ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

真夏のシンデレラ (第7話・2023/8/21) 脚本に興味のある読者様向けの感想

真夏のシンデレラ

フジテレビ系・月9『真夏のシンデレラ』
公式リンクWebsiteX(旧Twitter)rInstagramTicTok

第7話『夏のど真ん中!恋も大盛り上がり!家族の絆と君の涙』の感想。


夏海(森七菜)が高校生の頃に家を出て行った母の茜(横山めぐみ)が突然、帰ってくる。父の亮(山口智充)によると、時折、連絡はあったらしい。夏海はふに落ちないものの、会いたかったと喜ぶ海斗(大西利空)を前に口をつぐむ。茜が匠(神尾楓珠)や健人(間宮祥太朗)とも顔を合わせる一方で、修(萩原利久)と一夜を共に過ごした愛梨(吉川愛)は、互いの仕事のために連絡を控えようと言い出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:市東さやか(過去作/『第34回ヤングシナリオ賞』大賞受賞)
演出:田中亮(過去作/コードブルー3、アンサングシンデレラ、イチケイのカラス) 第1~3,6,7
   柳沢凌介(過去作/踊り場にて、#who am I) 第4,7
   下畠優太(過去作/やんごとなき一族) 第5
音楽:末廣健一郎&MAYUKO(過去作/婚姻届に判を捺しただけですが)
主題歌:緑黄色社会「サマータイムシンデレラ」
※敬称略



新人脚本家の市東さやか氏が不憫でしかない

敢えて同じ “フジテレビ” だから言わせていただくが。

木曜劇場『この素晴らしき世界』のように、プロデューサーが自分のイメージを脚本家に伝えるより自分が書いちゃえというのも仕事放棄だが。

今作のように、恐らく周囲のベテランスタッフは気づいているのに、脚本家にダメ出しをしない)で放送するのもどうかと思う。

新人脚本家の市東さやか氏が不憫でしかないのだが…

というわけで、とにかく、サブタイトルに『夏のど真ん中!』とあるなら、「衣装に汗染みくらいつくりなさいよ!」と、まず言っておきたい(笑)

これのどこが<真夏の海が舞台の男女8人恋愛群像劇!>?

今回も、お台場のほうから「感想を書いて指摘して欲しい」と海風が吹いてくる暑苦し夢を見たので、お告げに従って書いてみる(笑)

まず、この内容の一体どこを見て<真夏の海が舞台の男女8人恋愛群像劇!>と評価したら良いのか?

もはや、真夏でなくても、海でなくても、成立する話ばかりなのだが。

話の膨らませ方が間違っている!

