王様に捧ぐ薬指 (第7話・2023/5/30) 感想

TBS系・火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』
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第7話『王様VS初恋相手!?上書きキスの約束!!』の感想。
なお、原作の漫画、わたなべ志穂『王様に捧ぐ薬指』は未読。
綾華(橋本環奈)が東郷(山田涼介)を避け始める中、アニメのキャラクターと挙式する「ソロウエディング」希望の女性客がやって来た。仕事に復帰した綾華はこの企画に将来性を感じ、東郷も賛同。綾華は竹本(三浦りょう太)と共に対応に当たる。東郷が綾華の隠し事を探る一方、頻繁に連絡をしてくる神山(坂東龍汰)に戸惑いを隠せない綾華。東郷はそんな綾華をデートに誘い出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・わたなべ志穂『王様に捧ぐ薬指』
脚本:倉光泰子(過去作/ラヴソング、純愛レゾナンス、PICU) 第1,2,5話
関久代(過去作/パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~) 第3,4,6,7話
演出:坪井敏雄(過去作/凪のお暇、カルテット、わたナギ、妻、小学生になる。) 第1,2,5話
泉正英(過去作/病室で念仏、TOKYO MER、ユニコーンに乗って) 第3話
宮崎萌加(過去作/差出人は、誰ですか?) 第4話
大内舞子(過去作/TOKYO MER、アトムの童) 第6話
宮本秀光(過去作/T差出人は、誰ですか?) 第7話
音楽:G.B.'s Band(Prod. by GeG)(過去作/差出人は、誰ですか?)
主題歌:Hey! Say! JUMP「DEAR MY LOVER」
挿入歌:Awesome City Club「アイオライト」
ウエディング監修:ワタベウエディング
プロデュース:橋本梓(過去作/毒島ゆり子のせきらら日記、差出人は、誰ですか?)
勝野逸未(過去作/俺の家の話)
※敬称略
ラブコメらしさが一段と強調されて良くなった
前回以上に、効果音や劇伴の使い方、カメラワークや編集などにメリハリがあって、かなり “ラブコメ” 寄りになった第7話。
脚本と演出が第4話と同じだが、相当にブラッシュアップした感じだ。
まあ、相変わらず回想シーンを使い回して “ドラマ” を作っている気になっている点はいかがなものか? と思うが。
それでも、東郷(山田涼介)の秘書‘ハチ’こと秋田幸司(森永悠希)が動画配信用の撮影をしている時のカメラ操作も丁寧に作り込んでいたし、ふたりのデートシーンもきれいに撮れていた)と思う。
というわけで、全体的には “ラブコメ” らしく、それなりに “胸キュン” も散りばめられ、前回よりも更に一段格上げした感じだ。
東郷の母・静と神山の目的を隠し過ぎているから…
それにしても、未だによく分からないのが神山(坂東龍汰)と東郷の母・静(松嶋菜々子)の位置づけだ。
東郷と綾華(橋本環奈)と神山は、描写だけ見れば三角関係ではない。
静にしたって、陰で暗躍するのなら中途半端だし、今回のラストを見ちゃうと更に裏がありそうで。
現状では、何らかの理由で静が綾華を嫁の座から引きずり下ろすために神山を利用しているように見えるが、その目的を相当隠してしまっているから、そこがモヤモヤする。
まっ、今後の展開に期待したい…
あとがき
放送前の番宣で、山田涼介さんや橋本環奈さんがおっしゃっていたとおり、「結婚も悪くないな」「夫婦っていいものだな」と思えるドラマになってきたと思います。
「同窓会であそこまで飲む?」との意見が出そうですが、うちは夫婦で同じ高校出身なので、同窓会では旧友たちとへべれけになりますよ(笑)
夫婦の数だけ、夫婦のカタチってあると思います。
最後に。山田涼介さんって、昨年放送のドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(テレ朝/2022)の丸谷康介 役が最近のハマリ役だと思いましたが、今作の東郷のツンデレもいい感じです。
そうそう、忘れてました。
静の部屋にあった「赤い花」は「グロリオサ」、別名「ユリグルマ」と言って、球根に 自然毒“” があり、死に至ることもあります。
静の立ち位置に関係あるかも?
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17950/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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