連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第122回・2023/3/27) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第122回〔全126回〕/第26週/最終週『私たちの翼』の感想。
※ 本作は、2023年2月10日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
※ 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。
2020年1月。貴司をパリに送り出した舞(福原遥)は翌朝、娘・歩(安井姫壱)を保育園へ連れて行き、空飛ぶクルマを開発している刈谷(高杉真宙)の会社へ向かう。めぐみ(永作博美)はIWAKURAの社長業の引継ぎに、祥子(高畑淳子)はデラシネの店番へと家を出ていく。一方、パリに向かった貴司(赤楚衛二)は、八木(又吉直樹)と再会し、短歌を詠めなくなった苦悩を打ち明ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!ニュース]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17,19~22,24,最終(26)週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18,23,25週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15,21,最終(26)週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18,24週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12,19,22週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」助監督、特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」) 第20週
小河久史(過去作/「スカーレット 本編」助監督、「おちょやん 総集編」助監督) 第23週
大野陽平(過去作/夜ドラ「ここは今から倫理です。」第6回のみ、朝ドラ「ちむどんどん」第9週のみ) 第25週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
ご案内
今作の感想は、既に一度離脱しております。
従いまして、今後は管理人が最終回まで完全予想した内容をもとに書きますので、下記を読んでいただいていないと分からない場合があります。
連続テレビ小説「舞いあがれ!」※今後の感想について(暫定版)
最終週だから"二つだけ気になること"を書いてみる…
「盛りあがれ!」「這いあがれ!」「浮きあがれ!」の願いもむなしく、ついに最終週になってしまった。
その月曜日だから、基本的に粗探しも重箱の隅を楊枝でほじくることもしない前提だが、最終週だから二つだけ触れてみる。
一つ目は今回の描写を見て、ふと思ったのだ。
これ、「娘と孫娘が親身になって‘ばんば’を介護をしている」と見えるか? だ。
第24週で祥子(高畑淳子)が脳梗塞の後遺症で一人暮らしが心配だった娘・めぐみ(永作博美)と孫娘・舞(福原遥)が五島列島から東大阪に引っ越してきた。
そして私は全く納得できてはいないが… 貴司(赤楚衛二)の「デラシネ」の本を読んだりジャムを作って、何とか “自分の居場所” や “自分の尊厳” を取り戻したことになっていた(異論はあるが)
言いたかないし、フィクションではあるが、‘ばんば’を一人暮らしから解放し、同居生活している現状は、介護はおろか、面倒を見ているともいえないのでは?
リアルに描けとは言わないが、せめて通所リハビリに通うとかデイサービスに行っているくらいの “匂わせ” はやってもよいのでは?
結果的に都合よく「デラシネの店番」をやらせるために “この展開” を盛り込んだとしか思えないのだが。
ホント、今作は‘人でなし’が多いし、愛情を感じにく朝ドラだと思う…
相変わらず「こんねくと」の経営状態がよく分からん
二つ目は「こんねくと」の経営状態が一向によく分からんこと。
「ABIKILU」が投資家たちから事業資金を調達できたことは描かれたが、「婚約指輪」以後にこれといった案件をやったようには見えていない(何かあった?)
超好意的に解釈すれば、アルバイトを雇うほどに忙しく数々の案件をこなしつつ、業務提携した「ABIKILU」に投資家たちを紹介した仲介手数料は入ったとしても…
まあ、東大阪で独り勝ちの優良企業「IWAKURA」の子会社だから親会社からジャブジャブ、大阪府や東大阪市から補助金でもドバっと出ているのかもしれないが、何とも解せないのだ。
浩太(高橋克典)の死後、直ちにめぐみ社長体制になった割に、今回の章兄ちゃんへの引き継ぎは異様に慎重なのも… まあいいや。
最終週も懲りずに盛り込み過ぎになるのか…(落胆)
さて、本編の感想だ。
月曜日のアバンタイトルを見れば、おおよその予想はつくが、それによれば間違いなく【最終週も懲りずに盛り込み過ぎになる】である…(苦笑)
そして、“メイン” の桑原氏も、NHKの上層部も、「短歌と BL」「空と五島」が大好きで仕方がないようだ。
もう、これくらいしか感想がない。
桑原氏としては、よく頑張ったと思う(苦笑)
一つだけ、褒めたいことがある。
それは、朝陽(渡邉蒼)を合流させるときに、次のやり取りを加えたこと。
刈谷「優秀な学生おらんかいな?」
渥美「いやあ 今 みんな忙しくて…」
玉本「みんな 仕事あんねんから」
いつもなら、しれ~っと「知り合いの朝陽君を連れて来ました」と舞が言ってご都合主義の完成だったのに、今回は新メンバー加入の理由付けを盛り込んだ。
まあ本来は、いや普通の脚本ならプロジェクトが進むにつれて、メンバー加入や入れ替えを盛り込むと思うが、今週は “メイン” だからやっただけマシだと思う。
あとがき
ここまで内容らしきものがなく、ただただ “フラグ” ともいえない雑な “ネタフリ” ばかりを見せられても、何の感想も浮かびません。
最終週なので予告編に触れちゃいますけど、歩と遊ぶ祥子がマスク着用だったので、明日はコロナ禍になるはずです。
ということは、パリの貴司はしばらく帰国できませんから、金曜日までに貴司を帰国させるのは必至ですから、またお得意の時間経過でアフターコロナへ一飛びですね(笑)
おまけ
特にこれといった感想を書かなかったので、週末に投稿した二つのショート動画を掲載します。
興味のない方は、スルーしてください。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17793/
【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 土
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 土
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 土
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 土
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 土
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 土
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 土
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 土
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 土
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 土
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 土
第17週『大きな夢に向かって』
77 78 79 80 81 土
第18週『親子の心』
82 83 84 85 86 土
第19週『告白』
87 88 89 90 91 土
第20週『伝えたい思い』
92 93 94 95 96 土
第21週『新たな出発』
97 98 99 100 101 土
第22週『冒険のはじまり』
102 103 今後の感想について(暫定版) 104 105 106 106 土
第23週『飛躍のチャンス』
107 108 109 110 111 土
第24週『ばんばの歩み』
112 113 114 115 116 土
第25週『未来を信じて』
117 118 119 120 121 土
第26週/最終週『私たちの翼』
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