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100万回 言えばよかった (第7話・2023/2/24) 感想

100万回 言えばよかった

TBS系・金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagramLINE

第7話『あなたとわたしの境界線』の感想。



ハヨン(シム・ウンギョン)も立ち会う中、病院で検査を受けた譲(松山ケンイチ)。直後、叶恵(平岩紙)から、幽霊である直木(佐藤健)とこれ以上一緒にいるなと忠告される。同じ頃、莉桜(香里奈)を追った直木は、莉桜と千代(神野三鈴)との関係性を探りつつ、怒りを感じていた。情報を持ち帰った直木は、この事件は危険だと思い、悠依(井上真央)にはもう関わってほしくないと懇願する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:安達奈緒子(過去作/透明なゆりかご、コード・ブルー3、きのう何食べた?、朝ドラ「おかえりモネ」)
演出:金子文紀(過去作/恋つづ、逃げ恥、俺の家の話) 第1,2,5
   山室大輔(過去作/天皇の料理番、グランメゾン東京、テセウスの船、アトムの童) 第3,6
   古林淳太郎(過去作/理想ノカレシ) 第4
   渡部篤史(過去作/チア☆ダン、レンタルの恋) 7
音楽:河野伸(過去作/おっさんずラブ、恋つづ、知ってるワイフ、俺の家の話)
主題歌:マカロニえんぴつ「リンジュー・ラヴ」
※敬称略



叶恵「あなたは大丈夫 程よく 存在が薄いから」

今回、かなり “この世の人” と “あの世の人” の描写が、これまでと違っていたのが少し気になったが、そのことは後述するとして。

叶恵「あなたは大丈夫 程よく 存在が薄いから」


なるほど… である(笑)

この直木(佐藤健)の姉・叶恵(平岩紙)の台詞をもって、直木と同じ成仏できず現世に留まっている幽霊・樋口 役を板倉俊之さん(インパルス)が演じていることが分かった(笑×2)

インパルス板倉さんだからこそ “存在が薄い” を演じられると評価しているみっきーなのだが…

それは置いといて(置いておくんかい!?)

今回は、どっちも見えちゃう叶恵がキーパーソン

今回は、どっちも見えちゃう叶恵がキーパーソンだと思う。

特に、じ~んと来たのが後半の、ファミレスで悠依(井上真央)と直木に弟・譲(松山ケンイチ)に「近づかないで…」と願い出るシーンの次のやり取りだ。

叶恵「お二人に こんなことを言うのは
   『ひどい 勝手だ』って思います」
悠依「それは… みんな同じです 大事な人がいる… って
   よく考えたら 残酷ですよね」
叶恵「『他の人より この人』って 順番をつけることだもんね」


国際情勢や社会問題にドラマの感想欄で斬りこむつもりはないが。

世の中に溢れるニュースなどのほぼすべてが、当事者にとっての “大事なもののプライオリティ(優先順位)” の “違い” による衝突やトラブル)のように思う。

そして、「相手の気持ちになれば…」との解決策を模索しても、やはり<自分がかわいい>や<自分が大切>だし、そもそも自分を大事にできない人に他の人を大事にできるのか? という論点もあるわけで。

命、時間、アイデンティティがかかっているからそこの…

であるから、第1話の感想にも書いたが…

今作は、若年層向けな “胸キュン” 路線の恋バナでも、奇を衒った「幽霊が見えるドラマ」でもなく…

「残された時間を考えるようになる(なった)世代」の女性(男性も)たちに向けて、「“やり残したこと” をどうするのか?」を問いつつ、人生の応援歌でもあると思うのだ。

その意味で、今回は “残された時間” を悠依と直木の恋バナに強く重ねて、より切なさを増して描いてきた。

また、“やり残したこと” については、多くの登場人物たちが背負い続けたことでの “今” を重ねて、ますます重く、苦しく、複雑になってきた。

やはり、命、時間、アイデンティティがかかっているからそこの、必死さ、覚悟、真剣さがひしひしと伝わってくる作品だと思う。

「めまいショット」「ドリーズームショット」を解説

今回の演出担当が、なんと今作は初担当の渡部篤史氏だった。

全体的に、これまでと幽霊の描き方、幽霊と人間との会話の描写が違っていたから気がついてはいたのだが。

ただ、今回の演出で一つだけよい意味で引っ掛かったのが、下記のメインタイトルバックの映像だ。

メインタイトルバック
©TBS

後ろ向きの直木の大きさはそのままで、背景の映り込む範囲がどんどん広がっていく映像効果が使われている。

これは映画好き、サスペンス好き、ヒッチコック好きならご存知だと思うが。

サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『めまい』(米国/1958)に登場する、のちに「めまいショット」、「ドリーズームショット」と呼ばれることになる独特なカメラワークだ。

のちのスピルバーグ監督の『ジョーズ』や『E.T.』、ブライアン・デ・パルマ監督の『キャリー』でも使われている有名な撮影方法だ。

簡単に説明すると、カメラをレール付きの台車(ドリー)に乗せて、ズームレンズでズームアウトしながら、カメラは前進していくのだ。


こんなところにも注目すると、今作をサスペンスドラマとしても楽しめると思う。

あとがき

先の展開の考察はやりません。

とにかく、「先が見たくなる連ドラ」としても、よくできていると思います。


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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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