警視庁アウトサイダー (第7話・2023/2/16) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『警視庁アウトサイダー』
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第7話『刑事を襲う凶弾!衝撃の黒幕発覚!?』、EPG欄『刑事、殉職…!? チームアウトサイダー解散の危機!』の感想。
なお、原作の小説・加藤実秋「警視庁アウトサイダー」シリーズ(角川文庫)は未読。
英児(西島秀俊)と光輔(濱田岳)が追う10年前の長野の事件について踏み込んでいく直央(上白石萌歌)。光輔は、その事件で父・優人(神尾佑)が殺害したとされるホステス・チカ(水崎綾女)の息子・涼牙(小越勇輝)に会い、ある物を見せられる。一方の英児は、絶体絶命の窮地に追い込まれて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:加藤実秋「警視庁アウトサイダー」シリーズ(角川文庫)
脚本:髙橋泉(過去作/映画「凶悪」「ミュージアム」「ソラニン」、TVドラマ「わにとかげぎす」)
脚本協力:朝倉燎子(過去作/「恋はDeepに」、「六本木クラス」のリサーチ担当) 第3~7話
演出:木村ひさし(過去作/99.9-刑事専門弁護士-シリーズ、シェフは名探偵) 第1,2,5,7話
向井澄(過去作/「シェフは名探偵」第5話と最終回のみ演出) 第3,4話
日高貴士(過去作/「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」第7話のみ演出) 第6話
音楽:末廣健一郎(過去作/逃げるは恥だが役に立つ、私の家政夫ナギサさん)
主題歌:山下達郎「LOVE‘S ON FIRE」
エグゼクティブ・プロデューサー:服部宣之(過去作/となりのチカラ、トモダチゲームR4)
※敬称略(「日高貴士」の「高」は「はしごだか」)
"縦軸" のみにストーリーを絞り込んだのはよかった
個人的には、構想シーンで数カットしか米光麻紀(長濱ねる)が出ないなら、前回分の録画を堪能した方がよかったくらいだが(苦笑)
まあ、それでは、折角読みに来てくださった読者様に失礼なので、真面目に書こう。
とにかく、既に第7話ではあるが、呪文のように「面白いかどうかは、別にして…」である(笑)
今回でよかったのは、過去の事件、いわゆる “縦軸” のみにストーリーを絞り込んできたことだ。
やはり、“縦軸” と別の事件を同時進行されると、この演出では分かりにくさがこの上ないからだ。
登場人物が多過ぎて、全容が分かりにくい!
とはいえ、早送りもせず、ちゃんと見ているつもりではあるが、ハッキリ言って分かりづらい。
登場人物が多過ぎるのだ。
こんなことなら、「こけし」で誤魔化さないで、冒頭のネタで使ったホワイトボードで説明してもよかったと思う。
事件の全容自体が分かりにくいから、何となく前進している雰囲気はあるが、真実に向かっているのか正直分かりにくいから。
石野真子さんの大ヒット曲「失恋記念日」の冒頭の振り付け
さて、今回は小ネタにちょっとだけ触れてみる。
っていうのも、オッサン世代には涙モノのネタがあったからだ、
入院中のクラブ「コフレ」の元ママ・小浜三代子(石野真子)の指先に注目だ。

©テレビ朝日
そう、石野真子さんの大ヒット曲「失恋記念日」の冒頭の振り付けが再現されていたのだ。
これは、アイドル好きなオッサンなら、なかなかレアものだったと思うが(笑)
アイスピックでブロックアイスを砕く音に傾聴!
もう一つはネタではないが。
与党所属の衆議院議員・小山内雄一(斎藤工)が自宅で「ブロックアイス」をアイスピックで割るシーン。
お酒好きなら、あんなに白くなったブロックアイスは純度が低くておいしくないないから使わないが(苦笑)、ただ、映像的には見えやすくなる。
というか、私が気に留めたのは “アイスピックでブロックアイスを砕く音” だ。
この音、クラブ「コフレ」で架川英児(西島秀俊)が、10年前に「コフレ」で人気ナンバー1だった元ホステス・田並史江(高橋かおり)に聞き込みをしている場面の後半で、背後にあった氷を削る音があった。
画面には二人以外映っていなかったが、誰かが「アイスボール(丸氷)」を作っているってことだ。
別に考察するつもりは微塵もないが、テンポが違うから小山内議員ではないと思う… 誰だろ?
あとがき
確かに小ネタも場面転換も多いし、1回のCM尺は長いですが(笑)
普通に見ていれば分かる範囲だと思いますよ。
早送りや、ながら視聴をするから…
分かりにくいのは認めますけど。
それと、EPG欄のサブタイトル『刑事、殉職…!? チームアウトサイダー解散の危機!』のほうがよくなくない???
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17683/
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