風間公親-教場0- (第8話・2023/5/29) 感想

フジテレビ系・フジテレビ開局65周年特別企画・月9『風間公親-教場0-』
公式リンク:Website、twitter、Instagram
第8話『闇中の白霧』の感想。
なお、原作の小説、長岡弘樹 著の『教場0 刑事指導官・風間公親』と、『教場X 刑事指導官・風間公親』で、両方とも既読。
風間(木村拓哉)と遠野(北村匠海)への襲撃事件に関し、専従捜査チームが犯人(森山未來)の行方を追う中、路子(白石麻衣)は風間の指導の下、点鼻薬に混入された毒物による殺人事件を捜査。風間は被害女性・澄香(ソニン)の住所録から、名前だけ記された2人の人物に着目する。やがて、メッセージのやりとりから通販サイトを運営する男性・名越(小池徹平)が浮上。風間は路子の観察眼を認めるが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小説・長岡弘樹『教場0 刑事指導官・風間公親』、『教場X 刑事指導官・風間公親』
脚本:君塚良一(過去作/教場I,II、踊る大捜査線シリーズ、課長島耕作シリーズ)
演出:中江功(過去作/教場I,II、ギフト、プライド、Dr.コトー診療所シリーズ) 第1~4,6~8話
西岡和宏(過去作/ラジエーションハウスII、元彼の遺言状) 第5話
音楽:佐藤直紀(過去作/教場I,II、海猿、コード・ブルーシリーズ、救命病棟24時[5])
※敬称略
もはや、ほぼ指導については共感する点は皆無
相変わらず、いや、今回は前回、一部はこれまでよりも…
●女性の新人刑事の優遇
●交番勤務の警察官への軽視
●「仕留めろ!」と容疑者の人権無視
これらが激しくなった風間(木村拓哉)の指導…
もはや、ほぼ指導については共感する点は皆無だ。
偏見だらけの指導官による"刑事道場ドラマ"のとしては悪くない
ただ、一応 “ドラマ” として客観視すれば、前回よりは今作の中心が “風間道場” であることは明瞭になった。
更に、横柄な態度も相まって、主人公が “風間公親” であったことも判然となった。
というわけで、偏見だらけの刑事指導官による “身勝手道場” のドラマとしては悪くないし、むしろ第8話で原点に戻ったといえる。
まっ、ただ、それだけのこと…
あとがき
現実と “ドラマ” をリンクさせる意味はないですが、人情として…
先日の「長野立てこもり事件」で警察官2人が殉職しました。
その直後に、“女性の勘” ってだけで番勤務で微笑む登場人物をつくる “ドラマ” も、先日の刑事ドラマのように「長野立てこもり事件」に一言も言及しないのも、完全に今作に興味を失わせた原因のように思います…
離脱しようかと思いましたが、次回に染谷将太さんと森山未來さんと出演されるので、おふたりを目当てで見てみます。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17945/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
- 関連記事