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VIVANT (第7話・2023/8/27) 熱め&長めの感想

VIVANT

TBSテレビ系・日曜劇場『VIVANT』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram

第7話『宿命編・宿命の兄弟の対峙!!そして…』の感想。



ブルーウォーカー・太田(飯沼愛)の協力で、乃木(堺雅人)らは「テント」のサーバーから重要な情報を得る。テントの日本での犯行を防ぐため、司令・櫻井(キムラ緑子)の下に乃木や黒須(松坂桃李)ら6人の「別班」精鋭部隊が集結。乃木は一同に、ベキ(役所広司)が自身の父で元公安だと明かす。乃木らがテントに近づく一方、野崎(阿部寛)ら公安は乃木を徹底的にマークし…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:原作:福澤克雄(過去作/他の原作作品は不明
脚本:八津弘幸(過去作下町ロケット、陸王、ミス・ジコチョー、おちょやん) 第1~7
   李正美(過去作/半沢直樹2020、ドラゴン桜2021) 第1,4,7
   宮本勇人(過去作/DCU(脚本協力)) 第2,5
   山本奈奈(過去作/ドラゴン桜2021) 第3,6
演出:福澤克雄(過去作/半沢直樹1,2、小さな巨人、下町ロケット、ドラゴン桜2021) 第1~5,7
   宮崎陽平(過去作/下町ロケット、半沢直樹2020、日本沈没2021、DCU) 第1~7
   加藤亜季子(過去作/ノーサイド・ゲーム特別編) 第1~7
音楽:千住明(過去作/LEADERSリーダーズ、流星ワゴン、アルジャーノンに花束を、LEADERS II)
※敬称略



8/21日(月)の『ひるおび』で39分間の特集コーナーを放送

今回の感想は、3つの異なった目線で書いてみる。

まずは、いつもと違った “より客観的な目線” で書いてみようと思う。

とにかく、『VIVANT』はネット上で話題になっている。

いや、ネットだけでなく、8月21日(月)には TBS系列ではあるが情報番組『ひるおび』で39分間(CM抜きで)の特集コーナーを放送していた。

坂東彌十郎さんは短パンの私服で、富栄ドラムさんは「ドラム」の衣装で、スマホの音声翻訳(声:林原めぐみ)がすべて喋る徹底ぶりで。

当然の内容は、序盤では堺雅人さんや阿部寛さんらの主演キャストについて

続いて、モンゴルでの壮大なロケなどに触れ。

中でも多くの時間を割いたのが、「味方と敵は?」や「真実か嘘か?」という謎めいた展開の解説と、そのことに対する視聴者の考察がネットで熱い! という紹介だ。

番組内では、‘赤ペン瀧川’こと瀧川英次氏が出演し、独自の考察をゲストコメンテーターたちと繰り広げていた。

なぜこんなに、ネットニュースが考察記事をばらまくのか?

もちろん、既にテレビの情報番組が扱うのだから、当然、TBSラジオでもひっきりなしにステルス番宣(すぐに見破れるが)も投入されている(笑)

いや、第3話くらいから、エンタメ系やスポーツ新聞系のウェブメディアが、積極的に考察記事を提供し始めているのも、ご存知だと思う。

考察記事が増加する背景は、視聴者の多くが “自分の考察” を SNSを通じて投稿し、そのまた多くの視聴者が “他の人の考察” を楽しんでいるから…

メディア側も便乗すれば、PV(ページビュー、アクセス数のこと)を伸ば(増や)せるからにほかならない。

周到な作り手側の… 考察を楽しませる数々の仕掛け

ただ、どんなに PVを増やそうと TBSや他のメディアが必死になったところで、やはり、肝心の『 VIVANT』が面白くなければ、お話にならない。

でも、作り手は視聴者を遥かに超えており、1話の中盤に意図的に謎を織り込み、後半や終盤で更にその謎がひっくり返りそうな “おまけ” をくっつけて終わらせる

更に巧妙な仕掛けは、公式サイトや公式 SNSを利用して “いい感じのネタばらし” をやる。

従って、一度今作にハマってしまうと、放送中、放送直後、そして翌日、翌々日と、違った味わいで “考察を楽しむ” ことができるように緻密に計画されているのだ。

そう、「一粒で●度おいしい!」ってやつだ。

更に、『VIVANT』で興味深い現象は、場外でメディアや視聴者が考察をやりまくっているが、意外と「その考察は間違っている!」という異論へのツッコミが少ないことだ。

