 日本人が どれだけ惨めか!」


私は、この細田のセリフが、万太郎を調査団に推薦できる徳田たちの本心だと思っている。

だから、この時の徳田も “涙を飲む” ような動作をしている。

従って、徳田も細田も、万太郎に “熱鉄を飲む” 思いをしてくれ! と、言っているように感じるのだが、万太郎は細田の言ったことに、ほぼ無反応で終わっている。

これでは、脚本家が細田のセリフを盛り込んだ意味が失われていると思うが。

もっと、これまでも、今回も、寿恵子を丁寧に描けば…

寿恵子のくだりなんて、本当にもったいないの一言だ。

それこそ、「あ… 万太郎さん」だって…

きっと、脚本には字幕にあったように「あ… 万太郎さん」と書いてあったと思う。

でも、浜辺美波さんの演技は「あっ!?」と、安堵と驚いた感じが入り混じった複雑な芝居になっている。

神木さんの「寿恵ちゃん お帰り」も、どこかホッとした感じで話している。

なのに、その後の “やりとり” は、意外すぎるほどに淡々と描写されている。

これ、それこそ、これ以前に、万太郎は寿恵子や子供たちのことを心配する様子や。

寿恵子が仲居をやりながら万太郎や子供たちを思っていることを丁寧に描いていれば、これくらい淡々な描写でも、好意的な脳内補完で「心の内では…」と思えたと思う。

でも、今週の寿恵子は宴会芸を披露したくらいしか印象がないから…

脚本も褒められたものではないが、演出が脚本を補強しようとしていないことが問題だと思う。

きっと、ネットニュースや SNSでは絶賛しまくると思うが、本当にそんな状態だろうか? と、思う。

だって、今週に入って描いたのって、「万太郎が大学に戻って、台湾に行くことになりました」という “まえがき” 程度なのに、どこをどう絶賛するのか…(呆)

あとがき

ちなみに、史実で重要なのは、牧野富太郎博士が「ピストルを携帯した初の海外調査団の一員」だったことです。

自伝などには、撃たれたとか、命が危険にさらされた等の記載はありません。

私は今作は “フィクション” だから史実にこだわる意味はないとは思います。

でも、ここまで史実をなぞって作るなら、妻・壽衛さんの名前をつけた「スエコザサ」があるくらいに、“永遠の自然児” であった牧野博士を支えた妻の献身的な支えを丁寧に描いても良いと思います。

それと、今週は、完全にどアップの花がレプリカに見えますね(苦笑)

みっきーの植物図鑑(第112回)

今回は、ちょっと捻ってみましたよ。

下は、私が行きつけの南房総市にある地酒地魚寿司「大徳家」さんの看板です。

さて、どこに「菊の花」があるでしょう?

地酒地魚寿司「大徳家」さんの看板

答えは「看板の真ん中」でした(笑)

菊政宗

なぜ、日本酒メーカー名に「菊」がついているのか?

それは、江戸時代に日本酒ブームがあって、兵庫の灘地方で新しい日本酒の名前を考えている際に、あるお坊さんが目の前にあた仏教の経典「臨済正宗(りんざいせいしゅう)」が目に留まり、「清酒(せいしゅ)」と「政宗(せいしゅう)」の音が似ていることから、読み方だけを変えて「政宗(まさむね)」としたら大ヒット。

で、全国に「○○政宗」という日本酒がたくさん生まれました。

その後の明治時代になって、菊のブームがやって来たころに、当時の社長が「菊をつけよう」ということで「菊政宗」が商標登録されました。

ですから、意外と先週の「菊くらべ」とご縁のある話題ってわけです(こじつけですけど…笑)

読者のグレース様から「菊くらべ」に質問をいただいたのでお返事を書きました。
良かったら読んでみてください。

拍手コメント返信(2023/8/29):「菊くらべ」に登場したすべての菊たちを私なりに解説します!
https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18170/

結びに

ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。


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【これまでの感想】

第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 
第9週『ヒルムシロ』
41 42 43 44 45 
第10週『ノアザミ』
46 47 48 49 50 
第11週『ユウガオ』
51 52 53 54 55 
第12週『マルバマンネングサ』
56 57 58 59 60 
第13週『ヤマザクラ』
61 62 63 64 65 
第14週『ホウライシダ』
66  67 68 69 70 
第15週『ヤマトグサ』
71 72 73 74 75 
第16週『コオロギラン』
76 77 78 79 80 
第17週『ムジナモ』
81 82 83 84 85 
第18週『ヒメスミレ』
86 87 88 89 90 
第19週『ヤッコソウ
91 92 93 94 95 
第20週『キレンゲショウマ』
96 97 98 99 100 
第21週『ノジギク』
101 102 103 104 105 
第22週『オーギョーチ』
106 107

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連続テレビ小説『らんまん』第108回

内容里中(いとうせいこう)や岩崎(皆川猿時)らの推薦で、万太郎(神木隆之介)は、学術調査団の一員として台湾へ行くことに。そして恩田(近藤公園)からピストルの準備を命じられ、戸惑う万太郎。すると里中や、徳永(田中哲司)細田(渋谷謙人)が。。。敬称略作、長田育恵さんどこまで、“好意的な解釈”という名の“創作”を行えば良いかが、ホントに分からないです。一番の疑問は、万太郎の悩みだ。植物学教室なのか...
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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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