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シッコウ!!~犬と私と執行官~ (第7話・2023/8/22) 感想

シッコウ!!~犬と私と執行官~

テレビ朝日系・火曜9時枠の連続ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』
公式リンク:WebsiteX(旧Twitter)InstagramTicTok

第7話『ビルの屋上で任侠バトル!?』の感想。



ひかり(伊藤沙莉)が言いかけた「お願い」が気になる小原(織田裕二)に手紙が届く。消費者金融の取り立てを恐れた夫が自分を置いていなくなったという妻・睦子の訴えだった。消費者金融の担当者の土山(波岡一喜)も立ち合いを申し出る中、小原は急ぎ、ひかりらと睦子のアパートへ。土山が動揺する睦子に怒号を上げる一方、小原は室内に差し押さえられる物はないと判断するが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:ドキュメンタリー小説・小川潤平『執行官物語』(購入不可)
脚本:大森美香(担当作/未解決の女1,2、あさが来た)
演出:田村直己(過去作/ドクター-X 1~7、六本木クラス) 第1,2,5
   星野和成(過去作/ハゲタカ、イチケイのカラス、未来への10カウント) 第3,4.6
   高橋貴司(過去作/限界団地、青のSPスクールポリス) 7
音楽:得田真裕(過去作/家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、MIU404、石子と羽男、星降る夜に)
主題歌:SEKAI NO OWARI「ROBO」
※敬称略

連ドラとしての残りの最終章は一体化した演出にしたかった

執行官室の撮り方や面々のカット割りが微妙に違うと思ったら、演出担当が今作は初担当の高橋貴司氏だった。

別に書くほどのことではないが、逆に、やっぱりベテラン同士でメインの田村直己に星野和成氏は寄せて合わせてきているってこと。

ただ、今回は今までとちょっと違った構成(後述する)だから、敢えて “初担当” にして、連ドラとしての残りの最終章は一体化した演出にしたかったのかもしれないが。

2つの案件を"威圧的の土山"と"温和な土山"見事に合体!

では構成というか、内容について書いてみる。

まず、今回で注目したのは、2つの案件を『タンタンファイナンス』の社員・土山(波岡一喜)で連結させている点だ。

波岡一喜さんの個性や演技力のおかげもあるが、「威圧的の土山」と「温和な土山」がうまく接着剤の機能を果たしており、これまでで最も秀逸な構成だった。

やはり、基本的に「執行官のお仕事ドラマ」は難しいし、とっつきにくいのだ。

だからこそ、1話の中で、「債権者」と「債務者」を同時に描く。

それも、同一人物に両方を体験させることで、単純に「人が変わった!」的な面白さを生んで、分かりやすく)もなる。

もしかすると、最初から、このパターンで構成したら、ゲスト俳優も際立つし、面白味がさらに増したかも。

また、隠した借金は雪だるまのように解けてなくならないが、雪だるま式に増えていくもの… という例えも分かりやすい。

惜しいのは、劇中(撮影時)は冬だが、放送時は真夏だから、ちょっと違和感を覚えて体舞うところだが。

それでも、今回あちこちに散りばめられた「解説パート」は、なかなか良くできていたと思う。

「警察の民事不介入の原則」も組み込んできた!

もう一つ良かったのが、「警察の民事不介入の原則」も組み込んできたこと。

これによって、更に “中立の立場” が強調された。

その上、『タンタンファイナンス』が入っている「鹿山田ビル」の社長・鹿山田順彌 役を山内圭哉さんが好演。

鹿山田を見て、同局の名作ドラマ『民王』(テレ朝/2015)の口調やイントネーションが独特な公安の新田を思い出した人もいたのでは?(笑))

チャレンジ精神を感じるドラマは応援したい

とにかく、脚本も演出も、分かりやすい表現を徹底的に追求しつつ、執行官の仕事が中立であることにもこだわって描いていることは、本当に良いこと。

最近はお仕事ドラマの乱立で差別化が必要なのに、そこから逃げる作品が多い中、チャレンジ精神を感じるドラマは応援したい。

更に、しっかりと、犬、特に今回は独居老人の飼い犬の問題にまで言及してきた。

まあ、広義に解釈すれば、「自分は、どこまで他人に介入できるのか?」という部分が共通項になっており、全体で伝えたいことが一体化しているのも見事だ。

もちろん、今作らしいコミカルな表現、中でも織田裕二さんが古き良き時代を引き合いに出して、令和をディするのも本当に楽しい。

久し振りに、よる9時スタートの連ドラで、安心して楽しめる作品に出会ったことが何よりもうれしい…

あとがき

最近は、「配信で…」「再生回数が…」「トレンド1位に…」と、(私に言わせれば)場外で “ドラマ” を評価して褒めまくる傾向にうんざりしています。

いくら、生活やツールが変わったって、面白ければリアルタイム視聴するわけですよね。

でも、見てくれる人がいないから、他の指標を作っては持ち出して誤魔化しているだけ。

そう考えても、地道な番宣でこれだけのリアタイ視聴率を出していれば、すごいと思います。

※次週(8/28)は『FIBAバスケットボールワールドカップ2023 1次ラウンド 日本×オーストラリア』放送のため、第8話は9月5日放送になります。


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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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