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連続テレビ小説「らんまん」 (第72回・2023/7/11) 感想

連続テレビ小説「らんまん」

NHK総合・連続テレビ小説『らんまん』
公式リンク:WebsiteNHK高知局応援ページ東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報TwitterInstagram

第72回第15週『ヤマトグサ』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


図鑑作りに向けて動き出した万太郎(神木隆之介)。寿恵子(浜辺美波)は、万太郎と伴走するつもりが何も出来ずにいる自分が情けなく、福治(池田鉄洋)に相談するが、身の丈に合わない望みは不幸になると言われる。一方、万太郎は、大畑夫婦(奥田瑛二・鶴田真由)に図鑑作りの相談をするが、印刷所は大忙しで印刷機がいつ空くか分からない状況。そこへ突然寿恵子がやってきて、ある提案をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7,12,13
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8
   深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 第9,10,14
   渡辺哲也(過去作/マッサン、ひよっこ、なつぞら、青天を衝け) 第11
   石川慎一郎(過去作/カムカムエヴリバディ/第18週のみ) 15
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略



恐れ入りますが…

「なぜ管理人は感動して褒めないの?」と思う人は、そのワケが分かると思います。

「なんかモヤモヤするぅ…」
「しっくりこないなぁ…」
「不満じゃないんだどぉ…」

など… と‘薄ら’でも感じた人は、「私だけじゃないんだ」とホッ♥とできて、歯がゆさの原因も見つかるかも…(笑)

じっくり見た人や鋭い人は気になったと思う

あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)

あしが管理人の “みっきー” やか!
(私が管理人の “みっきー” です!)

前回の感想は、少々おふざけを入れて辛辣さをごまかしたつもりだが。

今回は、ごまかさない。

ただ、以前にも書いたように、何も考えずに見た人は気にならないが、じっくり見た人や鋭い人は気になったと思う。

まず、冒頭で寿恵子(浜辺美波)と、魚の干物を売る棒手振り・福治(池田鉄洋)とのやり取りの中に次があった。

寿恵子「万太郎さんは 悪くないんです。
 ただ ちょっと思ってたのと違って」
 福治「おい… 深刻じゃねえか」


このセリフを丸々拝借すると…

脚本はそんなに悪くないんです。ただ演出がちょっと思っていたのと違って、深刻なんです…

今回は、上記の点にこだわって書いてみようと思う。

演出の「引きの構図」の問題点

前回も書いたが、演出の「引きの構図」の問題点だ。

ふたりの会話中の引きの画で、ず~っと映っていたのがど真ん中の木扉と路地と奥の道。

これ、開いているなら何か出て来ないと… そういうこと。

寿恵子と福治の間を不必要に距離を話すから、すき間風が吹きそうな間抜けな構図になるのだ。

舞台中継じゃないんだから、真一文字に並ぶ必要なんてないのだ。

これ、ふたりの立ち位置をちょっと工夫すれば改善できたことなのに、やらないのはなぜ? としか思えないが。

脚本に書かれていなくても、演出が"見える化"するべき!

続いて、福治が次のように言った。

福治「やってるじゃねえか。洗濯に 料理に 掃除」


確かに “今回は” やっていたが、私たちが見ていない時もやっているように “見えて” いるか? ってこと。

そう、これは映像なのだから、脚本に書かれていなくても、演出が “見える化” するべきことなのだ。

良い、悪い例があったから挙げてみよう。

後半で、寿恵子が大畑印刷所にやってくる場面があった。

前段で、いろいろと考え事、心配事があって、家事が手につかない… と描いたことを受けて、万太郎がやっていることを見学に来たようだ。

「来たようだ」と書いたのは、寿恵子がメモ帳とペンを手にしているのは “見えて” はいたが、何をメモしたのがが “見える化” されていないのだ。

もちろん、好意的に見れば分からなくもないが、そもそも寿恵子は万太郎の言動が「持ってたのと違う」わけだから、その違いをメモするような描写が必要だったのだ。

そして、可能ならば、その寿恵子のメモを見た万太郎(神木隆之介)が「そうだよ、寿恵ちゃん」とか、「寿恵ちゃん、そうじゃなくて」と一言添えても良かったくらいだ。

万太郎に、日々早朝の植物採集をやっている印象があるか?

これと似たように “見える化” が曖昧なのは万太郎の植物採集にもいえる。

前回だったか、寿恵子のセリフで万太郎は朝食の時間帯に植物採集に出かけていることが多いようなことが描かれた。

でも、普通に見ていて、久し振りの二人での朝食と思えるくらいに、早朝の植物採集をやっている印象があるか? ってこと。

今回だって、今日だって、今朝だって行ったのかどうか? ってことなのだ。

脚本や演出には「引き算」が重要だと、これまでも書いてきた。

いろんなことを加えるだけの「足し算」は誰でもできるが、ぜい肉をそぎ落としてシンプルな表現にまで巧みに「引き算」して “見(魅)せる” ことが、本当は重要なのだと。

だから、説明しなくても分かること、伝わることは、省略、削除、引き算して結構なのだ。

そのほかにも、大人の事情で撮影できない場面もあるから、そこはうまく折り合いを付ければ良いと思う。

"見(魅)せる"ためには、それに見合った"見(魅)せ方"がある

ただ、“見(魅)せる” ためには、それに見合った “見(魅)せ方” がある。

例えば、印刷所での寿恵子のメモだが、メモ内容を見せないなら、演出家が演技を付ける段階でメモ帳を持たせなければ良いだけだ。

一所懸命に職人たちの動きを見て、話に耳を傾けるだけで良かったのだ。

これは、万太郎の早朝植物採集についても同じことだ。

植物採集中の映像がたくさん撮れないなら、採集用カバンを携えて、泥で汚れた靴で、汗を拭きながら帰宅するだけで良いのだ。

夜中に机に向かって植物画を描く場面ばかりでなく、植物採取から帰ってきた、植物採集に出かける、そんな映像があるだけで、万太郎が日夜植物に向き合っていることが “見える化” できるのだ。

今回だって、"○○しながら"をやっていた場面がある

今回だって、演出家は気づいていないかもしれないが(困)、ちゃんと “見える化” をやっていた。

本当のことを言ってしまえば、脚本がうまく書いてあったから映像化できただけだが。

●序盤で掃除をしながら「里見八犬伝」の本を手に取るとか…
●洗濯板でこすり洗いをしながら、万太郎のことを考えるとか…

そう、この “○○しながら” が重要なのだ。

二つ以上のことを “しながら” やることで、(当たり前だが)どっちもやっているように印象付けられるのだ。

しかし、この “○○しながら” をやるには、演出家が脚本の内容をしっかり咀嚼して、これまでのキャラクターの性格や癖を考慮して、不自然のない言動を同時進行させないとダメ

今回の洗濯のやり過ぎは、寿恵子が家事をやっていることと、万太郎がきになってしょうがないことを、同時進行させたから、その言動を受けた福治のセリフにも説得力が生まれたのだ。

後半戦になって、恐らく撮影現場も佳境に入っていると思う

そこで再び、印刷所での食事のシーンを思い出して欲しい。

別にニコニコしながら、ご相伴に預かるのを否定はしないが、だったらメモ、必要なかったのでは?

後半戦になって、恐らく撮影現場も佳境に入っているのだと思う。

だから、脚本に書かれたことを単純に映像化しているのかもしれない。

第12週『マルバマンネングサ』を担当したメイン演出ですら、物語を紡ぐことに必死になり過ぎて、映像化で魅せることを蔑ろにしているのが現状。

従って、今週のサブ演出では無理もないのだが、それでも何とかここは踏ん張って欲しいと願う…

あとがき

「土曜日版」の感想でも書きましたが、「本編」も、もっとナレーションを有効活用した方が良いと思います。

これ、解説放送(視覚障がいの方向けの音声放送)を聞けば分かりますが、本編のナレーションが少なすぎますよ。

朝ドラは初期の頃から、忙しい朝の時間に放送するドラマだから「画面を見なくても理解できる」「ながら視聴でも内容が分かる」をモットーにしてきたのに、今作はできていません

やはり、誰もが楽しめる朝ドラを作って欲しいです。

みっきーの植物図鑑(第70回)

70回目のキリ番に登場するのは、まずこちら。 図

習志野駐屯地内にある「空挺館」

先日の投稿『習志野駐屯地「空挺館」一般公開! 築110年超の明治天皇の御馬見所を初見学してきました』でも触れた、陸上自衛隊の習志野駐屯地内にある「空挺館」なる建物です。

そこの “矢印” に咲いていたのが、これ。

オニユリ

そう、「オニユリ(鬼百合)」の花です。

特徴は、クルンと反り返った丸い花の形と、オレンジ色に斑点があることです。 ユリの仲間では、ウイルスの耐性が強いので丈夫な種類です。

地下茎の一種「鱗茎」を「ゆり根」として食べることもできます。

「オニユリ」の花言葉は、「愉快」「華麗」「陽気」「賢者」「富」「誇り」「荘厳」と、見た目の華やかさから由来したものが多く、「空挺館」を飾る花として相応しかったのかもしれませんね。

結びに

ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。


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【これまでの感想】

第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 
第9週『ヒルムシロ』
41 42 43 44 45 
第10週『ノアザミ』
46 47 48 49 50 
第11週『ユウガオ』
51 52 53 54 55 
第12週『マルバマンネングサ』
56 57 58 59 60 
第13週『ヤマザクラ』
61 62 63 64 65 
第14週『ホウライシダ』
66  67 68 69 70 
第15週『ヤマトグサ』
71 

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連続テレビ小説『らんまん』第72回

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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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