むしろ、「それもあるよねぇ」的に、視聴者もネット記事の記者も一緒に作品を楽しんでいるように見える。

これは、他の “ドラマ” では、あまり見たことのない現象だ。

う~ん、「テレビドラマを見ること」が「考察をすること」になっているといっても過言でない。

それだけに、異常ともいえる不調な作品が多い「2023年の夏ドラマ」において、今作だけが一人勝ちしているのも何となく頷ける。

ちなみに、私は「テレビドラマを見ること」が「考察をすること」になるのは、基本的に良いことだとは思わない

ただ、いかなる理由でも「ドラマを見たい」を思う人が増えることは、作り手のモチベーションを下げない効果はあると思う。

あとは、その作り手たちに、飛び道具で誤魔化さないでも鑑賞に堪えうる作品を作って欲しい、それだけのことだ。

変化の数より、変化の分かりやすさが作品を面白くする

続いての感想は、“いつも” の視点で。

まず、“物語” として、とても単純になって分かりやすい展開になったのは良かったこと。

続いて、今回は冒頭から “6人” を一つの塊として動かしたから、圧倒的にテンポが良かった。

やはり、内容的には大きな変化が幾つも盛り込まれていなくても、“物語” が明確に変化していることが伝われば、面白くなるのは当然だということだ。

更に、やり方次第では、最近よくある、そうそう同局が放送中の『トリリオンゲーム』のように、第1話の冒頭で全容を見せてしまって、あとは時間軸を一気に遡るという構成をやれば、今回が第1話でも良かったわけだ。

いや、むしろ “最近よくある” をやらなかったことに、私は今作の原作担当でメイン演出の福澤克雄の思い入れがあるように思う。

ただ、ちょっと心配なこともある。

それは、今作の結末が「劇場版」や「配信」でなければ、既に第7話で残りは何話あるの? ということ。

流石に、あと数話で片付けるとなると、相当頑張る必要がありそうだが。

まあ、ここまで計算されているから、お手並み拝見しようと思う。

「スター・ウォーズ」「隠し砦の三悪人」「砂の器」へのオマージュ?

最後は、ちょっぴり “脱線” の視点で。

実は、福澤氏が放送前の番宣で、自身が映画『スター・ウォーズ』のファンであることを公言し、主人公は冒険しないとダメ… と語っていた。

既に、あちこちでも当然考察されていると思うが…

福澤氏は私と同年代だから…
当然、自身が作る映像に映画『スター・ウォーズ』や…
決闘を描かせたら右に出る者はいない黒澤明監督や…
黒澤監督の助監督を務め、日本のサスペンス映画の基礎を作ったといっても過言でない野村芳太郎監督ら…
影響を受けていないはずがない!

だから、第1話を中心に黒澤監督の映画『隠し砦の三悪人』を彷彿させるカット割りがあったり。

方言を操る異様な集団が起こす犯罪を… なんて部分は、正に松本清張作『砂の器』であり、福澤氏も2004年版を今作の劇伴担当の千住明氏とドラマ化しているし。

言い出したらキリがない! 「スター・ウォーズ」へのリスペクト!

更に、言わずもがなだが、私も大好きな『スター・ウォーズ』関連だ。

そもそも、「ある星の若き戦士が成長する物語を邪魔する悪の組織‘帝国軍’リーダーのダース・ベイダーに立ち向かうも、実はベイダーはルークの父親だった…」という設定は、ほぼ一緒(笑)

今回でも登場した「家紋入りの短剣」は、スター・ウォーズ(以下「SW」と略)の「宇宙船の残骸から古代文字が刻まれた短剣」と似ているし。

組織「テント」のマークは、「SW」の帝国軍のマーク(画像あり)とホントにそっくり。

熱く語っちゃえば、今作の舞台「バルカ」が砂漠なのは、「SW」のタトゥーインと同じ。

もう、ついでに書いちゃおう。

‘ルーク・スカイウォーカー’こと乃木(堺雅人)が、‘レイア姫’こと柚木薫(二階堂ふみ)と恋仲になって。

‘ハン・ソロ’こと野崎(阿部寛)の協力者が、‘チューバッカ’ことドラム(富栄ドラム)で。

フォース(銀河系のあらゆる生命を繋ぐエネルギー場)のダークサイド(暗黒面)に墜ちた‘ダース・ベイダー’ことノゴーン・ベキ(役所広司)。

序盤の頃の、砂漠で背の高い野崎と跪く乃木の構図なんて、「SW」のロボット「R2-D2」と「C-3PO-」だし。

一応断っておくが、これらを決して “パクリ” だなんて思わない

「SW」だって、大元は「ギリシャ神話」からインスパイアされて作られた作品だから、世界中のクリエーターたちが個性溢れる想像力と創造力でアレンジして名作を創出すれば良いことだからだ。

最後に、もしも「SW」に当てはまるなら、それこそ…

‘ルーク’こと乃木が、‘ダース・ベイダー’ことノゴーン・ベキを、ジェダイ(自由と正義の守護者)に戻せるのか? ということになる…(笑)

あとがき

なんだかんだで、私も考察しちゃいましたね(苦笑)

それにしても、連ドラとして半分は過ぎているはずなので、次回の後半あたりから整理整頓し始めて、最終章に突入! という感じでしょうか。

とにかく、これまでどおりに、物語の展開を見守って楽しもうと思います。


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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