まず指摘しておきたいのは、話の膨らませ方が間違っている点だ。

そもそも、今作は、異常なくらいに「わざわざ」「偶然に」「突然に」「当然だから」と理由をくっつけては、やたらと登場人物を集結させて騒動を作り出すのがお得意だ。

今回は、「突然に」を使って、夏海(森七菜)や海斗(大西利空)の母・茜(横山めぐみ)を組み入れた。

それだけではなく、「わざわざ」借金問題を盛り込んでお涙頂戴エピソードに仕立てようと企んだ。

当然だが、脚本家がラストシーンで健人(間宮祥太朗)が夏海の涙を… を、やりたいだに… だ。

別に、そういうラストシーンで盛り上げたいのを否定はしない。

ただ、このような主人公本人以外の身内ネタを盛り込む時は、主人公パートが際立つように、他の部分をそれなりに固めておく必要があるのだ。

今作でいうなら、現状3組のカップルがいて、いずれも程度の差はあれど、既に第7話にもなっているのにモヤモヤと進行中でしかない。

もう、この時点で、主人公パートは埋没しているのだ。

だから、例えば、3組中の1組はとんとん拍子で既に結婚しちゃって “恋愛アドバイザー” 的に動くとか。

残りの1組もいい感じで、ついに婚前旅行(今は言わないか?)に行っている最中とかね。

そういう中で、夏海ひとりが取り残された気分でいる時に、母が “突然” にやって来るべきだったと思う。

第5話で、同じ失敗をやっちゃっているのに、またか…

まあ、今作は既に同じ失敗を第5話『恋と人生の大逆転!!』で、やっちゃっている。

それは、夏海の弟・海斗の妊娠騒動だ。

どうしても “母親代わりの夏海” を仕立てて土下座をやりたいから、あのようなトンでもエピソードを平気で盛り込んだと思う。

あの時だって、“わざわざ” 別の家族の妊娠騒動を “突然” 組み込んできたのだ。

今回も似てはいるが、どうしてもをやりたいのなら、やはり残りの2組はうまくいっていて、夏海と健人だけが沈滞ムード。

なぜなら、夏海は、“母親代わりの看板娘” を捨てて、恋愛しても良いのか迷っている… そんな感じで構築してくれば良かったのだ。

そうすれば、何となく家族に、店に、仕事に、恋に悩む主人公に共感できただろうし。

共感させることができていれば、夏海の母が借金目的で来た時に、自然に夏海を応援できたと思う。

そして、健人にも共感できたと思う。

もう、終わった話だが。

脚本家は"設定"を作ったなら最大限に活用すべき!

結局、今作は “設定” を使いこなしていないのだ。

いつも書くように、“設定” なんて “ドラマ” でも何でもない。

設定は、あくまでも物語を動かすための前提でしかない。

仕事、職場、立場、恋愛経験、家庭環境など、余程の奇抜な展開を用意していない限り、ただのお飾りでしかない。

脚本家がすべきは、その “設定” を十分に活用して、そのキャラクターを生き生きと描くことなのだ。

その意味では、今回ギリギリまともに仕事をしているのを描いたのは、理沙(仁村紗和)と健人、うっすらと愛梨(吉川愛)だけ。

もう主人公に至っては、サップのインストラクターも、食堂で働く様子も、ほぼない。

そうそう、先週から意味不明であったものの、女性キャラ3人でやる「シュシュシュ」の掛け声もなくなった。

これだけでも、今作の “設定” なんて、ただの “初期設定” だったことは分かると思う(失笑)

だからこそ、設定をいかさなければ「客寄せのための設定だったの!?」と批判されるのは当然のことなのだ。

3組のカップルの恋愛に大きな違いがない

もう一つ気になるのは、3組のカップルの恋愛に大きな違いがないこと。

いずれも、言う言わない、やるやらない、押してダメなら引いてみな… みたいに似ている。

“恋バナ” なんて、ただの都合のよいジャンル分けに過ぎない。

“ドラマ” で描くべきは、登場人物たちの人間としての在りよう、生きざまみたいなものだ。

だから、個性的に描かなければ “3組” も必要ない。

繰り返しになるが、「男女8人恋愛群像劇」なら、最低限 “3組のカップル” の三者三様をきっちり描くべきだったと思う。

その上で、8人を更に個性的に描く。

最近は、「Z世代」など、やたらと一括りにする傾向があるが、今作も “今どきの若者たち” と、ある種一括りにして済ませている。

でも、“ドラマ”、特に “群像劇” こそ “一括り” にしてはダメなのだ。

個性を描くことで、群像としての “一塊” 感を創出してこそ、群像劇としての人生模様が見えてくるのだから。

あとがき

え~~と、今回こそ最後にしようと思います。

それにしもて、今回のエピソード、修(萩原利久)が “初手つなぎ” しただけで、必要ありました?


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!


ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18149/


【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

真夏のシンデレラ 第7話

夏海(森七菜)は、朝の支度で忙しい中も、健人(間宮祥太朗)とメッセージを送り合います。 するとそこに、夏海と海斗(大西利空)が子供の頃に勝手に出て行った母・茜(横山めぐみ)が突然現れます。 茜は、何も言わずに出て行ったことを謝りたいと、亮(山口智充)たちに告げます。 その後、茜は食堂にやって来た匠(神尾楓珠)の成長した姿に驚きます。 相変わらず仲が良い夏海と匠の姿を見た茜は「いつ結婚...

真夏のシンデレラ #07

『引き裂かれた絆…!君の涙の理由とは…?君は俺が守りたい!』
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: