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連続テレビ小説「らんまん」 (第106回・2023/8/28) 感想

連続テレビ小説「らんまん」

NHK総合・連続テレビ小説『らんまん』
公式リンク:WebsiteNHK高知局応援ページ東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報X(旧Twitter)Instagram

第106回〔全130回〕第22週『オーギョーチ』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


徳永教授(田中哲司)に正式な助手として迎えられた万太郎(神木隆之介)は7年ぶりに植物学教室に戻る。徳永からは教室内の標本を充実させることだけを命じられる。万太郎にとってはありがたい仕事だが、この時、徳永らが目指していたのは顕微鏡の奥の世界。万太郎の研究は古いと大窪(今野浩喜)にも言われてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7,12,13,18,19
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8,16,21
   深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 第9,10,14,20
   渡辺哲也(過去作/マッサン、ひよっこ、なつぞら、青天を衝け) 第11,17
   石川慎一郎(過去作/カムカムエヴリバディ/第18週のみ) 第15
   小林直毅(過去作/鎌倉殿の13人/第37回のみ) 22
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略



今週の演出は、今作初担当の若手?

あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)

「ようきんしゃったなぁ」のみんなぁも、ご常連のみんなぁも、あしが管理人の “みっきー” やか!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人の “みっきー” です!)

ファースト・カットから嫌な予感が “らんりつ” だ(笑)

なぜ、“物語” の大きな転換期であり、久し振りの「植物学教室」の話なのに、最初のカットを「青長屋」の全景にしないし、主人公の顔をしっかりと見せないのか?

これでは、これまでやってきた「その一方で…」のレベルの場面転換にしかなっていないのだ。

それこそ、先週の津田温子氏の演出が脚本を巧みに補強して、“物語” で魅せてきたから期待したのに…

前述の『あさイチ』を見た人なら分かると思うが…
撮影現場で監督の判断があれば脚本のセリフを全部削除することだってできるくらいに “ドラマ” の質をコントロールできるのが演出担当なのだ。

だから、もっとシャキッとやっていただきたい。

そんな嫌な予感でクレジットタイトルを見たら、これまで公式なものには記載がなかった小林直毅氏が今週の演出担当になっていた。

調べてみると、分かった範囲の過去に担当したドラマ(オーディオドラマは別にする)は『鎌倉殿の13人』の第37回のみ。

朝ドラの終盤で、若手演出家に練習をさせることは稀にあるが、誰か先生がつきっきりでないと困るのだが…

演出家が脚本のト書きを映像化しているだけ…

粗探しをするつもりはないが、例えば気になったのは主題歌明けの研究室の照明と人物配置だ。

時間は昼まで、白衣を着た学生4人の背後の窓から外光が差し込んでおり、机の上の電球は消えている。

だったら、学生たちは窓のほうに向かって座ったり立ったりするのでは?

だって、虫眼鏡で資料を見ているのに、みんなで影を作ってどうするの? ってことなのだ。

ついでに書くと、その直後に万太郎(神木隆之介)が顕微鏡に見入る場面があるが、ここ最近の演出なら窓の外から万太郎の表情を撮影するアングルのカットで見せたと思う。

これだって、顕微鏡を置く位置を変えるなり、窓を開けておけば良いだけのこと。

あれこれ書かずにサクッと書けば…

演出家が脚本のト書きを映像化しているだけ… なのだ。

「万太郎が植物学教室の廊下を歩く」「万太郎が研究室に入る」「万太郎が顕微鏡を見ている」を撮ってつなげているだけになってしまっているのだ。

これでは、説明にもなっていない。

う~~~ん、ここへきてこの演出では困ってしまうのだが。

設定や説明は "ドラマ" でない!

サクサクっといこう!

今回で脚本家が描きたかったのは、次の徳永教授(田中哲司)に尽きると思う。

徳永「今や この国の植物学は とっくに次の段階に入ろうとしている」


簡潔に書けば、万太郎が自宅で植物学をやっている間に、世界の、日本の、植物学はだいぶ進んだし、変化もしたと。

だから、大学も、徳永も、そして万太郎も変化するものだ… と。

これ、 “ドラマ” としては、徳長や大窪(今野浩喜)のセリフで “情勢説明” をやっているだけでは?

確かに、予告編を見ると(内容は書かない)いろいろと起こるから、そのためにも変化を説明しておく必要があるとは思う。

でも、いつも書くことだが「設定や説明は “ドラマ” でない!」のだ。

どうして、これだけ “大きな変化” があるにもかかわらず、“ドラマ” として成立していないのか?

