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連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第114回・2023/3/15) 感想

連続テレビ小説「舞いあがれ!」

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第114回〔全126回〕第24週『ばんばの歩み』の感想。

 
 

 本作は、2023年2月10日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。


祥子(高畑淳子)を大阪へ移住させる説得ができなかっためぐみ(永作博美)と舞(福原遥)。五島から帰宅すると、貴司(赤楚衛二)がカレーを作って待っていた。舞は歩に、会いたかったと抱きしめる。一方、五島に残った祥子は病院のベッドで壊れてしまったラジオの電源を入れようとするが、ラジオから音は聞こえない。久しぶりに「こんねくと」に出社した舞は、先々大阪・関西万博があると聞いて、東大阪と世界をつなげられないかと夢を膨らませる。
---上記のあらすじは[Yahoo!ニュース]より引用---


原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17,19~22,24
   嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9
   佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18,23
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15,21
   野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18,24
   小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12,19,22
   松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11
   原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16
   工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」助監督、特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」) 第20
   小河久史(過去作/「スカーレット 本編」助監督、「おちょやん 総集編」助監督) 第23
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
     管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略



感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。


ご案内

今作の感想は、既に一度離脱しております。
従いまして、今後は管理人が最終回まで完全予想した内容をもとに書きますので、下記を読んでいただいていないと分からない場合があります

連続テレビ小説「舞いあがれ!」※今後の感想について(暫定版)

近所ではジャージ上下を着た不審者のみっきーです(笑)

あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)

今日はぬっかですもんねー。春ん来たごっちゃよ
(今日は暖かいですね。春が来たみたい)

「今作には期待してませんけど、きれいな写真を楽しみにしています」ってコメントがあったので、こっちも嫌いじゃないのでウォーキングしながらキョロキョロしちゃって、まるで近所ではジャージ上下を着た不審者のみっきーです(笑)

っことで、今日は昨日の夕方に撮影した「アスファルト舗装から出て来た逆光のツクシ」のその後です。

いやあ、日に日に大きくなりますね。

アスファルト舗装から出て来た逆光のツクシ
アスファルト舗装から出て来た逆光のツクシ

なぜ、ここまでめぐみと祥子の交流を省略してきたのか?

アバンタイトルにツッコミを入れ始めると激疲れしそうなのでスルーしておく。

ついでに、「万博」も「こんねくと」も一気にスルーして。

で、異様な長尺の「玄関の土間(たたき)」での立ちん坊の小芝居があって。

取って付けたような五島列島物産展みたいな夕食会もあって…

めぐみ「母のことなんやけど お医者さんに言われた。
    1人暮らしは 避けた方がええて」


別に流れとしても台詞としても間違ってはいない。

しかし、モヤモヤする。

その理由は二つある。

一つは、「お医者さんに言われた」を理由にしていること。

分かるのだが、やはりここは「お医者さんはハッキリ言わなかったけど…」くらいに留めておいたほうがよかったと思う。

二つ目は、今さら… 感だ。

そもそも、めぐみ(永作博美)は亡き夫・浩太(高橋克典)とのことで島を出たから、長年にわたって祥子(高畑淳子)と交流がなかった設定だ。

そのことは、亡き浩太が妻に内緒で年賀状で現状報告をしていた “感動シーン” があるから印象強く残っている。

そして、今作が描いたのは、主人公の原因不明の発熱の治療を兼ねて、五島列島の‘ばんばの家’での療養で、その後めぐみと祥子は関係修復もできたと。

でも実際には、年間でどれくらい連絡を取っていたのか、どれほど心配していたのか描かれていないから分からない。

流石にいくら撮影スケジュール等の大人の事情があるにせよ、台詞だけでもいいから「今日、ばんばから連絡があって…」とか「ばんばから荷物が届いた…」は<この展開を考えていた>なら、やっておくべきだったと思う。

『ちむどんどん』のほうが"ホームドラマ"らしい

異論反論もあろうが、私としては前作の朝ドラ『ちむどんどん』(NHK/2022年度前期)のほうが、何かと‘きょうだい’や親戚を絡ませては東京、横浜、沖縄の交流を描いた点で、よほど “ホームドラマ” らしい思いやりや親切心が描かれていたと思う。

