Get Ready! (第8話・2023/2/26) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『Get Ready!』
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第8話『救えなかった命…明かされる壮絶な過去』の感想。
エース(妻夫木聡)はジョーカー(藤原竜也)に自らの過去を語る。エースこと本名・天野真一は、かつてある大学病院に勤めていた。だが、技術に優れた天野は上司である真田(榎木孝明)の治療方針に納得がいかず、剣持(鹿賀丈史)の病院に移ることを決める。その後、天野は難しい手術を次々と成功させ、地位を確立していくが、剣持はそんな天野の活躍を次第に疎んじるようになり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:飯野陽子(過去作/救命病棟24時・第1,5シリーズ、ヤンキー母校に帰る) 第1~3話
山田能龍(過去作/新宿セブン、八月は夜のバッティングセンターで。) 第1,2,5,6,8話
川邊優子(過去作/ハケンの品格2020、金田一少年の事件簿2022) 第3,4,7話
金沢知樹(過去作/半沢直樹2022、新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~) 第6,8話
渡辺啓(過去作/BAD BOYS J、警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~) 第5話
長花枝薪(過去作/吉祥寺ルーザーズ) 第8話
演出:堤幸彦(過去作/TRICKシリーズ、ヤメゴク、視覚探偵 日暮旅人) 第1~3,5話
武藤淳(過去作/クロサギ2006、花より男子2、TOKYO MER) 第4話
山本剛義(過去作/凪のお暇、コウノドリ2、最愛、石子と羽男) 第6,8話
福田亮介(過去作/恋つづ、恋する母たち、俺の家の話) 第7話
音楽:ノグチリョウ(過去作/逃亡料理人ワタナベ、ケイ×ヤク-あぶない相棒-)
パティシエ監修:辻口博啓(過去作/ショコラ・ドキュメンタリー映画「LE CHOCOLAT DE H」)
※敬称略
やっと、主人公の過去のエピソードにたどり着いた(ホッ)
下山田「そろそろお前も
過去に何があったか 聞かせてくれないか」
上↑の交渉人「ジョーカー」こと下山田(藤原竜也)の台詞そのまま。
やっと、主人公の過去のエピソードにたどり着いた(ホッ)
これまで今作が描いてきた「生きる価値」を前面に押し出しつつ、今作の序盤ではこだわって描いてきた「命の優先度」や「社会への貢献度」も盛り込んで、何とか序盤の頃との埋め合わせをした… そんなところだろう。
流石に、3人の脚本家が集結して “文殊の知恵” を絞り込んだだけあって…
執刀医「エース」こと波佐間(妻夫木聡)の大和医大時代の恩師・真田博(榎木孝明)と妻・春子(根岸季衣)を盛り込んだことで、千代田医科大学附属病院院長の剣持(鹿賀丈史)の位置づけも分かりやすくなったのが良かったことだろうか。
患者・坂本青葉"子ども"の設定にしたのが失敗だったと思う
ただ、如何せん、過去エピソードの影のキーパーソンである肺移植を待つ患者・坂本青葉(志水心音)を “子ども” の設定にしたのが失敗だったと思う。
だって、どんな作品の悪人だって「子どもだから…」はあるわけで、ここに “子ども” の設定を持ち込んだら、堂前不動産会長の堂前隆文(松澤一之)と青葉は現実に言えば「社会への貢献度」の観点で比較対象にならないわけで(苦笑)
子役を使ってお涙頂戴に持っていこうとしたのだろうが、ここは “社会への貢献度” が明らかに違う同業者くらいに留めておいた方が、あざとさは軽減できたと思う…
あとがき
次回が最終回ではないのか… が、正直な気持ちです。
ここまで見たので、結末まで見ようとは思いますが。
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【これまでの感想】
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