答えは、昨夜放送されたTBSの日曜劇場『VIVANT』第7話にあったのだ。

感想にも書いたとおり、「内容的には大きな変化が幾つも盛り込まれていなくても、“物語” が明確に変化していることが伝われば、面白くなるのは当然」がヒントだ。

そう、変化した結果ではなく、変化した状況が丁寧に描写されていないからだ。

いくら大量のセリフで説明されても、映像で見せないと…

今回は、私が考える「2つの原因」を書いてみる。

その一つ目が、万太郎が助手に誘われた “意味” や “意図” が明確に表現されていないこと。

確かに、セリフによって「月給15円」も「やるべきこと」も強調されている。

ただ、如何せん、すべてが台詞によって説明されているから、どうしても「セリフを聴くドラマ」になってしまっているのだ。

やはりここは、あまり推したくない案ではあるが、経済的に困っている万太郎や、仲居として働く寿恵子(浜辺美波)の回想シーンや。

それこそ徳永がドイツの学校や宿で悔しい思いをしているワンカットでもあったら、だいぶ印象は違ったと思う。

当然のことだが、“テレビドラマ” なのだから、映像によってメリハリをつけて “説明臭さ” を薄めるのも、演出家の大きな仕事なのだ。

映像、音楽などの表現力に乏しい…

二つ目は、万太郎の描き方が、かなり消極的だということ。

これも、あまり褒めたいくない演出だが、印象的な神木隆之介のどアップがワンカットもない。

万太郎(大窪も)はどのカットも、ほぼ「ミディアムショット」が中心だ。

少し「ミディアムショット」を説明すると…

被写体や被撮影者の上半身や腰から上の部分を、背景も一部含めて中くらいの距離で切り取った映像や写真のこと。

つまり、被写体の顔や身体の表情や動作を鮮明に捉えつつ、周囲の状況も一定程度含めて表示されるショットのこと。

従って、被写体の表情や仕草、背景の一部の情報を伝えるのに適しているから、物語や情報をわかりやすく伝えるのに役立つのは確か。

しかし、同じような「ミディアムショット」が続くと “説明臭さ” が強くなるのだ。

だって、すべてが一部、一定程度しか見えていないわけだから。

やはり、もっと被写体を全身で捉えて、いる場所の全体も見える「ワイドショット」や、顔や表情を寄って捉える「クローズアップショット」などをうまく盛り込んで、メリハリやリズムを生み出す必要があったと思う。

更に劇伴も、流れてはいるが、至って薄く無難に鳴っているだけって感じだし。

月曜日だから説明過多になるのは致し方ないが、もっと “ドラマ” として魅せる必要はあったと思う。

『らんまん』関連のよい番組を紹介

2023年8月26日(土)の15:51から、NHK総合で放送された『らんまん』関連のよい番組を紹介したい。

『牧野富太郎の植物発見紀行?天空の花園・北海道利尻島

120年間の夏に牧野博士が‘天空の花園’と呼んでいた北海道の利尻島に植物採集の旅に出た。

今なら「弾丸採集」ともいうべき無謀な登山で出会った新種の花の話、牧野博士の天才っぷりや異常なこだわりを、関係者と紹介する30分番組だ。

出演は松坂慶子さん、いとうせいこうさんで、ナレーションが安藤玉恵さんと『らんまん』尽くしなのも見どころだ。

見逃し配信リンク

あとがき

大転換期なので、説明過剰になるのは止むを得ないとは思います。

でも、ここまでセリフ頼みで構成しちゃうと、「土曜日版」のナレーションなら、30秒もあれば済むのでは?

みっきーの植物図鑑(第110回)

今朝、ウォーキング中に公園で見つけた実ですが、何の実でしょう?

エンジュの木になっているサヤの実

答えは、「エンジュ(槐)」の木になっている、サヤに入った実です。

中国原産のマメ科の落葉高木で、7~8月に白い花が咲きます。

大気汚染に強く丈夫な上に、種子がヒヨドリの好物なので運ばれるため、あちこちに育つ傾向があります。

公園や道端なのでよく見かけるのも、そんな理由だと思います。

花(の写真はないですが)の花言葉は、「幸福」「上品」。

中国では、出世すると庭に植える習慣があるので、幸福を呼ぶ縁起のよい木とされています。

結びに

ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。


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【これまでの感想】

第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 
第9週『ヒルムシロ』
41 42 43 44 45 
第10週『ノアザミ』
46 47 48 49 50 
第11週『ユウガオ』
51 52 53 54 55 
第12週『マルバマンネングサ』
56 57 58 59 60 
第13週『ヤマザクラ』
61 62 63 64 65 
第14週『ホウライシダ』
66  67 68 69 70 
第15週『ヤマトグサ』
71 72 73 74 75 
第16週『コオロギラン』
76 77 78 79 80 
第17週『ムジナモ』
81 82 83 84 85 
第18週『ヒメスミレ』
86 87 88 89 90 
第19週『ヤッコソウ
91 92 93 94 95 
第20週『キレンゲショウマ』
96 97 98 99 100 
第21週『ノジギク』
101 102 103 104 105 
第22週『オーギョーチ』

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連続テレビ小説『らんまん』第106回

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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