ラストマン-全盲の捜査官- (第7話・2023/6/4) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』
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第7話『大切な人』、ラテ欄『後妻業殺人か スパイ 犯人に一目惚れ!? 真実を見破れ!』の感想。
波止場で引き上げられた車から白骨遺体が見つかった。車の所有者は70代の男性・葛西(小林勝也)で、3年前に捜索願が出されていた。そんな中、米国大使館から遺体を調べたいと要請が入る。一方、皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)は、スパイ容疑がかかる30代のセラピスト・亜理紗(岡本多緒)の調査を米国側に依頼される。亜理紗は、政治家ともつながる相場師だった葛西の妻で…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:黒岩勉(過去作/グランメゾン東京、危険なビーナス、TOKYO MER、マイファミリー)
演出:土井裕泰(過去作/重版出来!、カルテット、逃げ恥、日本沈没2021) 第1,2話
平野俊一(過去作/インハンド、TOKYO MER、マイファミリー) 第3,6話
石井康晴(過去作/逃げ恥、ドラゴン桜2、オールドルーキー) 第4,7話
伊東祥宏(過去作/ノーサイド・ゲーム特別編、オールドルーキー) 第5話
撮影監督:山本英夫(過去作/映画「HANA-BI」、映画「パッチギ!」シリーズ、映画「容疑者Xの献身」、映画「のだめカンタービレ」シリーズ)
音楽:木村秀彬(過去作/小さな巨人、ブラックペアン、グランメゾン東京、、オールドルーキー)
mouse on the keys(過去作/詐欺の子)
挿入歌:神はサイコロを振らない「修羅の巷」
全盲所作指導:ダイアログ・イン・ザ・ダーク
※敬称略
すり替わりモノの"刑事ドラマ"の筋書きとしては悪くない…
きっと、終盤の… 取調室での全盲の皆実(福山雅治)が整形後の日高祐輔(赤堀雅秋)と話しているうちに、整形前の70歳の葛西征四郎(小林勝也)に<見える>のをやりたかったのだろう。
だから、真犯人による自供しか証拠を提示しないのも、「やりたいところが、できればいいや」だったのだろう。
もちろん、全身整形? とか、ゲスト俳優さんの演技が… とか、他にも気になる点がないわけではない。
しかし、すり替わりモノの “刑事ドラマ” の筋書きとしては悪くないと思う。
全盲のFBI捜査官の"刑事ドラマ"としては、少々お粗末…
とはいえ、単なる “刑事ドラマ” としては悪くなくても、全盲の捜査官らしさが、前述の取調室以外に “ほぼ無い”だったように思う。
第一に、全盲の捜査官らしさが、前述の取調室以外に “ほぼ無い” こと。
おかげで、折角‘皆見の左腕’として機能していた吾妻ゆうき(今田美桜)の活躍もほぼ無し。※‘右腕’は心太朗(大泉洋)
いくらなんでも、指パッチンを毎回やればいいってもんではないと思う(苦笑)
全面的に "恋バナ" の要素を散りばめ過ぎで、路線変更!?
それ以前に困ったのは、全面的に “恋バナ” の要素を散りばめ過ぎたことだ。
あまりにも盛り込み過ぎたおかげで、そっちの印象が強くなりすぎて、大切な “縦軸” が “ほぼオマケ” 状態に(失笑)
今作は、恋バナ要素を盛り込まずに、これまで本格的な “バディの刑事モノ” としてやってきたのに、なぜ?
あとがき
映像的には一段とゴージャス? になったかもしれませんが、逆にストーリーはチープに?(笑)
次回は、何かと世間を騒がせているJ事務所の共演ですね。
ドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』(日テレ/2015)での ジェントル 役が懐かしいです。
ってことで(どういうこと?)、次回の巻き返しに期待します!
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17961/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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