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連続テレビ小説「らんまん」 (第71回・2023/7/10) 感想

連続テレビ小説「らんまん」

NHK総合・連続テレビ小説『らんまん』
公式リンク:WebsiteNHK高知局応援ページ東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報TwitterInstagram

第71回第15週『ヤマトグサ』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


万太郎(神木隆之介)は、新種の名付け親になる方法について相談をしようと、里中(いとうせいこう)がいる博物館へ向かう。すると、たまたま居合わせた伊藤孝光(落合モトキ)を紹介される。シーボルトの助手を務めた伊藤圭介の孫と聞き、万太郎は大盛り上がり!しかし、会話の流れで田邊が発表しようとしている“トガクシソウ”の話をすると、孝光は怒って部屋を出ていってしまう。トガクシソウを巡って波乱の予感!?
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7,12,13
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8
   深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 第9,10,14
   渡辺哲也(過去作/マッサン、ひよっこ、なつぞら、青天を衝け) 第11
   石川慎一郎(過去作/カムカムエヴリバディ/第18週のみ) 15
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略



福岡、大分に大雨特別警報 命を守る行動を

あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)

あしが管理人の “みっきー” やか!
(私が管理人の “みっきー” です!)

この感想を書いている際、頻繁に福岡県と大分県に大雨の特別警報が発令してるとのニュース速報が入ります。

どうか、該当地域に住んでいる皆様は、命を守る行動を最優先していただきたいです。

今週の演出担当は、今作初担当の石川慎一郎氏

先日の土曜日(7/8)に『総集編(前編)』が放送されたから、そろそろ風物詩が… とは思っていたが。

予想どおり、今週の演出は今作初担当の石川慎一郎氏だ。

過去には朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK/2021年度後期)で第18週だけ担当された。

実は、石川氏の名前は『カムカムエヴリバディ』も今作も、放送開始時には公式サイトに氏名の記載がなかったのが同じだ。

因みに、第18週『1984-1992』は、‘モモケン’こと桃山剣之介(尾上菊之助)が映画『妖術七変化 隠れ里の決闘』で相手役を自分が目にかけていた無名の大部屋俳優である伴虚無蔵(松重豊)を指名し、因縁の殺陣があった週で。

なかなか難しい殺陣を含めたオーディションがあった週で、主要キャラだけでなく大人数のエキストラ俳優をそれなりに上手にさばいて演出したのを覚えている。

カット割りと編集が単調なのが、ちょっぴり残念だが…

さて、演出担当の話をしたから、引き続き石川氏の演出について語ってみる。

まあ、朝ドラ2作目、2週目だから、新人とは言わないが… で、ある(苦笑)

やはり、カット割りと編集が単調なのだ。

複数の登場人物がいるカットは、比較的引きの画(全員が画面の中に映り込むような構図)が多く、そのほかは、いわゆる「ダイアローグカット(セリフをしゃべっているキャラクタをアップにする編集)の繰り返しだ。

本来なら、序盤での朝食の椀物や、万太郎(神木隆之介)が朱色の筆を持って「図編」に丸をつけるような “どアップ” を使ったり、逆に冒頭の夜明け前のような情景カットを入れて、後編の始まりを “映像” で強く強調したら良かったとは思う。

母の味を「白梅堂の味」という元看板娘らしい言い回し…

さあて、演出はこれからに期待するとして…

今回は脚本による工夫が見られた。

まずは、序盤の朝食シーンでの万太郎と寿恵子(浜辺美波)のやり取りだ。

寿恵子「おみそ おっ母(か)さんが もたせてくれたんです。
 白梅堂の味です」


和菓子好きならご存知だと思うが(オッサンになると和菓子の味の良さに気づく)、拘りの和菓子店、特に個人商店ならなおさら自家製味噌を使うことがあると思う。

例えば、塩分が入っていない味噌や、発酵をより進めた寒仕込みの味噌など。

白梅堂で出す和菓子に使ったかどうかは別にして、母・まつ(牧瀬里穂)の手造り味噌を嫁入り道具に持たせる母の親心、母の味を「白梅堂の味」という元看板娘らしい言い回しなど悪くない。

ただ、ディレクターの目線的にひと言いうと、浜辺美波さんのこのセリフだが、抜き録り(オンリー録り)という別録音でアフレコされているため、リップシンク(「リップ・シンクロ」の略で、唇の動きとセリフが合うこと)していない(笑)

理由は、浜辺さんの口に食べ物が入っており、口を開けなかったためセリフが曖昧になったから再録音したと思う。

白梅堂、植物学教室、大畑印刷所の "変化" が描かれた

それだけではない。

先日も書いたように、「一度描いたことは継続して描くべき」に則れば、だいぶご無沙汰していた白梅堂が台詞で登場した上に、大畑印刷所も登場した。

大畑印刷所なんて、約1か月前の第11週『ユウガオ』以来の描写なのだ。

そして、植物学教室の人たちも久しぶりに登場。

その上、(内容には触れないが)予告編にあった展開用に “改めて” 田邊(要潤)、徳永(田中哲司)、大窪(今野浩喜)らのキャラクターを紹介したと思う。

繰り返して申し訳ないが、第12週『マルバマンネングサ』と第13週『ヤマザクラ』が、かなりの盛り込み過ぎと、高知パートに軸足を置き過ぎて “別ドラマ” のようになってしまったことを理解しているから、再構築しているのだと推察する。

その上、こうやって “改めて” 描くことで、時間経過による変化が見えやすくなり、“連ドラ” としても悪くない

そして、月曜日でちゃんと描いたことで、先週に続いて今週も巻き返しが期待できそうで何よりだ。

動物学教授・美作秀吉(山本浩司)の"モデル"について解説

ここからは、興味のある人だけ読んでいただいて、興味のない人は「あとがき」で進んでいただきたい。

今回初登場した動物学教授・美作秀吉(山本浩司)にも、当然 “モデル” が存在する。

それは、明治10年代の東京大学創立時に配置された理学部動物学教室の話だ。

動物学教室の基礎を構築したのが、アメリカ人の初代教授(本当の当時の呼び名は「教授」ではなく「教師」)エドワード・シルヴェスター・モース(Edward Sylvester Morse)と第二代教授チャールズ・オティス・ホイットマン(Charles Otis Whitman)だった。

そして、ふたりのあとを受けて日本の動物学を軌道に乗せたのが、日本人初の教授で第三代教授の箕作佳吉だった。

ほら、「箕作佳吉(史実)」と「美作秀吉(今作)」が似てるでしょ?(笑)

今作に関係する部分を書いておこう(きっと、ちょっぴり役立つと思う)

当時、植物学教室の初代教授は、今作の田邊のモデルになっている矢田部良吉が内定していたが、動物学教室には相応しい日本人がいなかったのだ。

そこで、アメリカ人のモースとホイットマンを雇ったわけ。

その後、既出のとおりに箕作佳吉が三代目(「J Soul Brothers from EXILE TRIBE」ではない!笑)の座について、モースとホイットマンの研究を引き継ぎつつ本人も多大な功績を積み重ね(省略)して、一気に動物学教室をリードさせるのだ。

更に、箕作教授は牡蠣や真珠の養殖等の水産業にも多大な影響を与えた。

一部の説では、この頃の勢いが、現在の世間一般の人気や話題の優位性が「動物園>水族館>植物園」の順番に関係しているともいわれるくらいだ。

従って、妄想をしてみれば、今回で描かれた “田邊が美作に下衆な嫌味を言われた” のも納得しやすいと思う。

あとがき

もしかすると、白梅堂で商品としてみそ汁を出していたわけではないだろうから「白梅堂の味」ではなく「我が家の味」「西村家の味」が妥当では? と、思う人がいるかも?

でも、私の解釈は…
このセリフって万太郎がみそ汁を一口飲んだ時のことだから、「みそ汁の味=味噌の味」で良いと思います。

更に、「西村家の味」と言わずに「白梅堂の味」というところに、寿恵子自身が、「母の味」と「白梅堂の味」の料理や菓子によって育ててもらった恩のようなものを感じ取れるので、私は選択は間違ってなかったと思います。

むしろ、「西村家の味」と決めつけてしまうと、寿恵ちゃんは「槙野家の味」に近づこうとしないの? という違和感を装飾するだけだと思いますし。

みっきーの植物図鑑(第69回)

昨日(7/9)、千葉県佐倉市で開催中の『風車のひまわりガーデン』公式サイト)に妻と一緒に行って来ました。

オランダの画家「ゴッホ」にちなんで命名されたひまわりの品種「ビンセント」が約1万5千本が咲きそろいます。

この日は、公式発表で「5分咲き」とのこと。

あいにく、強風でパラパラと小雨が降る中だったので、今度は晴天の時に行ってみようと思います。

風車のひまわりガーデン

結びに

ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。


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【これまでの感想】

第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 
第9週『ヒルムシロ』
41 42 43 44 45 
第10週『ノアザミ』
46 47 48 49 50 
第11週『ユウガオ』
51 52 53 54 55 
第12週『マルバマンネングサ』
56 57 58 59 60 
第13週『ヤマザクラ』
61 62 63 64 65 
第14週『ホウライシダ』
66  67 68 69 70 
第15週『ヤマトグサ』

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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