連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第108回・2023/3/7) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第108回〔全126回〕/第23週『飛躍のチャンス』の感想。
※ 本作は、2023年2月10日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
※ 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。
舞(福原遥)たちのデザインパンチングを利用した照明の製品化には我妻(久保田磨希)の協力が不可欠だが、見込みのないものの試作はできないと取りつく島もない。そんな我妻に対し舞は、自分の持つ技術の知識を駆使して説得を試みる。我妻も舞の知識力を認めるが、どの工場も生き残るだけで精一杯だと言う。舞は、今の状況を変えるためにも誰もやっていないことに挑みたいと、我妻の説得を続ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!ニュース]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17,19~22週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18,23週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15,21週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12,19,22週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」助監督、特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」) 第20週
小河久史(過去作/「スカーレット 本編」助監督、「おちょやん 総集編」助監督) 第23週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
ご案内
今作の感想は、既に一度離脱しております。
従いまして、今後は管理人が最終回まで完全予想した内容をもとに書きますので、下記を読んでいただいていないと分からない場合があります。
連続テレビ小説「舞いあがれ!」※今後の感想について(暫定版)
近所で、ちっちゃなツクシを見つけました
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
今日はぬっかですもんねー。春ん来たごっちゃよ
(今日は暖かいですね。春が来たみたい)
昨日、近所をウォーキングしていたら、ちっちゃなツクシを見つけました。

もう、そこまで春は来ているようですね。
今夜は満月「ワームムーン(芋虫月)」で、全国的に天気が良さそうなので「同じ満月」を見ませんか?
2023年3月の満月"ワームムーン(芋虫月)"を見るなら 7日(火)の夜!
佃氏は"今週のみ"なら無難に仕上げてくると思っていたが…
まず、当たっちゃった!
そう、先日、久留美(山下美月)は「ドクターヘリ」に乗る “フライトナース” になる… と予想したのだが。
まさか、今週中にぴったしカンカン(古っ)するとは!
さて、真面目に書こう。
今週の脚本担当が “メイン” の桑原亮子氏ではなく、“サブ” の佃良太であることはご存じのとおり。
従って、事前に先週までの内容をちゃんと教えてもらっているのか? 映像を見ているのか全く分からない。
恐らく、主人公が新会社を作ったから、カタカナを使った技術と商品を1つは完成、もう1つは来週にまたいで完成させることと、何となくでいいからカフェ「ノーサイド」の女主人・津田道子(たくませいこ)と久留美の父・佳晴(松尾諭)の結婚は匂わせてほしいってことだと思う。
そんなことで、佃氏は忠実に仕事をこなすから、“連ドラ” としてはツッコミどころが満載だが、“今週のみ” なら無難に仕上げてくる… というのが私の見立てだ。
今のところ、今週は予想以上に"朝ドラらしい"と感じる
そんな見地で今回を見ると、好き嫌いは別にして、これまでとの連続性も別にして、私は意外過ぎるくらいに “朝ドラらしい” と感じている。
皆様は、どう感じただろうか?
●まず、主人公・舞(福原遥)がハツラツと生きているように見えた。
●御園(山口紗弥加)も社長の舞をサポートしているように見えた。
●カタカナを使った技術と商品を1つは完成も軽々クリア。
●今作では異様なくらいに数が少ない舞台設定から「うめづ」と「ノーサード」を盛り込んだ。
もう、これだけ褒めたのはいつぶりだろうか(苦笑)
"メイン"よりも、とてもよかったのが貴司の描き方!
褒められるときに褒めとこう!
特に、ここ最近の “メイン” よりも、とてもよかったのが貴司(赤楚衛二)の描き方だ。
●貴司と舞の会話は、ちゃんとそれぞれの仕事を持った新婚の会話に見えた。
●久留美を交えた会話も、それぞれの事情を知った幼なじみ同士の会話にも見えた。
とにかく、貴司が舞の良き理解者でパートナーとして、ちゃんと機能していたと思う。
これでよいのだ。
貴司は脇役なのだから、あくまでも主人公を引き立てつつ… でよいのだ。
それを “メイン” は自分の好みを反映させて、貴司を “短歌担当” みたいに特別枠で使うから、全体の中に溶け込めないのだ。
是非とも “メイン” には今週を見て… おっと、クランクアップしちゃったか(失笑)
登場人物たちがそれぞれの役割を果たして"ものづくり"を…
もう少し褒めておこう。
今回のキーパーソンは我妻(久保田磨希)だ。
我妻の口の悪さが、いい感じで “ものづくり” の過程、厳しさと楽しさを表現する係になっていた。
例えば、「ノーサイド」で舞に次のように言っていた。
我妻「どの工場も
今 生き残るだけで 精いっぱいや。
売れるかどうか分からんもん作ってる
余裕なんて あれへんねん」
これまでは、ご都合主義におんぶにだっこで好き勝手に作っては売れました、成功しましただったが、我妻の存在で舞たちの「こんねくと」が大甘な起業だったことが表現された。
また、終盤での次の台詞も…
我妻「人の手ぇに届くまでが ものづくりや」
アイデア、設計、試作、製造、販売、サポートをしてこそ “ものづくり” であることを示した。
示すだけでなく、登場人物たちがそれぞれの役割を果たして “ものづくり” をしているようにも見えた。
思い出してほしい。
ブログ開設、求人サイト、オープンファクトリー、小堺(三谷昌登)のハンモックのくだりが、如何に準備も実行も結果も雑に描かれたのか分かったと思う。
あとがき
流石に苦言も書いておきますね。
舞「ここを始める前は IWAKURAで
ねじ作りの現場にもいました」
あの~~~ぉ、いつ、どこで???
私が “サブ” の立場だったら「当然、そういうシーンはありましたよね」って思いますもん、書いちゃいますよぉ(笑)
告知
う~さこさん、昨日は拍手コメントありがとうございます。
ご指摘のとおり、ちょこっと&さらりと修正させていただきました(謝)
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17743/
【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 土
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 土
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 土
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 土
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 土
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 土
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 土
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 土
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 土
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 土
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 土
第17週『大きな夢に向かって』
77 78 79 80 81 土
第18週『親子の心』
82 83 84 85 86 土
第19週『告白』
87 88 89 90 91 土
第20週『伝えたい思い』
92 93 94 95 96 土
第21週『新たな出発』
97 98 99 100 101 土
第22週『冒険のはじまり』
102 103 今後の感想について(暫定版) 104 105 106 106 土
第23週『飛躍のチャンス
107
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