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連続テレビ小説「らんまん」 (第105回・2023/8/25) 感想

連続テレビ小説「らんまん」

NHK総合・連続テレビ小説『らんまん』
公式リンク:WebsiteNHK高知局応援ページ東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報X(旧Twitter)Instagram

第105回第21週『ノジギク』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


寿恵子(浜辺美波)は植物採集へ出かける万太郎(神木隆之介)にキクを探してきてほしいとお願いする。そして迎えた“菊くらべ”当日。みえ(宮澤エマ)や菊千代(華優希)らが持ち寄ったキクを岩崎(皆川猿時)が品評する。華やかなキクが並ぶ中、最後に寿恵子が差し出したのは白くて小さな「ノジギク」。寿恵子は花の魅力を堂々と語り出す。その言葉は岩崎の胸に響いて…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7,12,13,18,19
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8,16,21
   深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 第9,10,14,20
   渡辺哲也(過去作/マッサン、ひよっこ、なつぞら、青天を衝け) 第11,17
   石川慎一郎(過去作/カムカムエヴリバディ/第18週のみ) 第15
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略



りんのこのセリフで、万太郎のやる気を明確にした

あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)

「ようきんしゃったなぁ」のみんなぁも、ご常連のみんなぁも、あしが管理人の “みっきー” やか!
(「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、私が管理人の “みっきー” です!)

まず、今回は基本的に「?」と思った部分はない(ホッ)

最初に良かったのは、今週はほぼ、いや完全に「寿恵ちゃんのスピンオフ週」なのに、冒頭で十徳長屋の差配人・江口りん(安藤玉恵)に次のように言わせたことだ。

りん「草花でしか 役に立たないんだからさ!」


そのとおりなのだ。

「ノジギク」の史実については前回書いたから詳しく触れないが。

やはり、牧野富太郎博士をモデルにした作品なら、「ノジギク」を描くなら万太郎(神木隆之介)を強調しないと、ほぼ意味がないのだ。

その意味で、りんのこのセリフで、万太郎がやる気になったのを明確にしたのは良いことだ。

二人の子役に手に付いたおにぎりのお米を食べて取る演技

ちなみに、小さなことだが、この庭での食事シーンでいい演出、演技指導があった。

それは、二人の子役に手に付いたおにぎりのお米を食べて取るという演技を付けたこと。

ここ、子役にはセリフがないから、演技を付けないと聞いているだけになってしまう。

当然、りんと、噺家・牛久亭 九兵衛(住田 隆)は食べる芝居で、万太郎と寿恵子のやり取りを聞いている。

それに子役も合わせたということだ。

実は、食べながらセリフをしゃべるのはとても難しいとされ、食べ物を扱いながら演技をするのも難しいのだ。

特に子役は、食べる芝居に没頭して、聴く芝居が疎かになりやすい。

しかし、今回の場面では、全体が一つの「食事」として見えていた。

これは、なかなか難しい要求であるが、子役ちゃんたちも頑張ったと思う。

寿恵子が質入れした八犬伝の本のことを、万太郎が言及

サクサクいこう。

今回の脚本で大いに評価したい二大ポイントの一つが、寿恵子が質入れした八犬伝の本のことを、万太郎が言及したこと。

当然といえば当然なのだが、やはり “ドラマ” は描いてなんぼなのだ。

描かずして視聴者に創作させるのは、作り手の仕事の放棄と同じこと。

やはり、しっかり映像で提示すべきなのだ。

「カタバミ」の使い方も良かった

演出でも、良い部分が幾つもあった。

キクを採取することを決心する万太郎が見入っていたのが、十徳長屋に咲いている「カタバミ」の花だった。

第45回(6/2)で、りん、倉木えい(成海璃子)、宇佐見ゆう(山谷花純)が万太郎の恋の悩みを聞くくだりで、咲いていた花だ。

そして、第69回(7/6)では、学歴がなく植物の学名を発表できないことを悩んでいた万太郎に、佑一郎(中村蒼)が博物館の先生に相談したら良いと指を刺した先にあったのも「カタバミ」だった。

カタバミの花言葉は「喜び」「輝く心」「あなたと共に」だ。

今回も、万太郎と寿恵子の大きな転機と共に、先にあるであろう幸福に向かう指針のように感じる、いい演出だった。

万太郎と寿恵子の手前を見切れた"大工"の演出に注目!

「カタバミ」の直後に、今回で最も良い演出があった。

それは、次の万太郎のセリフの時だ。

万太郎「わしに できることがあったら 何でもやるき」


この時に、万太郎と寿恵子と、カメラの間を、上手(かみて:画面右)からフレームインさせ下手(しもて:画面左)に通過させたことだ。

映像業界では「見切れ」というが。

これまでも、今週は通行人が度々登場していた。

しかし、今回は、あろうことか主人公夫婦の前を堂々と横切った

先日の立ち食い蕎麦屋で食事をしていた大工のように見えたが。

“テレビドラマ” として見れば、主人公の前をエキストラが横切るなんて、あまりやることではない。

しかし、“現実” として見れば、よくある風景だ。

完全に妄想だが…

●やっとお金のこと、仕事としての植物学に気づいた万太郎に…
●万太郎と岩崎弥之助(皆川猿時)の今後の関係に…
●菊比べを通して起こることに…

大工という、建物の骨格となる下地を木材(←これも植物)でつくる仕事を重ねているのかも?

演出家の真意は分からないが、何か意味があると思う。

それこそ、その意図を今後の展開から見つける “考察” にこそ、大きな意味と価値があると思う。

あとがき(その1)

「きれいに、まとめました」と言い放つのはもったいないくらいに、良くできた金曜日の締め方だと思います。

一つだけ惜しかったのは、菊比べの中で、万太郎が採集している回想シーンがなかったこと。

まあ、諸事情があるでしょうが、ワンカットくらいあっても良かったと思います。

未だに「なぜ、寿恵子のスピンオフ週?」の疑問は残りますが、ラスト1か月への分岐点としては悪くなかったです。

あとがき(その2)

ここで、ちょっとお恥ずかしい話をしましょう。

私が小学校低学年の時に、描いた絵(B3のポスターサイズ)です。

一応、東京都の小学生が参加する美術コンクールで入賞したんですけど。

竹藪を歩く虎

その理由が、「寅の前を一本の竹が通っていること」と「寅が竹を踏みつけている」のが、寅の勇ましさと、自然の強さの両方を表している… でした。

でも、竹を寅の前に一本立てるのは意図的にやったのですが。

寅が竹を踏みつけているのは、先に竹を描いちゃったので足を描くところがなかった… でした(笑)

終わり良ければ総て良しです(爆)

みっきーの植物図鑑(第108回)

前回に続いて、『らんまん』との連動企画ですので、何という「キク科」の花でしょうか?

ピンポンマム

答えは、「ピンポンマム(ピンポン菊)」の<ティエラシリーズ>です。

愛知県豊橋にある菊の品種改良で有名な「イノチオ精興園」が作出したシリーズで、全9種類あります。

オランダ原産の「ピンポンマム」の名前の由来は、ピンポン球に似ているからだそう。

また、オランダ産の系列を「ピンポン菊」、アメリカ産を「ポンポン菊」と呼ぶことが多いとか。

特長は、日本古来の菊の楽しみ方はパーッと咲く前のツボミから咲き始め、そして半円状に開いた頃を愛でますが、こちらはまん丸に満開の状態を楽しむことです。

茎の根元まで花弁があるのでまん丸に見えるわけですが、その形状がかわいいし、円満を感じさせるため、結婚式のブーケや披露宴の装花によく使われます。

ピンポンマムの花言葉は、まん丸のかわいいルックスと、小さな花弁が精巧に集まって咲く様子から、「私を信じて」「君を愛す」「真実」「高貴」などがあります。

結びに

ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。


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【これまでの感想】

第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 
第9週『ヒルムシロ』
41 42 43 44 45 
第10週『ノアザミ』
46 47 48 49 50 
第11週『ユウガオ』
51 52 53 54 55 
第12週『マルバマンネングサ』
56 57 58 59 60 
第13週『ヤマザクラ』
61 62 63 64 65 
第14週『ホウライシダ』
66  67 68 69 70 
第15週『ヤマトグサ』
71 72 73 74 75 
第16週『コオロギラン』
76 77 78 79 80 
第17週『ムジナモ』
81 82 83 84 85 
第18週『ヒメスミレ』
86 87 88 89 90 
第19週『ヤッコソウ
91 92 93 94 95 
第20週『キレンゲショウマ』
96 97 98 99 100 
第21週『ノジギク』
101 102 103 104

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連続テレビ小説『らんまん』第105回

内容万太郎(神木隆之介)に植物採集で菊を探して欲しいと頼む寿恵子(浜辺美波)料亭で“菊くらべ”を行い、岩崎(皆川猿時)らの評価により、賞金が出ると。敬称略作、長田育恵さん気になったところがあるとすれば。完全に、寿恵子のスピンオフになっていること。おかげで、万太郎。。。。ほんとに探してきたか分からないし(笑)せめて、寿恵子の“解説”部分に、万太郎から教わっている“回想”を、もうちょっと混ぜよう...

菊くらべ>『らんまん』第21週

​​​​​​​​​アッサリしてんなあ… というのが田邊教授の最後の描写についての感想(笑) 次の瞬間には全く違う話になっちゃってるし。 でもまあ、万太郎視点だからね。 …ひじゅにですが何か? ​「昔の誰ぞを思い出すの」​by岩崎 第21週『ノジギク』 田邊教授の最後の瞬間を細かく描いても仕方ない。 意識を失う寸前に万太郎の顔が浮かぶなんて演出にしたら 陳腐もイイトコだ...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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