リエゾン-こどものこころ診療所- (第3話・2023/2/3) 感想

テレビ朝日系・金曜ナイトドラマ『リエゾン-こどものこころ診療所-』
公式リンク:Website、Twitter、Instagram、YouTube
第3話『「Dr.コトー診療所」脚本家がおくる最新作』の感想。
なお、原作の漫画・原作・漫画:ヨンチャン、原作:竹村優作「リエゾン -こどものこころ診療所-」は既刊11巻(2023年1月23日現在)をすべて読了。
児童精神科医・佐山卓(山崎育三郎)が院長を務める「さやま・こどもクリニック」に、6歳の柿崎希(沢田優乃)とその母・貴子(黒川智花)がやってくる。希は上手く会話ができず、一方的に話し続ける傾向があった。診断の結果、研修医・遠野志保(松本穂香)がASD=自閉スペクトラム症であることを伝え、支援学級を勧めると、貴子は激しく動揺する。一方、次第に明らかになる佐山と叔母・りえ(風吹ジュン)との過去…!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:ヨンチャン(原作・漫画)、竹村優作(原作)「リエゾン-こどものこころ診療所-」
脚本:吉田紀子(過去作/ミストレス~女たちの秘密~、その女、ジルバ)
演出:Yuki Saito(過去作/おっさんずラブ1,2、書けないッ!?~脚本家) 第1,2話
小松隆志(過去作/まだ結婚できない男、家政夫のミタゾノ、泣くな研修医) 第3話
竹園元(過去作/セミオトコ、モコミ、ザ・ハイスクール ヒーローズ、となりのチカラ)
音楽:得田真裕(過去作/家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、MIU404、石子と羽男-そんなコトで訴えます?-)
主題歌:コブクロ「エンベロープ」
挿入歌:MOMO SANA MINA from TWICE「Bouquet」
※敬称略
やはり無関心ではいられない
実は、前回を見終えた直後に「第3話の感想の投稿はやめよう」と決めたのだ。
しかし、原作は好きで昨日に最新刊「第11巻」を読んで、「第3話を見てから決めよう」と思い直した。
まあ、それくらいに、私は子どもに恵まれなかったのだが、周囲には様々な心の病を抱える子供たちや親御さんがいるから、やはり無関心ではいられないのだ。
というわけで、今回も感想を投稿しようと思う。
小松隆志氏の演出で "落ち着いて見られるドラマ" に
実は、前回までの Yuki Saito氏の演出は悪くは無いが、個人的な好みの問題でちょっと…
で、実は『家政夫のミタゾノ』シリーズ(テレ朝/2019-)や『スミカスミレ 45歳若返った女』(テレ朝/2016)の演出を務めた小松隆志氏の演出に密かに期待をしていた。
やはり、例を挙げた作品での個々のキャラクターの描き分け、全体のバランス、感情表現のさじ加減など、今作のようなデリケートな作品は小松氏の演出に期待せざるを得なかったからだ。
そして、ふたを開けてみれば、大げさにいえば “まるで別のドラマ” のようだった。
特に目立ったのは、主人公・志保(松本穂香)が “ドラマの中の人” ではなく、“そこにいる人” に見えたことだ。
そのことで、メインのエピソードはある意味で特殊なのに、ちゃんと “どこにでも起こりうるお話” に見えた。
ちょっとした演技指導の違いだろうが、全体的によい意味で “平坦” になったことで、落ち着いて見られる “ドラマ” になったと思う。
内容をどう受け取るかは、あなた次第ってことで…
今回は、堀凛(志田未来)に焦点を当てたストーリー。
「言語聴覚士」という仕事を紹介しつつ、人間ドラマを描いた… そんな感じだ。
内容をどう受け取るかは、あなた次第ってことで…
あとがき
志田未来さんと黒川智花さんは、ドラマ『『小公女セイラ』(TBS/2009)で母娘役で共演していましたね、懐かしいです。
今後も、これくらい “普通のテンション” のほうが、いいと思います。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17639/
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