相棒 season21 (第21話/最終回スペシャル後篇・2023/3/15) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season21』
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第21話/最終回スペシャル後篇『13』の感想。
警察庁から捜査権を与えられ遺骨盗難事件を追っていた特命係は、わずかな手掛かりから犯人が学校関係者ではないかと推理。鉄道マニアの米沢に協力を要請し、“13”を名乗る犯人グループがたどったルートの解析にかかる。そんな中、遺骨が盗まれた元官房室長・小野田公顕の小野田家をはじめとする被害者宅に2通目のメッセージが届く。そこには“身代金”に関する指示が書かれていたが、受け渡しの方法と金額は予想外のもので…?
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●脚本:輿水泰弘/演出:橋本一(敬称略)
流石に今回、いやこの「前後篇」は擁護しようにも…(困)
『相棒21』については、当初は薫(寺脇康文)の復帰という重荷があったから、テンポ感や雰囲気が馴染むまで大目に見ていた。
しかし、昨年末ごろから一部のマスコミで今秋には『相棒22』の放送が決定との報道があり、そこからは擁護もそこそこに見てきたわけだが。
流石に今回、いやこの「前後篇」は擁護しようにも…(困)
だって、結末から逆算すれば前回「前篇」は「後篇」に、ほとんど影響を与えていない(苦笑)
それこそ、余韻を意図的にファンタジーにしたければ、官房長の遺骨が盗まれる事件なんて特命係が動くためだけの要素だし、「13」はスペシャル前後篇にしたいだけの大人の事情に過ぎないのでは?
いや、『相棒』だから「前後篇」が「意味なき事件編」と「これだけで済んだ解決編」の構成であることは、十分承知しているつもりだ。
だから、多少の引き延ばしや無駄があっても許容範囲ではある。
でも、今回は「前後篇」で「90分間」が妥当なプロットでは?
‘この程度’の余韻を描くなら“通常回”でやれば…
更に最終回だから書いちゃうが、‘この程度’の元官房長・小野田公顕(岸部一徳)と薫と右京(水谷豊)のノスタルジックなことをやるなら、“通常回” でやれば済むことでは?
わざわざ、お墓参りに行ったけど右京は遺骨が盗まれたことを薫に秘密にしていた… なんてご都合主義な設定なんてやらずに。
いくらなんでも、企画段階でゴーサインを出したところが大問題だと思うが…
あとがき
ほぼ『相棒22』はやるでしょうから、もう、本腰を入れて作ってほしいです。
期待するのは、それだけ…
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17771/
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