連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第103回・2023/2/28) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第103回〔全126回〕/第22週『冒険のはじまり』の感想。
※ 本作は、2023年2月10日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
※ 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。
金網業者の小堺(三谷昌登)とうめづで待ち合わせをしていた舞(福原遥)は、やってきた小堺から会社をたたむと告げられる。しかし舞は、さばさばと話す小堺がいまだに金網作りに対する深い愛情を持ち続けていると感じる。そんな小堺の姿から舞は、めぐみ(永作博美)がかつてIWAKURAの社員全員に会社をたたむと告げた日のことを思い出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!ニュース]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17,19~22週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15,21週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12,19,22週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16週
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」助監督、特集ドラマ「ペットにドはまりして、会社辞めました」) 第20週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
今回も「盛りあがれ!」の予兆の欠片も見受けられなかった
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
今日はぬっかですもんねー。春ん来たごっちゃよ
(今日は暖かいですね。春が来たみたい)
どうやら、たくさんの読者様が私の “応援したい気持ち” に気づかれたようで何よりです(笑)
昨年末ごろから俵万智さんが SNSで必死に今作をアゲているのは短歌を扱っているからだと思っていたら、昨夜(2/26)放送のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』にご出演で。
更に、又吉直樹さんがインタビュー・ゲストでした。
なるほどですね(笑)
結局、今回を見終えても「盛りあがれ!」の予兆の欠片も見受けられなかったから、書くほどの感想は無いですが…
「コサカイ鋼業株式会社」の再建エピソードは根本から間違ってる
下書きをしていて、あれこれ書こうかと思ったのだが、結論から書いちゃおう。
そもそも、この度の「コサカイ鋼業株式会社」の再建エピソードは根本から間違っているのだ。
自慢するわけではないが、私も千葉県の南冒頭地域で大学と地元産業での産学連携のど真ん中に “異色のクリエーター” として長年参加してきた立場で言わせてもらうと…
先日の「オープンファクトリー」の件と一緒で、地元産業と無関係な浪速大学で都市ブランディングを専門に准教授・渥美(松尾鯉太郎)や学生が参加したように…
今回のエピソードも、市役所や同業者でなく、地元には縁はあってもしがらみのない “素人” や “よそ者” が積極的に参加しているように描くべきなのだ。
当然、“ドラマ” だから主人公の見せ場を作りたいだろうから、そこは主人公が “素人” や “よそ者” を連れて来る役にすれば良かっただけなのだ。
むやみに"主人公アゲ"を目論むから意味不明な展開になる
しかし、いつも肝心なところは主人公に簡単に功績を与えて “主人公アゲ” をやって満足するから、こんな意味不明な展開になるのだと思う。
だって、考えれば簡単なことだ。
数年目のネジ屋の娘の主人公が思いつくアイデアと活躍で、50年も続けてきた金網工場がいよいよって経営難から救済されるなんて、いくら “ドラマ”、いくら “朝ドラ” でも現実無視も甚だしいほどのファンタジーだからだ。
プロの脚本家でない “異色のクリエーター” なら、こう書いたと思う。
先日の「オープンファクトリー」の慰労会の会場を、それこそ大学生たちが好きそうな「ノーサイド」にして…
地元工場の経営者たちと渥美准教授と学生たちを集合させて、主人公が「経営難で参加できない工場もあるんです。協力してもらえませんか?」と願い出て、手柄を持たせるだけでよかったと思う。
あとは、噂が浪速大学から河内大学へ及んで、まずは倒産寸前の「曽根金型製作所」を救うプロジェクトを大学の枠を超えた学生たちが立ち上げて、年齢も若い舞ちゃんが産業側のリーダーとなって協力するだけでよかったのでは?
そうすれば、なにわバードマンの連中も出演させられるから、NHKとしてもうま味があったと思うし(笑)
すり替えるのは "メイン" の得意技だから驚かないが…
前回と今回を比べて異様なのは…
前回では曽根金属は相当な経営危機を強調していたのに、3週間が経過して「ハンモック」の試作品が完成した段階で、ほぼ倒産危機が関係なくなって、話が産学連携にすり替わっていること。
まあ、すり替えるのは “メイン” の得意技だから驚かないが。
昨日、読者様のコメントに書いたから、感想にも書いちゃうが。
そもそも、「オープンファクトリー」にも「ひし形金網」という “オモチャ” にもネタ元がある。
オープンファクトリーは下記が「オモチャ」のネタ元。
金型のネタ元はこちら。
いずれも、東大阪市の「共和鋼業株式会社」さん。
"オモチャ"のために、わざわざ元ネタにない要素を盛り込むから…
読めば分かるが、簡単に書いちゃうと、元ネタは “共和鋼業株式会社と近畿大学・文芸学部の産学連携で生まれた「グラフィックフェンス」” だ。
そして、別に共和鋼業は倒産寸前でなく、東大阪市で工場の騒音問題解決を機に始まった「オープンファクトリー」のイベントの一環として産学連携をやっただけ。
そう、いつものことだが、“オモチャ” で遊ぶために、わざわざ元ネタにない要素を盛り込んだのだ。
そして、その上で “舞ちゃんのお手柄” まで盛り込んだ。
普通に考えれば、前述の「こうしたらよかったのに… 講座」のような展開にすれば、何てことはなかった。
しかし… である(困)
あとがき
貴司は夫だからしょうがないとしても…
山口紗弥加さんのファンですけど。
記者の御園、要ります?
記事のネタだけでなく、まだ舞ちゃんからおねだりするつもりでしょうか(苦笑)
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17718/
【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 土
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 土
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 土
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 土
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 土
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 土
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 土
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 土
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 土
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 土
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 土
第17週『大きな夢に向かって』
77 78 79 80 81 土
第18週『親子の心』
82 83 84 85 86 土
第19週『告白』
87 88 89 90 91 土
第20週『伝えたい思い』
92 93 94 95 96 土
第21週『新たな出発』
97 98 99 100 101 土
第22週『冒険のはじまり』
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