連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第120回・2023/3/23) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第120回〔全126回〕/第25週『未来を信じて』の感想。
※ 本作は、2023年2月10日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
※ 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。
刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)が、舞(福原遥)のつてで入手したカーボンのプロペラを試作機に取り付けていると、なにわバードマンの仲間だった渥美(松尾鯉太郎)を連れて舞が訪れる。再会を喜ぶ刈谷たち。渥美は毎週末に手伝いに来てくれるという。舞は刈谷たちへ、投資家へのプレゼンに向けたラストスパートを頑張ろうと励ます。それから刈谷たちは空飛ぶクルマの開発を急ピッチですすめ、投資家にテストフライトを見せる日を迎える。
---上記のあらすじは[Yahoo!ニュース]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17,19~22,24週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18,23,25週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15,21週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18,24週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12,19,22週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」助監督、特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」) 第20週
小河久史(過去作/「スカーレット 本編」助監督、「おちょやん 総集編」助監督) 第23週
大野陽平(過去作/夜ドラ「ここは今から倫理です。」第6回のみ、朝ドラ「ちむどんどん」第9週のみ) 第25週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
ご案内
今作の感想は、既に一度離脱しております。
従いまして、今後は管理人が最終回まで完全予想した内容をもとに書きますので、下記を読んでいただいていないと分からない場合があります。
連続テレビ小説「舞いあがれ!」※今後の感想について(暫定版)
WBC試合中、パーキングエリア駐車場は満車状態で車内観戦
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
昨日は…
WBCの決勝戦中で『舞いあがれ!』どころじゃないので、サクッと済ませます(謝)
と書いてしまったので、今回はその顛末を少しだけ。
感想だけ読みたい人は飛ばしてくださいませ。
実は、昨日は東京・元浅草にある菩提寺へ妻とお墓参りに行く日だったので、投稿を終えたらそのまま車に乗って出発。
ラジオでWBC中継を聞きながら、パサール幕張PAで休憩を兼ねて8回表から車中でテレビ観戦して、結局、チャンピオン奪還まで見たわけです。
そこで面白いことがありました。
実は、昼前にしては駐車場が混雑していたのですが、店内の飲食スペースやトイレはガラガラ…
そして、優勝が決まったら… まあ、みんな車から出てくる、出てくる(笑)
トイレでも見ず知らずの人同士で「いやぁ、勝ちましたね」の挨拶。
運転手の運転中の画面直視は、道路交通法第71条第5号の5違反に問われますから、私を含めて応援する側もフェアプレーで駐車場鑑賞していたわけです。
そんなわけで、パサール幕張で咲いていた桜をパチリ。
実は、パーキングエリアには全国の桜前線を体験できるように桜が植栽されているんですよ。
ってことで、桜の話は「あとがき」で続けます。

