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連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第18週/土曜日版・2023/2/4) 感想

連続テレビ小説「舞いあがれ!」

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第18週『親子の心』の「土曜日版」の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


菱崎重工の荒金(鶴見辰吾)から依頼された航空機用ボルトの試作品の品質試験に挑む舞(福原遥)。試験結果を待つ一方、うめづでは貴司(赤楚衛二)が短歌賞を受賞したことを祝う会が開かれる。貴司は勝(山口智充)、雪乃(くわばたりえ)に対し感謝の言葉を述べる。さらに、久留美(山下美月)が婚約したことを報告し、うめづのお祝いムードはさらに高まる。そんな中、めぐみ(永作博美)は店に居合わせた悠人(横山裕)の様子が気になる。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---

感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。



原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17
   嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9
   佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15
   野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18
   小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12
   松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11
   原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
     管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略



「土曜日版」については褒めたいですが「本編」は問題アリ

あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)

ほんなこて、さんかけん、風邪ば引かんごてねー。
(本当に、寒いから、風邪を引かないようにね)

褒める時は褒める、言及する時は言及する…

これに則れば、この「土曜日版」については褒めたいですが、「本編」は問題アリということです。

主人公が"主人公に見えないよう"に構成・編集されていた

さて、この度の「土曜日版」の最大の特徴、いや特筆すべき点は、主人公・舞(福原遥)が主人公に見えないように構成・編集されていたことだ(笑)

衝撃的な表現を避ければ、舞と貴司(赤楚衛二)と久留美(山下美月)のバランスが「本編」よりも良いってこと。

「本編」では感想にも書いたように、舞があちこちに首を出し過ぎて、結果的に存在感が薄くなり、時には図々しい印象にすら見えてしまっていた。

しかし「土曜日版」では、今週の流行語大賞にもなった(苦笑) “たまたま” 舞がそこに出くわした… という印象操作がされており、ギリギリ “ヒロイン特権” であると納得できるレベルになっていた。

このことがよく分かるのが、「土曜日版」で削除されてしまった「五島のくだり」だ。

要するに、「五島のくだり」を削ってしまえば、今週で一番存在感が乏しかったのが “主人公” ってことに(汗)

やっぱり今週は「スピンオフ週」だった…

とにかく、「土曜日版」を見て分かったのは、やっぱり今週は「スピンオフ週」だった… ってことだ。

もちろん、今週には下記の今後の展開を左右するような、重要な要素が組み込まれてはいた。

荒金「オール日本製の航空機を作るんだと二人で…」

めぐみ「IWAKURAが航空機部品に特化することはない この先も ないと思います」


この荒金(鶴見辰吾)とめぐみ社長(永作博美)の台詞は肝になると思う。

詳しく知りたい方は下記の投稿をお読みください
「五島での最終ロケ報道」で考える 朝ドラ「舞いあがれ!」は舞いあがれるか!?

従って「スピンオフ週」ではないが、そもそも論でいうなら「今週に入れるな!」なのである…

そして、この「土曜日版」なら、サブタイトル『親子の心』も納得だ。

なぜ、「土曜日版」でできて、「本編」でできないのか、不思議でならない。

あとがき

「土曜日版」を見て改めて思ったのは、主人公の展開で重要な部分を描くのは、やはりメインの脚本家と演出家がやったほうが筋道が見えやすいし、キャラの描写もブレなくて良いと思います。

それをやらないでおいて、やたらと「“メイン” のほうがいい」というネット記事を目立たせるのも、どうかと思います。

“メイン” なのですから、やるべきことをやって、“サブ” がやれることをやるのが妥当だと思いますけどね。


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【これまでの感想】

第1週『お母ちゃんとわたし』
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第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 
第17週『大きな夢に向かって』
77 78 79 80 81 
第18週『親子の心』
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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