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連続テレビ小説「らんまん」 (第43回・2023/5/31) 感想

連続テレビ小説「らんまん」

第41回第9週『ヒルムシロ』の感想。
公式リンク:WebsiteNHK高知局応援ページ東京もご当地!首都圏の「らんまん」情報TwitterInstagram

第43回第8週『シロツメクサ』の感想。

 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


倉木(大東駿介)と植物採集に行った万太郎(神木隆之介)は珍しい水草を持ち帰る。ゆう(山谷花純)に「故郷ではヒルムシロと呼んでいた」と教えてもらい、竹雄(志尊淳)の心配をよそに夜な夜な研究に没頭する。そんな中、田邊(要潤)に同行し演奏会に参加した万太郎。なんとそこに、寿恵子(浜辺美波)の姿を発見し…!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:長田育恵(過去作/マンゴーの樹の下で、群青領域、旅屋おかえり)
演出:渡邊良雄(過去作/ゲゲゲの女房、花燃ゆ、まんぷく) 第1~3,6,7
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第4,5,8
   深川貴志(過去作/とと姉ちゃん、半分、青い。、カムカムエブリバディ) 9
音楽:阿部海太郎(過去作/恋せぬふたり)
撮影:西鍵真治(過去作/カーネーション、マッサン、べっぴんさん、まんぷく)
照明:前田藍里(過去作/大阪発地域ドラマ「アオゾラカット」)
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮崎あおい
植物監修:田中伸幸(現・国立科学博物館、高知県立牧野植物園[2000-2015])
制作統括:松川博敬(過去作/篤姫、てっぱん、カーネーション等の演出担当、エンディングカット)
※敬称略



サブタイトルの回収方法に注目

あしのブログに、ようきんしゃったなぁ。
(私のブログに、よくぞいらっしゃいました。)

あしが管理人の “みっきー” やか!
(私が管理人の “みっきー” です!)

今回のエピソードで「なるほど」と感心してしまったのが、サブタイトルの回収方法だ。

これまでも、今作におけるサブタイトルの回収方法は一定の決まりがないのが特徴であり、面白味だった。

今回の “回収方法” で感心したのは、次の3つをうまく利用したことだ。

●主人公にまつわる登場人物の多さ
●東京という大都市だからこそ “地方出身者” が実は多いこと
東京を “ひとつの地方” として描いたこと

私が東京生まれ育ちの私だから感じるのかもしれないが…

東京だからこそ “地方出身者” が多く集まって、ある意味で雑多な感じがありつつも、東京ローカルの自然や文化もあって、それらが絶妙に共存して調和しているのが “東京” だと思う。

東京というローカルにフォーカスしつつ、小料理屋の女中・宇佐見ゆう(山谷花純)の故郷にもフォーカスし、更に万太郎自身の高知への思いを重ねたことで、万太郎の “夢” の広大さ、雄大さ、そして自然の偉大さまでもが伝わった素敵なエピソードだった。

"それぞれの人の中の故郷に対する思い" へのリスペクト

そして、次の万太郎のセリフで思い出したことを書いてみる。

万太郎「みんなあが 好き勝手呼びゆう名も
 一つずつ 決めていかんと。
 そうじゃないと いつまでたっても
 日本のfloraが分からんきのう」


因みに、万太郎のモデルとなった牧野富太郎博士は、18~19歳のころに植物研究に関する心構えを記した『赭鞭一撻(しゃべんいったつ)』の中で、次のように述べている。

十三、迩言(じげん)を察するを要す━
一般の人が使う名前や呼び名から推測することも必要である━
職業や男女、年齢のいかんは植物知識に関係ありません。植物の呼び名、薬としての効用など、彼らの言うことを記録しなさい。子供や婦人や農夫らの言う、ちょっとした言葉を馬鹿にしてはなりません。
牧野富太郎「赭鞭一撻」より


牧野博士が、自分の生まれ故郷を愛すると同時に、“それぞれの人の中の故郷に対する思い” をリスペクトしたことが、今作の万太郎にもシッカリとフィードバックされているのも、植物好きとしては嬉しい。

あとがき

「峰屋」がどうなったのか、気になりますが。

と同時に、ドレス姿の寿恵子(浜辺美波)に遭遇した万太郎が、そのまま “見て驚くだけ” はあり得ないので、次回が楽しみです。

みっきーの植物図鑑

先日の日曜日に、妻と散歩中に見つけた気になる花をご紹介します。
3日たって、今朝は花が大きくなっていたのでパチリ。

アカンサス

調べてみると「アカンサス」で、写真では分かりませんが草丈は1.5mくらいあり、艶のある大きな葉が特徴です。
数日観察してみると、花が下から順に咲いていくようです。

学名の「アカンサス」は「とげ」の意味があって、写真のように花のつけ根に鋭いとげがあることに由来するそう。

アカンサス

花言葉は、「芸術」「技巧」。
和名は、葉が「アザミ」を大きくしたようなので「ハアザミ」だそうです。

因みに、『らんまん』の来週のサブタイトルは『ノアザミ』です。
調べてみると、勉強になりますね。

おまけ情報

今作で、‘ジョン万次郎’こと中濱万次郎を演じてくださった宇崎竜童さんが昨夜の『うたコン』で、美空ひばりさんの名曲「悲しき口笛」をスペシャルアレンジで唄ってくれました。

メッチャ、感動の楽曲でした。
良かったら、聴いてみてください

NHKプラス(見逃し配信)リンク

結びに

ほなな~!また来とうせ。
それでは、また来てね。


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【これまでの感想】

第1週『バイカオウレン』
1 2 3 4 5 
第2週『キンセイラン』
6 7 8 9 10 
第3週『ジョウロウホトトギス』
11 12 13 14 15 
第4週『ササユリ』
16 17 18 19 20 
第5週『キツネノカミソリ』
21 22 23 24 25 
第6週『ドクダミ』
26 27 28 29 30 
第7週『ボタン』
31 32 33 34 35 
第8週『シロツメクサ』
36 37 38 39 40 
第9週『ヒルムシロ』
41 42

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連続テレビ小説『らんまん』第43回

内容田邊(要潤)から演奏会への同行を許された万太郎(神木隆之介)あとは、雑誌の話をするだけダンスの先生のダンスを見て、演奏会に参加したいと母まつ(牧瀬里穂)に伝える寿恵子(浜辺美波)。その熱意に、母も認めないわけにはいかず。一方、夜になっても帰ってこない万太郎を心配する竹雄(志尊淳)りん(安藤玉恵)は、大丈夫だと言ってくれるも、不安がよぎる。ようやく、倉木(大東駿介)とともに帰ってきたのを見...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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