パサール幕張で咲いていた桜
先週までの"メイン"にも、これくらいの描写力があれば…
異論反論、好き嫌いはあると思うが。
“メイン” が、主人公を「パイロット志望」、「東大阪の技術を広めたい」、「IWAKURAの子会社の社長」の三重設定を盛り込んだ上に、「関西万博」と「空飛ぶクルマ」を盛り込んでしまったし…
更に最終週は “メイン” が書くだろうから専門的なことは今週でケリをつけなければいけない縛りもあるだろうから、正直こんな展開にしか書けないと思う。
ホント、脚本も演出も “サブ” が不憫で仕方がない(涙)
従って、ご祝儀ポイントを加算して、“ドラマ” としては悪くない… というのが私の評価。
一応は登場人物たちの役割も描き分けられているし、個性も見えている。
本来は、“メイン” にこれくらいの描写力があれば、これまでの評価はもう少し上がったと思う。
投資家が舞と悠人を保険にして投資を決めたように見える…
というわけで、あとは “なるようにしかならない” から書くことはないのだが、この度の展開に少々モヤモヤが残るのだ。
今日は、そこを掘り下げて、盛大に「こうしたらよかったのに… 講座」をやってみたい。
ただ、ちょっと細かいことだから分かりにくいかもしれないが、分かる人だけ分かればいい… 的な内容になってしまうかもしれないが、精いっぱい解説しようと思う。
モヤモヤの原因は、今回に登場した投資家たちが、いま東大阪で独り勝ち中の IWAKURAの子会社「こんねくと」と社長の舞(福原遥)、舞の兄で‘元天才投資家’の悠人(横山裕)が絡んでる事案なら… という謂(い)わば一種の‘保険’にして “賭け” をしているように見えてしまっているのだ。
まあ、「投資」というのは一種の “賭け” だから、理屈的にも “ドラマ” としても間違ってはいない。
でも、私は「そういう展開でいいの?」と思うのだ。
それこそ、刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)が舞に相談を持ち掛けたのだって、准教授・渥美(松尾鯉太郎)を含めた景気がいい後輩たちに頼めば、何とか資金繰りできるかも? なって思ったようにも見えてしまうのだ。
「空飛ぶクルマ」の開発段階の描写を端折り過ぎ!
これらの “見方” が偏屈なのは分かっているつもりだし、そんなつもりで書いていない、描いていないのも理解しているつもりだ。
やはりここは、これまでの「空飛ぶクルマ」の開発段階の描写を端折り過ぎたのが良くなかったと思う。
ご都合主義は別にして、唐突に刈谷が「工場を探して!」から始まって、「お金がない!」と続いて、あれよあれよと悠人が参戦して、無事に投資家決定… これでは流石に中身がなさすぎるのだ。
だから、今回のテスト浮遊? だって、これっぽっちも感動しないし、スゴさだって微塵も伝わってこないのだ。
やはり、カーボン部品だけでなく、、映像的には難しいのは承知の上で、もっと多くのパーツや構造に関して「東大阪の人々」、「町工場の連携」、「職人たちの技術」を、投資家たちへのお披露目会までの “ストーリー” に丁寧に盛り込むべきだったと思う。
それこそ主人公自身がやりたいことのために安易に兄経由で投資家を探すのではなく、業務提携したのだから前作『ちむどんどん』のように、「こんねくと」が事業計画をプレゼンして、より良い資金調達をするための “融資元” を探したってよかったと思う。
そうすれば、感動もスゴさも創出できたのでは?
もう、完全に遅いが。
あとがき
今回のラストで、山村留学&星空学級の「朝陽」の名前が挙がりましたね。
“連ドラ” として使い捨てキャラにならなそうなのはよいことです。
今年2月に読んだ下記の記事によりますと、「空飛ぶクルマ」のフライト運航には国からの型式証明が必要で、それがハードルになるそう。
大阪万博、空飛ぶクルマの事業者決定 ANA・JAL・丸紅・SkyDriveが運航 Aviation Wire
どうやら、その助っ人が「朝陽」になるんでしょうね。
おまけ
さて、今回の桜の写真…

「桜海老のあんかけ焼きそば」と「桜海老と新玉ねぎのかき揚げ」
日本橋高島屋地下にある「レストランローズ」でいただいた「春のおすすめメニュー」から二品です。
ねっ? え~~~と、桜… 海老でした(謝)
お寺の桜も載せておきます…

お寺の桜
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17786/
【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 土
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 土
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 土
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 土
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 土
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 土
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 土
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 土
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 土
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 土
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 土
第17週『大きな夢に向かって』
77 78 79 80 81 土
第18週『親子の心』
82 83 84 85 86 土
第19週『告白』
87 88 89 90 91 土
第20週『伝えたい思い』
92 93 94 95 96 土
第21週『新たな出発』
97 98 99 100 101 土
第22週『冒険のはじまり』
102 103 今後の感想について(暫定版) 104 105 106 106 土
第23週『飛躍のチャンス』
107 108 109 110 111 土
第24週『ばんばの歩み』
112 113 114 115 116 土
第25週『未来を信じて』
117 118 119
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