連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第23週/土曜日版・2023/3/11) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
公式リンク:Website、Twitter、Instagram
第23週『飛躍のチャンス』の「土曜日版」の感想。
※ 本作は、2023年2月10日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。
舞(福原遥)は御園(山口紗弥加)とともに、東大阪の町工場の技術を生かした商品開発を行う新会社を立ち上げる。
初めての仕事は、スピーカーのカバーなどで使われるパンチングメタルを製造する会社からの相談。金属板に細かい穴を開けるデザインパンチングという独特な技術で絵を描くことができると知り、舞と御園は新商品のアイデアを練ることに。
やがてデザインパンチングを活かしたランプを考案する。ただランプのような照明器具については細かい規定があり、商品の設計から加工までを請け負える板金屋・我妻(久保田磨希)の協力をとりつけなければならない。相談をもちかける舞に、我妻は難色を示す。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17,19~22週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18,23週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15,21週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12,19,22週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」助監督、特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」) 第20週
小河久史(過去作/「スカーレット 本編」助監督、「おちょやん 総集編」助監督) 第23週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
ご案内
今作の感想は、既に一度離脱しております。
従いまして、今後は管理人が最終回まで完全予想した内容をもとに書きますので、下記を読んでいただいていないと分からない場合があります。
連続テレビ小説「舞いあがれ!」※今後の感想について(暫定版)
今作も、アスファルト舗装を突き抜けるくらいの勢いで!
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
今日はぬっかですもんねー。春ん来たごっちゃよ
(今日は暖かいですね。春が来たみたい)
読者の皆様がお住みの地域では、既に桜は咲いていますか?
こちら千葉県北西部ですが、河津桜は咲いていますが、それでもまだまだ朝晩は冷えるのでボチボチって感じです。
でも、昨日は朝に雨が降って、昼間は25度くらいの気温でしたから、今朝はあちこちでツクシが一気に伸びていました。
前回の感想で紹介した「アスファルト舗装から飛び出たツクシ」ですが、今朝はその横でも生えていたのでパチリと。
春を感じますねぇ。

今作も、アスファルト舗装を突き抜けるくらいの勢いで “盛りあがって” ほしいです。
「起業」という単語を聞く度に…
「土曜日版」でも、 ‘起業’、‘起業’と連呼しているが。
「本編」の感想でも一度も書いたことはないが、普通‘起業’って言うだろうか(汗)
いや、単語としても、用法としても‘起業’は間違っていない。
しかし、日常会話においては「ほんまに起業するんなや」ではなくて、「ほんまに会社始めるんやなぁ」でないかと思うのだが。
なんか、この‘起業’を聞く度に「今作って単語を使うのが好きなんだなぁ」と思うし、正直呆れている(笑)
お気の毒な舞ちゃん、カモにされたのにへこたれない舞ちゃん
本編では、曽根 (二代目)(井之上チャル)が「どんどん新しい仕事 取ってこなあかんな」と「こんねくと」の仕事を心配している描写があって…
出席者全員が心当たりがない中で「的場金属製作所」の二代目社長・的場(杉森大祐)が助け舟と出して…
正に渡りに船って感じで主人公たちが仕事にしようと躍起になり始めた印象だった。
しかし、「土曜日版」では曽根の台詞が削除されたりで…
「仙波打抜株式会社」の仙波(森下じんせい)が自社のパンチングメタルの技術にたいそう自信満々で、技術を高く買ってくれるところをあちこち探していて、それにまんまと主人公たちが引っ掛かってカモにされた印象に(苦笑)
う~ん、語弊があるかも知れないが、まるで仙波が調子ばっかりよくて、裏では何を考えているのかわからないオッチャンって感じにも…
そう、お気の毒な舞ちゃん、カモにされたのにへこたれない舞ちゃん、東大阪のために頑張る舞ちゃんの完成なのだ。
「土曜日版」でカットするなら、「本編」にも入れるな!
更に、編集テクニックを解説すると、火曜日放送分の第108回で私が大いにツッコんだ次の台詞もしれ~っと削除されていた。
舞「ここを始める前は IWAKURAで
ねじ作りの現場にもいました」
やはり、この台詞は “メイン” が書いた部分を知らない “サブ” が、当然あると思って書いちゃった台詞だということが、この印象操作テクで浮き彫りになった。
まあ、「土曜日版」でカットするなら、「本編」にも入れるな! と思うが。
来週の時間経過のために、いろいろ強引な一週間…
申し訳がないが、これ以上の感想が思いつかない。
とにかく、前回の感想に書いたように、次週は “メイン” の桑原亮子氏の「五島列島は私が書きたい!」の発令で、めぐみ(永作博美と‘ばんば’こと祥子(高畑淳子)の母子物語になるに決まっている(笑)
だから今週は、“サブ” に「こんねくと」の初動、佳晴(松尾諭)と津田道子(たくませいこ)の結婚、主人公夫婦のご懐妊まで書かせて、私は出産後へ時間経過して書きます… って感じだろう。
意外なくらいに仙波を"悪役"に仕立てたことで…
とにかく、ご都合主義満載で “全部入り” にしたことで、先週よりも明らかに主人公の出番は少なく、もはや完全な群像劇の印象になってしまった。
それでも、意外なくらいにパンチングメタルの仙波を “悪役” に仕立てたことで、“メイン” が書いた直近の4週間の “根拠もないのに自信満々でオッサンたちを束ねる舞ちゃん” だったのが薄れて…
自称‘エース’で社長令嬢の主人公とズブの素人がバディを組んで、試行錯誤をしながら東大阪のために全力投球で頑張るお仕事ドラマに何とか見える(苦笑)
15分間の「土曜日版」で可能なら、なぜ「本編」でやらないのか不思議でならないが…
あとがき
私、思うんですけど…
今作が今一つ “盛りあがらない” 原因として、主人公、ヒロインの熱量不足があるじゃないかなぁって。
ほら、前作『ちむどんどん』を称賛するつもりはありませんけど、ヒロインの暢子って “やたらと熱量が高い人” でしたよね。
だから、好き嫌いは別にして暢子の言動一つひとつが気になる人だったなぁって。
でも、舞って未だに「舞ちゃん」って言われるくらいに “熱量を感じない人” なんですよ。
よく言えば “か弱い” “ほっとけない” でしょうけど、反面では “頼りない” “興味がわかない” なのです。
ですから、本当は “メイン” が当初に書いた「頑張るとすぐ熱を出しちゃうけど、ここぞという時は全力で走っちゃう舞ちゃん」でよかったと思います。
「なにわバードマン編」以降の舞ちゃん、丈夫過ぎます…
おっと、「航空学校編」で一度だけ発熱しましたよね。
それを書いたのは、奇しくも今週担当の佃良太さん。
やはり、佃さんは “メイン” は「舞が時々発熱する」と書いていると思っていたんでしょうね(笑)
そりゃあ、桑原氏と佃氏では話がつながらないはずです…
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/17758/
【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 土
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 土
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 土
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 土
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 土
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 土
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 土
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 土
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 土
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 土
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 土
第17週『大きな夢に向かって』
77 78 79 80 81 土
第18週『親子の心』
82 83 84 85 86 土
第19週『告白』
87 88 89 90 91 土
第20週『伝えたい思い』
92 93 94 95 96 土
第21週『新たな出発』
97 98 99 100 101 土
第22週『冒険のはじまり』
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第23週『飛躍のチャンス』
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