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真夏のシンデレラ (第1話/初回30分拡大・2023/7/10) 感想

真夏のシンデレラ

フジテレビ系・月9『真夏のシンデレラ』
公式リンクWebsitetwitterInstagramTicTok

第1話/初回30分拡大・EPG欄『海辺を舞台にした男女8人恋愛群像劇!』の感想。



海辺の町で育ち、家族で営む食堂のほかサップインストラクターとして働く夏海(森七菜)は、サップ講習で健人(間宮祥太朗)、修(萩原利久)、守(白濱亜嵐)を担当する。一流大卒だという3人との話は合わないが、その後、夏海は彼らをトラブルから救うことに。そんな折、友人の愛梨(吉川愛)が、アプリで知り合った相手との別荘でのパーティーに夏海と理沙(仁村紗和)を誘う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:市東さやか(過去作/『第34回ヤングシナリオ賞』大賞受賞)
演出:田中亮(過去作/コードブルー3、アンサングシンデレラ、イチケイのカラス)
音楽:末廣健一郎&MAYUKO(過去作/婚姻届に判を捺しただけですが)
主題歌:緑黄色社会「サマータイムシンデレラ」
※敬称略



約 "6年半" ぶりの‘月9’枠での恋バナが始まった!

中高年のテレビドラマファンなら、フジテレビ系の通称‘月9’ドラマ枠といえば、恋バナ(恋愛モノ)がお約束だったと思う。

しかし調べてみると、直近で放送された恋愛ドラマは、西内まりや主演のお仕事&ラブストーリーの『突然ですが、明日結婚します』(フジ/2017年冬)だ(と思う)。

ご記憶の方もいると思うが、第5話が当時の単話の史上最低視聴率 5.0%、全話平均視聴率も 6.6%と当時の史上最低を更新した。

それ以降、今作まで‘月9’枠で “6年半” も恋バナが放送されていなかったのは、私を含めて意外だったのでは?

‘月9’枠で夏ドラマで海が舞台となれば『ビーチボーイズ』

そんな‘月9’枠で恋愛ドラマが復活するとなれば、今や恋バナに食傷気味な私でも気になる。

更に、夏ドラマで海が舞台となれば、恋愛ドラマでなく友情ドラマの金字塔で、私が好きな人生ベスト3ドラマのひとつドラマ『ビーチボーイズ』(フジ/1997)と比較する、比較されるのは宿命ともいえる。

しかし、ふたを開けてみたら、比べるまでもなかったから、詳しく書くのはやめる。

敢えて言うなら、『ビーチボーイズ』へのオマージュということにしておくが。 大西利空さんが演じる夏海(森七菜)の弟が「海斗(かいと)」で、竹野内豊さんが演じた主人公が「海都(かいと)」。

理沙(仁村紗和)の息子の名前が「春樹」で、春子(稲森いずみ)の別居中の一人息子が「春樹(大高力也)」で丸被り。

夏海がクジラのペンダントで、真琴(広末涼子)が広海(反町隆史)に買ってもらうのが水晶が付いたイルカのペンダント(チョーカー)。

他にもオマージュ? いや、類似点にしておくこう… が、ある。

それは男女の人間関係の設定の構図が似ている。

『ビーチボーイズ』は都会に暮らす広海と海都というW主人公が千葉県南房総の海の民宿にやってきて、民宿オーナーの孫娘・真琴とスナックのママ・春子と親交を深めていく。

一方の『真夏のシンデレラ』も、東京で働く健人(間宮祥太朗)ら男性3人と、神奈川県の海辺の町で暮らす女性3人が出会う場面から始まった。

とにかく、比較したら、粗と愚痴だらけになるからやめておく。

BBファンにとってはオマージュだとしても使って欲しくないが…(苦笑)

ダブル主演&主人公なのに、"夏海"が全編出っ放し!(失笑)

公式サイトにでっかく書いてあるから “森七菜さん&間宮祥太朗さんが月9ダブル初主演!”“真夏の海が舞台の男女8人恋愛群像劇!” らしい。

と書いたのは、昨今の “群像劇ドラマ” の低品質化に悉く閉口しているから、どうせまたごちゃ混ぜなんでしょうと半ばあきらめて見始めたのだ。

しかし実際に見終えてみると、クレジットも併記されているにもかかわらず、夏海が全編出っ放しだ。

ここまで夏海の出番が多いと、いいや出づっぱりだと、私の脚本の概念では “群像劇” の範疇ではない。

むしろ、堂々と、海の町で生まれ育った明るく真っ直ぐで負けん気が強い女性が主人公の恋バナとした方が名実ともに合っているのでは?(苦笑)

だって、“群像劇” としての脚本としては、頑張って男女8人を均等に見せよう描こうとしているのに、“恋バナ” の脚本としては、完全に夏海にフォーカスしちゃっており、作り手たちが「群像劇」だと主張するなら、私は “群像劇” では無い! と言うしかないのだ。

ホント、なぜ、ここまで夏海ひとりを押し出したのだろう?

「海辺の町や職業」が、ほぼ全く活(い)かされていない!!

さて、少し温度を下げて語ろう。

私が、終始気になったのは、「海辺の町」「海に関する職業」という設定だ。

何も考えずに見た人は気にならないと思うが…

冷静な人、鋭い人は「海辺の町」と「海に関する職業」が、ほぼ全く活(い)かされていないことに気づいたと思う。

「高原のペンション」でも、「陸のスポーツインストラクター」でも、今回の内容はほぼ描けちゃうのだ。

その上、「海辺の町」と「海に関する職業」によって “解放感” などを創出したいのか、いくら群像劇だといっても、流石に大量の脇役を登場させすぎていること。

そのため、時間拡大しているにもかかわらず、人間関係は分かりにくいし。

更に、海辺で働く人たちにしては体格も肌の色も… で、ある。

まあ、『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS/2023)でも、あれこれ許容したから、今作もするしかないわけだが。

この点においては、第2話以降でいろんな部分を “夏の海” に見えるように頑張って欲しい

全編が "ほぼなぎ "で、斬新さも "ほぼ無し" か…

さて、もう少し物語に注目してみる。

まあ、いろんな設定、様々なエピソードのネタ振りをやってはいるが、新鮮味を感じにくい “ありがち” な群像劇風の恋バナでしかない。

序盤だったか、夏海に次のようなセリフがあった。

夏海「人世もサップも なぎが一番。
 今の関係 壊したくないじゃん」


まず、30分も拡大した割に、最後まで “なぎ” って?(失笑)

折角、久し振りの‘月9’枠での恋バナなんだから、多少の波風は立っても良いのでは?

いや、それ以上に、もう少し恋バナとして既視感を “壊しても” 良かったのでは?

テレビドラマに限らず、漫画や映画でも、恋バナの設定はだいぶ既出ではあると思う。

だからこそ、あらゆる作家が模索して、既視感を払拭すべく “斬新な設定” を世に送り出しているのは、ご存知だし認めるところだと思う。

"推し"を"愛でる"のも"ドラマ"の楽しみ方として大いにアリ

従って、私は今作の脚本家を一方的に “新人だから” や “アイデア不足” と責めるつもりはない

昨年秋に放送されて SNSを中心に大いにバズった某オリジナル恋バナのように、ほぼ俳優への好みになるような気がする。

好きな、推しの俳優が出演していて、期待を裏切らずに映っていれば、それなりに満足するのだろうから。

断っておくが、このような “推し” を “愛でる” のも、“ドラマ” の楽しみ方として大いにアリだと思う。

もちろん、無しだと思う人もいるだろうが、それも含めて今作のような作風は好みで見れば良いと思う。

というわけで、まとめると、今作は、あまり私の好みではない… って、ことなのだ(汗)

あとがき

こういう内容だったら、わざわざ “月9” でなくて、22時スタートの「火曜ドラマ」枠や「木曜劇場」枠で、大いに30分拡大放送した方が、視聴者も安心して見られたのでは?

もちろん、“月9” よりは予算が少ないだろうから、人数もロケも減るだろうから、シンプルな恋バナになって一石二鳥だと思います。

それにしても、今朝に録画で見ましたが、長過ぎです!!!

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真夏のシンデレラ 第1話

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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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