と、ぼやいても、風呂敷を広げるだけ広げて畳まないから、「幼少期の五島編」、「なにわバードマン編」、「航空学校編」も宙ぶらりんになっているわけだが…(困)

やはり、過去に描いたことの “つづき” を描いて “次” にうまくつなげてこなかったから、“連ドラ” として面白くないのだが。

終盤の結城章が登場したくだりはよかったと思う

まあ、一つだけ褒めるところがあるとすれば、終盤の結城章(葵揚)が登場したくだりだ。

唐突感は否めないが、それでもこれまでの岩倉螺子製作所時代からの主人公たちと結城の関係性があるから描けたシーンだ。

このような “連ドラ” だから描ける場面を所々でもいいから挿入してくれば、もう少しマシになったと思う。

こともあろうに、また、まだ「お義父さん」か…

さて、前回の感想でツッコミを入れた点について、今回にも似たようなことがあったから言及だけしておく。

一つは、次の主人公の台詞だ。

舞「お義父さん 言いにくいこと ちゃんと言うてくれはった」


そう、こともあろうに、また、まだ「お義父さん」なのだ。

この件についてツッコむのはこれを最後にするが。

“メイン” が、現状の主人公が夫・貴司(赤楚衛二)の父・勝(山口智充)を「お義父さん」と言い続けることに違和感を覚えないことから、今作が “連ドラ” であることも、主人公の “幼少期からつながった物語” であることも、意識せずに書いている証拠なのだ。

まあ、「私、過去は一切ふり返らない主義の前向き思考派だから」を貫いていることにしておくが(苦笑)

祥子のことを、なぜ悠人には相談しないの?

最後に一言だけ。

IWAKURAの後継者を身内にするのか章兄ちゃんにするのか? なんて、どうでもいい。

私が気になってしょうがないのは、今や恋愛も考える人になった岩倉家の長男・ 悠人(横山裕)に祥子を迎い入れることを相談しないの? ってことだ。

それこそ “義理の家族” とはいえ「うめづ夫妻」よりも、まずは悠人に相談するべきでは?

それこそ、めぐみが「悠人は ‘おかんに任せる’ って言うてくれた」だけでもよいのに。

結局、今作は、“メイン” は、このような心配りや気遣いをやらないから、舞の「できることは何でもする」も「そりゃそうだろ」だし、貴司の「しっかり面倒見んとな」も、「子育てを面倒?」んて思いたくもなるのだ。

もちろん、前回で書いたように、もっと前段階で久留美(山下美月)が長崎の病院でフライトナースとして働いている設定にして、悠人ともよりいい関係になっている設定にしておけば、悠人の性格を考慮して、「おかん、ばんばを島に一人で置くのはダメだ」となっただろうに(悔)

あとがき

言っちゃいますけど、この展開だと完全に祥子は岩倉家に来て、娘のめぐみは独り勝ちで景気のいい IWAKURA社長ですから一気にバリアフリー化のリフォームしちゃいますよ(きっと)

でもね、めぐみが社長を退く覚悟がある設定なら、一度くらいは「私が五島に行って‘ばんば’と暮らしたい」って言いだしても良かったかなって。

だって、めぐみだって祥子との母子関係を取り戻したいって思っているのでは? と考えるのが “連ドラ” だと思うからです。

まあ、サブタイトルが『ばんばの歩み』ですから、金曜日には「ばんばの部屋」にしれーと住んでいると思いますけど(笑)


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【これまでの感想】

第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 
第17週『大きな夢に向かって』
77 78 79 80 81 
第18週『親子の心』
82 83 84 85 86 
第19週『告白』
87 88 89 90 91 
第20週『伝えたい思い』
92 93 94 95 96 
第21週『新たな出発』
97 98 99 100 101 
第22週『冒険のはじまり』
102 103 今後の感想について(暫定版) 104 105 106 106 
第23週『飛躍のチャンス』
107 108 109 110 111 
第24週『ばんばの歩み』
112 113

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連続テレビ小説『舞いあがれ!』第114回

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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