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連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第112回・2023/3/13) 感想

連続テレビ小説「舞いあがれ!」

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第112回〔全126回〕第24週『ばんばの歩み』の感想。

 
 

 本作は、2023年2月10日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。


2016年8月。舞(福原遥)は元気な女の子を出産する。貴司(赤楚衛二)の両親も病院に駆けつけ、初孫との出会いを喜ぶ。そして勝(山口智充)は舞に、この子に会わせてくれてありがとうと礼を言う。久留美(山下美月)も訪れ祝福し、その際に、フライトナースの面接に受かったと報告する。数日後、貴司は子どもの名前の候補を考えて、舞に意見を求める。 ---上記のあらすじは[Yahoo!ニュース]より引用---


原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17,19~22,24
   嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9
   佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18,23
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15,21
   野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18,24
   小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12,19,22
   松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11
   原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16
   工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」助監督、特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」) 第20
   小河久史(過去作/「スカーレット 本編」助監督、「おちょやん 総集編」助監督) 第23
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
     管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略



感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。


ご案内

今作の感想は、既に一度離脱しております。
従いまして、今後は管理人が最終回まで完全予想した内容をもとに書きますので、下記を読んでいただいていないと分からない場合があります

連続テレビ小説「舞いあがれ!」※今後の感想について(暫定版)

今週は、第2,17週の脚本と演出のコンビだから…

やはり、先週の感想で予想したとおりに、「五島列島は私が書きたい」で脚本担当は “メイン” の桑原亮子氏で、演出担当は第2週と第17週でコンビだった野田雄介氏だ。

因みに、第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』の内容は、めぐみ(永作博美)の同級生で役場に勤める浦信吾(鈴木浩介)の妻・莉子(大橋梓)が、舞(浅田芭路)以外の誰もいない場で産気づき、舞は急を知らせるために全速力で走った週だ。

第17週『大きな夢に向かって』は、2013 年夏で舞(福原遥)が IWAKURA入社4年目で “営業のエース” になって、父・浩太(高橋克典)の夢を実現するために、航空機産業支援セミナーに参加しようと提案して、IWAKURAの飛行機部品作りが踏み出した週。

そう、第2週は「なぜ舞は隣近所の家に声をかけずに海に走ったの?」で、第17週は「パイロットから飛行機部品の話になったの?」の週である(笑)

であるから、今週は「舞が出産する必要あったの?」だと思う…

アバンタイトルだけで見る気が失せるような仕上がり…

さて、とりあえず、アバンだけツッコんでおこう。

大学病院で助産師をしている妻が出勤間際にチラッと見て、「ナースが待合室で患者さんの名前を呼んだ上に‘生まれましたよ’って、ここ健康な妊婦さんしかしないの? 昭和の設定じゃないよね。アハハ」と笑って、スプリングコートをひら~っとなびかせて出かけて行った(苦笑)

それにしても、週の始まりの月曜日のアバンタイトルが、ここまで違和感だらけに作れるセンスがスゴイと思う…

「主人公の家」は違和感あり過ぎで…

センスがスゴイといえば、やはり気になったのが「主人公の家」だ。

面倒だから細かい粗探しはしないが、わざわざ作り込むことも映すことも必要ないのに、こちらに部屋の内部だけでなく外観、空と飛行機まで見せるから、ホントこれまで積もり積もっていた違和感が一気に崩れ落ちた感じだ。

あまりにも違和感があり過ぎて内容がつかめないから、何度も録画で確認してしまった。

アバンで「歩は2歳になりました…」でよかったのでは?

もう少し深掘りしてみる。

先週末にネタ振りされた「主人公の妊娠と出産」であるが、なぜ、もっと描き込まなう?

別に、見たいわけではないが。

この程度なら「ナレ妊娠&出産」にして、アバンで「歩は2歳になりました」でよかったのでは?

いや、そもそも、この程度の描写では「主人公の出産」は描けても「夫・貴司が父になる」は全く描けていない。

まあ、これは「主人公の結婚」の時も、ただ主人公が結婚したという事実を提示しただけで、それ以外の印象は残っていない。

そう、結婚も出産も、完全に貴司(赤楚衛二)の存在感、存在意義が少なすぎるのだ。

連ドラなら、主人公の脇役とのかかわりを描いてほしかった

その上、“メイン” はいつものように自分が興味関心のない部分はさらりと通り過ぎて、今回なんて、ほぼ久留美(山下美月)と悠人(横山裕)になっちゃう。

もう、どうせ残り3週間しかないのだから、普通に描けないのか? と思う。

それこそ、折角盛り込むのだから “朝ドラ” らしく、楽しく和気あいあいの‘出産祝い’でも描いたほうがよかったのでは?

御園(山口紗弥加)は病室だけでなく家にも来たっていいし。

IWAKURAの山田紗江(大浦千佳)なんて舞とあんなに仲良しだったし、前年3月には営業の藤沢(榎田貴斗)と交際中で、藤沢は舞と一緒に営業先を回った仲の設定なのだから、二人揃ってお祝いに来たって罰は当たらないのでは?

もちろん、IWAKURAの社員がみんなでお祝いするシーンだって、あるに越したことないし。

そういう、「主人公と脇役のつながり」を極端に削るから、主人公に “生きてる感” が物足りないのだと思う。

結局、多くの視聴者そっちのけで、自分の描きたい部分だけ掘り下げるから “木を見て森を見ず” が未だに変わらないのだと思う。

あとがき

特に、褒めるところはありません。

むしろ、不安が増しただけです。

それでも、一部の人やアゲ記事は必死に「ようやく桑原さんの脚本で安心しました」の絶賛の嵐でしょうけど。

おまけ

こんな愚痴ばかりの感想を最後まで読んでくださったあなたに、今朝のウォーキング中に見つけた少し咲き始めミモザの写真を贈ります。

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【これまでの感想】

第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 
第17週『大きな夢に向かって』
77 78 79 80 81 
第18週『親子の心』
82 83 84 85 86 
第19週『告白』
87 88 89 90 91 
第20週『伝えたい思い』
92 93 94 95 96 
第21週『新たな出発』
97 98 99 100 101 
第22週『冒険のはじまり』
102 103 今後の感想について(暫定版) 104 105 106 106 
第23週『飛躍のチャンス』
107 108 109 110 111 
第24週『ばんばの歩み』

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連続テレビ小説『舞いあがれ!』第112回

『ばんばの歩み』内容2016年8月。舞(福原遥)は、女の子を出産した。2年後。。。敬称略作、桑原亮子さん演出、野田雄介さん違和感ばかりのアバンからの描写は、無視するとして。いや、正確には、何一つ、評価出来る部分が全く無いので。無視というか、呆れている。。。。に近い。今回など。今までも、気になって仕方が無かった家。そう。わざわざ、詳細を描く必要の無い家の内部そして外部を描写したため。今まで以上...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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