2009
Aug
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シネマウェディング考 「ブライダル業界に頼らないブライダル」
映画だけじゃ生き残れない 結婚式や演劇も上映
2009/08/01-16:43分 産経新聞
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大画面による映像と高品質の音響効果が体感できる特性を生かし、結婚式など映画以外のイベントや、演劇やテレビ番組といった映像ソフトの上映を行う映画館が増えている。映像コンテンツをフル活用できる魅力に加え、映画館側も独自性を打ち出して集客に結びつけようという思惑があるようだ。(佐久間修志)
新郎新婦のなれそめとゴールインまでを本人が再現した映像が大画面で映し出される-。東京都立川市の映画館「シネマシティ」で6月に行われたシネマ・ウエディングの一幕だ。大画面にはその後も挙式の一部始終がライブで流れた。
プロ用カメラで撮った精細な映像に、挙式した相馬博和さん(30)と絵理さん(25)は満足げ。「自分たちの映像でも、大画面でみると映画みたい。友人たちへの受けもよかった」。企画したブライダル事業会社、MOTHERSは「他ではできない結婚式の思い出を作れる」とPRする。
◆不景気らしい婚礼企画だと思う◆
もう10年程前になるだろうか。都内の幾つかの映画館に、シネマウェディングと同様の企画を持ち込んだことがある。当時はまだシネコンも増えていたし、映画館も強気だった。しかし、婚礼業界(当時はウェディング・プランナーなんて言葉が出始めた頃)は、既に右下がりを見据えていろいろやっていたのだが、企画は通らなかった。
◆舞浜のシェラトンが始めた“シネマチックアイテム”◆
そこで婚礼業界のリーダーであるシェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテルが数年前に始めたのが『シネマチックアイテム』。撮影用クレーンカメラや映画に登場するような海を眺めるロケーションでの挙式。これらは映画撮影スタジオをホテルに作り、新郎新婦をスターにするって企画。他のホテルでも本格的な映画スタッフやプロの俳優さんを絡めてのプロフィールビデオなど試行錯誤したが、まだまだ映像を重視するお客様は少なかった。
◆結局、映像に行くしかないのか◆
私は既に婚礼をメイン業務にしていないが、ハコモノや小物に行き詰ると映像に頼る傾向がある婚礼業界。お客さまも料理や手作りアイテムなどに行き詰ると映像に頼る傾向はないだろうか。確かに作れば何でもありだから。しかし、映像はお金がかかる。もちろん安価で優れた作品もあると思うが、基本的にはフォーマットに合わせるだけ。そういう婚礼映像に疑問を感じる。
◆結婚披露宴で肝心なこと◆
結局は新郎新婦を祝福する人たちの満足と、それによる新郎新婦と家族の満足だと思う。1,000件以上のホテルでの披露宴を見てきた思うのは、一生一度きりの結婚披露宴なのだから、ライブによる音響・照明・映像・料理をリンクさせた二人のための特別な空間演出をしてあげたいと思うのだが・・・
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