ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

連続テレビ小説「らんまん」 (第79回・2023/7/20) 感想

連続テレビ小説「らんまん」

NHK総合・連続テレビ小説『らんまん』
公式リンク:WebsiteNHK高知局応援ページ東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報TwitterInstagram

第79回第16週『コオロギラン』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


寿恵子(浜辺美波)に見送られ、万太郎(神木隆之介)と藤丸(前原瑞樹)は、植物採集の旅へと出かける。その頃、ヤマザクラの画が載った『日本植物志図譜 第二集』が、野田(田辺誠一)や里中(いとうせいこう)、そして、田邊(要潤)の元に届く。田邊は、画工の野宮(亀田佳明)に万太郎のような植物画を描くよう命じる。途方に暮れる野宮は波多野(前原滉)に顕微鏡での観察法を教えてほしいと相談し…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7,12,13
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8,16
   深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 第9,10,14
   渡辺哲也(過去作/マッサン、ひよっこ、なつぞら、青天を衝け) 第11
   石川慎一郎(過去作/カムカムエヴリバディ/第18週のみ) 第15
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略



恐れ入りますが…

「朝ドラ史上の最高傑作!」
「これが真の朝ドラ!」
「日本中が泣いた!」

など… と‘本気’で思った人は、読まないほうが今日1日ハッピーに過ごせます。

またの機会がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

「なぜ管理人は感動して褒めないの?」と思う人は、そのワケが分かると思います。

「なんかモヤモヤするぅ…」
「しっくりこないなぁ…」
「不満じゃないんだどぉ…」

など… と‘薄ら’でも感じた人は、「私だけじゃないんだ」とホッ♥とできて、歯がゆさの原因も見つかるかも…(笑)

もっと、日本のテレビドラマの質を向上させたい!

もう令和になったのだから…

あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)

あしが管理人の “みっきー” やか!
(私が管理人の “みっきー” です!)

寿恵子と浜辺美波さんのことを悪く書かないと拍手が増えるので、今回も褒めまくろう(笑)

一応、断っておくが…

私は、神木隆之介さんと浜辺美波さんがメインなら、朝ドラ『ゲゲゲの女房』(NHK/2010年前期)のように “夫を支える妻” を主人公にした女性主人公でヒロインの朝ドラでも良かったと思っている。

だから、毎度のように書いているとおり、せっかく浜辺さんを起用して “万太郎の相棒” を誕生させたのなら、史実とは別の “寿恵ちゃん” を再構築して捜索して欲しいと、今でも思っている。

そう、もう令和になったのだから、男女、夫婦などのカテゴリーに拘らず、同志、パートナー、相棒を描く朝ドラで良いと思うのだ。

この大前提を忘れないで欲しい…

ここは「長屋」なのだから…

さて、本編の感想を順に追っていこうと思う。

アバンタイトルから、気になったことがある。

これから身重の妻を置いて旅に出るのだから、万太郎(神木隆之介)は間違っていない。

万太郎「決して 無理は せんように」


ただ、この度は次のナレーションで二つの目的があると語られた。

N「万太郎は 植物採集とタキの墓参りへと 向かいました」


墓参りを兼ねているのだから、何か一言があっても良かったと思う。

それこそ、あれだけ仰々しく祖母・タキ(松坂慶子)の死を描き、その前に百人一首で戦った過去まであるのだから、「タキさんに孫の顔を見せたかった…」と涙を潤ませても罰は当たらないと思う。

こういうさり気ない一言が、寿恵子の優しさや人情味を補完すると思う。

それなのに、今作はお腹の赤ちゃんとの一人芝居をやって見せた。

まあ、世間一般にこの類の描写のウケが良いのは承知している。

ホームドラマとしては、むしろハナマル満点の表現であるとも大いに認める。

ただ、ここは「長屋」なのだから、今作としては通常運転として、長屋の面々が「万さん、頑張って来いよ!」「お寿恵ちゃんのことは、私たちに任せておくれよ」ではないのか?

まあ、そもそも論を言うなら、いつも早朝に一人で植物採集に出かけるのが万太郎だから。なぜこの時だけ寿恵子が見送るシーンを入れたのかには、大いなる “大人の事情” を感じるわけだが(困)

植物学パートは、"映像作品"として本当に良くできている!

さて、メイン(植物学)のパートは、“映像作品” として本当に良くできている。

例えば、主題歌明けの博物館のくだりだ。

画面に登場する人物は野田(田辺誠一)と里中(いとうせいこう)ではあるが、映像としても物語としても本当の主役はヤマザクラの画が載った『日本植物志図譜 第二集』になっている。

特に秀逸なのは、本来は説明にしかならない回想シーンを盛り込むという的確な映像表現をしたことによって、『図譜』が “万太郎” になり、万太郎の才能や功績がとても明瞭になったのだ。

野田「駄目ですね 寝てないと。桜が 目に しみます」
里中「フフフ… ハハハ… しみるなあ」


約2分のシーンではあるが、お見事だ!

今回に登場した「ヤマトザクラ」のページを紹介

折角の機会だから、今月初旬に行って来た千葉県立北総花の丘公園で開催された『草木は友達 牧野富太郎展』で見せていただいた牧野富太郎博士の図版から今回に登場した「ヤマトザクラ」のページを紹介してみる。
※写真撮影、ブログへの投稿は、主催者の許諾済み。

ヤマトザクラ
©牧野富太郎博士の図版から「ヤマトザクラ」

特に2枚目のアップの印刷を見れば、牧野博士の石版印刷の技術の “一瞬でも失敗したら削り直し” の凄さが分かると思う。

ヤマトザクラ
©牧野富太郎博士の図版から「ヤマトザクラ」

「ドラマとは、人間そのものを描くこと」

次のシーンも、名場面といって良い。

更に田邊(要潤)のむき出しの敵意。

続いての画工の野宮(亀田佳明)の冷静な分析と窮迫と、波多野(前原滉)の劣等感や無力感。

野宮「私は 命の源を見られる方が ずっといい。
 その源を… いつか描いてみたい」


“命の源” それこそが、私が常々書いている「ドラマとは、人間そのものを描くこと」につながるのだ。

そして、脚本、演出と立場は違っても、誰もが “ドラマ” で “人間そのもの” を描くべきだし、そう思っていると信じたい。

目に見えないモノを描く、カメラに映らないモノを映す、これこそがテレビドラマがやるべきことなのだ。

そして、植物をきれいに模写するのと、万太郎の植物画は本質を捉えるという部分で大きな差があるということだ。

波多野と野中の"モデル"について考察してみた

因みに、波多野のモデルは正式に公表されていないが、私なりに該当する人物が二人いるので簡単に解説してみる。

「染谷徳五郎」と「池野成一郎」で、二人とも牧野博士が東大にいた時の親友だ。

染谷徳五郎は、明治20年(1887)の日本初の植物学の学術雑誌「植物学雑誌」の発行を手伝い、原稿も寄稿した人。

池野成一郎は、語学に精通しており、英語、ドイツ、フランス語が堪能で、外国語の論文も書いていた。

また、劇中同様に牧野博士は英語は読めたが、ドイツ語やフランス語は苦手で、池野が助けたとされている。

そして、池野は、明治29年(1896)にイチョウの精子、その後にソテツの精子を発見し、世界に名をとどろかせた。

結局、池野は「日本の遺伝学の先駆者」として、日本に遺伝子という言葉を広めた人となる。

因みに、当時の顕微鏡はアーク燈(「アーク溶接の光は見えてはダメ」と言わるように)を使用していたため、晩年は目を悪くしたといわれている。

更に、野中にも、非公式だが「平瀬 作五郎」というモデルが該当する。

詳細は避けるが(以前に書いたので)、前述の池野成一郎との研究でイチョウの精子を発見にかかわった。

これまでモヤモヤしていたことが、スッキリした

感想の冒頭で、尻切れトンボになっていた寿恵子の描写について、再び書いてみる。

終盤の数分間、とても良かったと思う。

そして、これまでモヤモヤしていたことが、スッキリした。

それは、寿恵子の出番、浜辺美波の香盤は、他のシーンとは別に撮影していること。

もう少し詳しく書くと、脚本がその都度変更しても影響のないシーンにして、まとめて撮影しているってこと。

従って、ひとりだけの撮影と、長屋住民とのシーン、その他と分けて、まとめて別撮りしているのだろう。

そう考えれば、序盤のひとり芝居も、終盤の集団芝居も納得できると思わないだろうか?

それなれそれで、きちんと寿恵子パートは、他の場面の影響を受けない範囲で、芸達者な脇役さんたちを呼んで “ホームドラマ” らしく作り込んだ方が良かったと思う(たぶん、もう遅い。。。)

やはり、序盤の見送りもそうだが、井戸端でいい感じになっているのに、直後は “ぼっち” というのが、妙に孤独感があり過ぎて、万太郎が悪いことをやっているようにさえ映るから、改善できるなら改善して欲しい。

それこそ、今回あった、良いセリフを活用して…

朝方、寿恵子を囲んでみんなで洗濯している時に、慌てた素振りで身なりを整えながら家から出て来た万太郎が…

万太郎「決して 無理は せんように」
えい「お寿恵ちゃん 本当に 何かあったら 頼りなさいね」


これだけで良かったと思う。

そして、相棒、助手として、標本の整理をするだけで十分だったのでないだろうか?

あとがき

最近の朝ドラの中では、本当に良くできていると思います。

良くできているから、余計に望みが高くなってしまうのです。

もう少しだけ、細部にこだわって丁寧に描写するだけで、更に見違えると思うのですが。

みっきーの植物図鑑(第77回)

今回は、草花にあまり興味のない人でも、一度は見たことあると思います。

オリヅルラン

そう、常緑多年草で、観葉植物としても有名な「オリヅルラン」です。

オリヅルランの名前の由来は、ランナー(細い茎)の先端につける子株の様子が “折鶴” に似ているからと言われています。

オリヅルランの花言葉は「集う祝福」「祝賀」「子孫繁栄」となります。

由来は、ランナーを伸ばしては子株を増やしていく強い繁殖力にあります。

日なた、日陰でも増えますし、とにかく丈夫です。

従ってしっかりと管理をしないと、知らぬ間に増殖して困ったことになります。

今回は、槙野家の子孫繁栄を願って、オリヅルランを紹介しました…

結びに

ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!

★Amazonのなか見!検索で立ち読みできます!


「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/18062/


【これまでの感想】

第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 
第9週『ヒルムシロ』
41 42 43 44 45 
第10週『ノアザミ』
46 47 48 49 50 
第11週『ユウガオ』
51 52 53 54 55 
第12週『マルバマンネングサ』
56 57 58 59 60 
第13週『ヤマザクラ』
61 62 63 64 65 
第14週『ホウライシダ』
66  67 68 69 70 
第15週『ヤマトグサ』
71 72 73 74 75 
第16週『コオロギラン』
76 77 78

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

連続テレビ小説『らんまん』第79回

内容寿恵子(浜辺美波)に見送られ万太郎(神木隆之介)は植物採集へど出かけた。そのころ万太郎の作った図鑑の第二集は、多くの人に影響を与えていた。野田(田辺誠一)や里中(いとうせいこう)は、その仕上がりに感動する。そして田邊(要潤)は、画工の野宮(亀田佳明)に万太郎のような絵を描くよう命じていた。描き方が違うと説明しても受け入れられず。野宮は、波多野(前原滉)に相談する。敬称略作、長田育恵さん悪...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: