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初恋、ざらり (第2話・2023/7/14) 感想

>初恋、ざらり

テレビ東京系・ドラマ24『初恋、ざらり』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram

第2話『キス…でも、気持ちがわからない。』の感想。
なお、なお、原作の漫画・ざくざくろ「初恋、ざらり」は、全話を既読。


有紗(小野花梨)は、岡村(風間俊介)に思いを告げる。そんな有紗に勢いでキスをしてしまった岡村も恋愛感情を抱き始めるが、同じ職場であることや年齢差などに葛藤する。これまでの人生で「普通」からはみ出すことがなかったからだ。岡村のことで頭がいっぱいの有紗は急に熱を出し、早退することに。しかし、家にいた母・冬美(若村麻由美)の恋人に無理やり迫られてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:漫画・ざくざくろ「初恋、ざらり」
脚本:坪田文(過去作/コウノドリ1,2、おじさんはカワイイものがお好き。) 第1,2
   矢島弘一(過去作/ハルカの光、警視庁・捜査一課長3)
   池田千尋(過去作/プリンセスメゾン、大豆田とわ子と三人の元夫)
   紡麦しゃち(過去作/)
   藤沢桜(過去作/福岡恋愛白書17 おはようマドンナマドンナ)
   藤沢桜(過去作/最高の生徒~余命1年のラストダンス)
演出:池田千尋(過去作/プリンセスメゾン、大豆田とわ子と三人の元夫) 第1,2
   七字幸久(過去作/私と夫と夫の彼氏)
   倉橋龍介(過去作/リブスタ-Top of Artists!-、警部補ダイマジン)
音楽:元倉宏、小山絵里奈
※敬称略 オープニングテーマ:a子「あたしの全部を愛せない」
エンディングテーマ:ヒグチアイ「恋の色」
タイトルロゴ:黒木香(BayBridgeStudio)
チーフプロデューサー:祖父江里奈(過去作品/しろめし修行僧、シジュウカラ)



モノローグと回想シーンの使い方が他の作品とちょっと違う

原作は既読で、その上、オッサンの私がかなり好きな作品だから、ストーリーについて書くと先を書いちゃう恐れがあるから、細かく書くのは今回も、今後も、やめておく。

というわけで、第2話の感想もネタバレしないように書いてみる。

まず、“ドラマ” として、かなり良くできている部分についてだ。

私は、基本的に「モノローグと回想シーンは‘説明’であり、‘物語’ではない!」と思っている。

従って、モノローグを使うなら、ちゃんと演技で見せるべきだと思うし。

回想シーンを使って遡るくらいなら、最初から時間軸どおりに描けと思う。

で、今作だが、あり得ないくらいにモノローグと回想シーンが多用されている。

そう、あり得ないくらいだ。

しかし、今作の扱い方は、従来の、他の作品とはちょっと違うのだ。

今作のモノローグは単純な心情描写で終わっていない!

例えば、モノローグ(登場人物が相手無しで、心情などを話すセリフのこと)。

今作のモノローグは単純な心情描写で終わっていないのだ。

序盤にあった有紗(小野花梨)のモノローグがこれだ。

有紗(M)「うれしかった。おんなじ が見つかって」


確かに、有紗の嬉しい気持ちを表現しているが、同時に「軽度の知的障がいと自閉症を持つ女性」というキャラクター設定を表現している。

このように、流れで見ているとちょっと見抜けないような “有紗らしい繊細な描写” を、モノローグで補完&補強しているわけだ。

回想シーンが、余韻として強く残る編集・構成になっている

もう一つの、回想シーンについて。

今回に限っていえば、岡村(風間俊介)の幼少期の回想シーンが所々に挿入されていた。

それも、よくあるような「実は、岡村は過去に…」みたいな “振り返り” 的な利用方法でなく。

中盤で岡村が実家から傘を差して出て行く時の回想シーンは、視聴者に過去の岡村が体験したことの説明ではなく、雨の中ひとりで実家を出る岡村の両親への複雑な心情を描くための、これまた補完と補強になっている。

更に、唐突に回想シーンを挟み込むことで視聴者に一瞬「何?」と思わせて、ここでまたモノローグをうまく持ってきている。

岡村(M)「普通がいちばん…。じゃなかったのかよ」


両親からの過大な期待を意外と心地よく受け入れていた自分自身の否定感を両親にぶつけて、更にやるせなさを強調することに成功している。

更に加えれば、この直後に CMを挟んで翌日に展開することで、回想シーンが、より一層、岡村の現在に影響を与えていることが余韻として強く残る編集・構成になっていたと思う。

なかなか巧みな脚本と演出だと思う(もちろん、誰もが気づく必要のないことだが…)

不器用な生き方のふたりを、そっと見守りたい…

ホント、内容について書こうとすると、ついついネタバレしちゃいそうで。

いよいよ、有紗が岡村に抱いている感情が、自身の「優しくされると好きになって、カラダを許してしまう」の延長戦や変化球なのか、それとも違う別の感情なのか?) に迫る内容だった。

一方の岡村はオッサンとして有紗にどう接したら良いのか、今の時代だからこその困惑に入り込んだ。

そして、動物的な勘というか、本能的な部分で惹かれ合いつつも、お互いの不安定さ、曖昧さが気になって先に進めない…) そんな感じだろうか?

知的障がいや自閉症の有無にかかわらず、不器用な生き方のふたりを、そっと見守りたい… そんな第2話だった。

あとがき

ちゃんと、人間を描く “ドラマ” になっていると思います。

まだまだ、話題になっていない今作ですが、食わず嫌いなら一度見て欲しい作品です。

※感想は、書きたい時だけ投稿します(謝)


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【これまでの感想】

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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