ディレクターの目線blog@FC2

本家「ディレクターの目線blog」の緊急時&トラックバック用ブログです。コメントは本家のブログへ!

●このブログは、本家ディレクターの目線blog』の緊急時&トラックバック用ブログです。

●記事の閲覧やコメントの投稿は、本家ディレクターの目線blog』をご利用下さい。


0

連続テレビ小説「らんまん」 (第53回・2023/6/14) 感想

連続テレビ小説「らんまん」

NHK総合・連続テレビ小説『らんまん』
公式リンク:WebsiteNHK高知局応援ページ東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報TwitterInstagram

第53回第11週『ユウガオ』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


万太郎(神木隆之介)を忘れたい寿恵子(浜辺美波)は、贈られたバラの絵を破ろうとするが、破ることが出来なかった。ダンスの練習にバラの絵を持っていくと、それを見たクララ(アナンダ・ジェイコブズ)は、心のままに生きるよう、寿恵子に伝える。その頃、万太郎の雑誌作りも佳境を迎える。講師の大窪(今野浩喜)ら、植物学教室メンバーの論文も集まり、ついに万太郎は、石版に自らの手で植物画を描く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8
   深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 第9,10
   渡辺哲也(過去作/マッサン、ひよっこ、なつぞら、青天を衝け) 11
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略



万太郎の回想シーンの使い方に見える脚本と演出の工夫

あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)

あしが管理人の “みっきー” やか!
(私が管理人の “みっきー” です!)

これまで、「回想シーンは “物語” に非ず」と書いてきた。

そのことを変えるつもりはないが、今回の序盤で盛り込まれた万太郎(神木隆之介)の回想シーンには意味があった。

寿恵子(浜辺美波)と万太郎、会いたいけどすれ違いを続けているふたりの距離感と関係性を描写するのに適した回想だったと思う。

見事なのは、「バラの絵」という “ふたりの橋渡し” 役に大きな意味を持たせて、万太郎の方は “描いた時、渡した時” の心情、寿恵子の方は実際に手にしている肌感覚みたいなものを、映像内で通わせて見せたことだ。

普通なら、「今頃、寿恵子さんは何をしているのだろう?」と月夜に語り掛けるなんて映像でも良さそうだが、それだと寿恵子との違いが描けない。

だから、一方を回想シーンで盛り込むことで、寿恵子側の心理描写に集中し、寿恵子の切ない恋心の描写に成功した。

この辺の “繊細な” 脚本と演出もうまいと思う。

近くにいても画面に登場させずに切り分けるのが作風

続いての、十徳長屋でのシーン。

学会誌づくりに堀井丈之助(山脇辰哉)が加わっている。

波多野「何で 丈之助さん いるんですか?」
丈之助「原稿修羅場の においを嗅ぎつけてね」


普通なら、お節介焼きの十徳長屋の差配人・江口りん(安藤玉恵)たちが顔を見せてもおかしくない

ただ、月曜日、火曜日もそうだが、近くにいても画面に登場させずに切り分けるのが、今作の脚本のやり方だ。

大勢で騒げば良いというものでもないから、これはこれで “Realism” の一つだと思えばアリだと思う(笑)

学会誌づくりの過程、特に下書きの過程を丁寧に描き切った

で、ここからが今作らしさがさく裂だ。

波多野「(人生って)たくさんのものが入る器なんだなって思えて。
 その器をパンパンにしていくことが 生きるってことなのかなって」
藤丸「何でも入れられる器なのに 俺ら スカスカだよな」


学会誌づくりの過程、特に下書きの過程を丁寧に描き切った

万太郎の言動に変わらざるを得なくなった波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)に続いて、先輩の細田(渋谷謙人)や講師の大窪(今野浩喜)らを、生き生きとした表情を交えて描いた。

もちろん、必死な万太郎に、それを支える竹雄(志尊淳)のタメ口まで盛り込んで、ほぼ完璧だ。

いや、竹雄を参加させるために植物学教室でなく長屋にした意味がここで分かる。

なかなか見事な描写だったと思う。

クララ「今 いない人。でも ここにいる」

そして、高藤邸での寿恵子と、アメリカ人ダンス講師・クララ(アナンダ・ジェイコブズ)とのやり取りは完全に想定外だった。

冒頭での「バラの絵」をダンスレッスンに持ち込んで、先日の演奏会でクララがピアノで弾き語りをした「The Last Rose of Summer~夏の名残りのバラ~」の歌詞に絡めて、寿恵子の応援団の一員として描くとは思わなかった。

すべての脇役も無駄にせず、万太郎と寿恵子に絡めて、つなげた脚本と演出は素晴らしいと思う。

更に付け加えれば、普通なら入れるべき「長屋の全景」を入れず、その前後も、白梅堂、植物学教室、大畑印刷所、高藤邸の全景も入らないのに “分かる” 演出もスゴイ

そして、全景抜きで “やり取り” だけを畳み掛けることで、劇中のクララの次のセリフが映像になっているのだ。

クララ「今 いない人。でも ここにいる」


すべての登場人物を画面に入れない作風は、このクララのセリフにも表れていると思う。

あとがき

今週の深川貴志さんの演出は、ちょっと顔のアップが多いですね。

今回は、内容と合っていたので気になりませんでしたが、メイン演出さんたちは、結構「引きの画」「背景描写」をやって雰囲気を盛り込む演出をしているので、合わせた方が完成度が高くなると思います。

みっきーの植物図鑑(第46回)

昨日の夕方、千葉県船橋市にある「千葉県立 船橋県民の森」に行ってきました。

千葉県立 船橋県民の森

梅雨のしとりと雨の合間の晴れを見つけて、森林浴しながらウォーキング。

すると、バーベキュー場近くで私にとっては珍しい「白いアジサイ」を見つけました。

ミツエノニジ

調べてみると、「光枝の虹(ミツエノニジ)」と呼ぶそうです。

育成者は、栃木県の「みつる園芸店」の経営者で農学博士である藤井敏夫さんで、名前は仕事を支えてくれた奥様の名前にちなんで命名されたとのこと。

装飾花は咲き始めは写真のように白色で、両性花は青色で、先進むと土質(アルカリや酸性など)に関係なく紅斑が現れ、赤くから薄い紫色になるそうです。

因みに、白いアジサイの花言葉は「寛容」「ひたむきな愛情」です。

結びに

ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!


管理人・みっきーが お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入していただけます!

★Amazonのなか見!検索で立ち読みできます!


「楽天市場」からのおすすめ商品や企画


「Amazon」からの最新のお知らせ

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


★本家の記事のURL →  https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17984/


【これまでの感想】

第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 
第9週『ヒルムシロ』
41 42 43 44 45 
第10週『ノアザミ』
46 47 48 49 50 
第11週『ユウガオ』
51 52

関連記事
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

トラックバック

連続テレビ小説『らんまん』第53回

内容万太郎(神木隆之介)からのバラの絵を破ろうとした寿恵子(浜辺美波)だが破ることが出来なかった。愛おしそうにバラの絵に触れる寿恵子。。。一方、万太郎の雑誌作りは佳境を迎えていた。敬称略作、長田育恵さん長屋にいるのに、長屋の面々が登場しないのは、ちょっと、気になるところではあるが。良い感じで、雑誌作りを描ききった感じだね。先輩、講師を含めた“仲間”たちの表情も、良い感じになっているし。万太郎...
My profile

Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

PR


TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村  PVアクセスランキング にほんブログ村

楽天市場PR

カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR

FC2カウンター

FC2オンラインカウンター

現在の閲覧者数: