連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第86回・2023/2/3) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第86回〔全126回〕/第18週『親子の心』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方がよいです。
舞(福原遥)が貴司(赤楚衛二)に、来客用にデラシネを使わせてくれと頼む。たまたまが重なり、うめづもノーサイドも休みだった。渋る貴司だったが、来客を見て観念する。来客は、航空学校での同窓生・水島(佐野弘樹)と吉田(醍醐虎汰朗)で、大阪でたまたま一緒になり、舞のもとを訪れた。吉田は副機長、水島はスーパーの副店長になっていると聞いた舞は、大きな目標があってうらやましいと吐露する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
「褒めるべき部分はちゃんと評価する」と書いたばかりですが
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です! (皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
ほんなこて、さんかけん、風邪ば引かんごてねー。
(本当に、寒いから、風邪を引かないようにね)
いやぁ、本当に寒いですね ((((;゚Д゚)))))))gkbr
千葉県北西部は朝から曇り空で、夜には雪がちらつく予想です。
さて、前回の感想で「褒めるべき部分はちゃんと評価する」と書いたばかりですが。
やはり、褒める時は逃すと “次” がいつ “舞いおりる” か分からないからやって良かったと思います。
ってことで、今回は褒めません!(困)
ご都合主義は許せるが、ここまで「たまたま」が重なると…
恵方巻を食べる時には大きな口を開けるが…
冒頭から “開いた口が塞がらない” とは、このことである。
舞「今日な たまたまが重なってしもて」
貴司「たまたま?」
衝撃的な単語の連発で始まった金曜日。
まさか、「たまたま」だったとは(失笑)
これを許してしまうと…
●たまたま、勉強会で父の古い知り合い・荒金(鶴見辰吾)に会って…
●たまたま、荒金と意気投合して仕事をもらって…
●たまたま、廃業寸前の長井社長(や乃えいじ)に協力してもらって…
●たまたま、航空機部品のボルトの強度検査に合格して…
に、なってしまうが。
いや、それだけではない。
●たまたま、貴司(赤楚衛二)はいい短歌を詠めて…
●たまたま、その短歌が受賞して…
●たまたま、久留美(山下美月)の結婚話にトラブルが発生して…
これまでも幾度も書いてきたが。
フィクションである “ドラマ” は、これらのような “たまたま” が重なって構成される “ご都合主義” がなくては成立しないのだ。
だから、“たまたま” が幾つも重なろうと、根本的には気にならない。
また、今回のアバンタイトルで主人公・舞(福原遥)が貴司(赤楚衛二)に “たまたまが重なり” とやったのは、コミカルな劇伴から察しても今作なりの面白味を追求した結果であり、目くじらを立てるような事柄ではないことも、一応は理解しているつもりだ。
IWAKURAの会議室で談笑するだけでよかったような…?
ただ、どうでもいい事なのだが…
そもそも、古本屋「デラシネ」は例えるなら “貴司の城” であって、そこに、いくら幼なじみとはいえ舞が赤の他人を引き連れて来るだけで、言いたかないが “かなり図々しい” 印象しかない。
それこそ、「こうしたらよかったのに… 講座」としては。
「ノーサイド」も「うめづ」も無しで…
更に舞の休日も無しで…
外回りの営業中の舞が “たまたま” 航空学校での同窓生・水島(佐野弘樹)と吉田(醍醐虎汰朗)再会して、「私、まだ仕事が残ってるから会社に来いひん?(関西弁として間違っていると思うが雰囲気で…)」と、IWAKURAの会議室で談笑するだけでよかったような…?
だって、水島も吉田も飛行機に興味がある設定なのだから、むしろ今週のエピソードである… 「パイロットになる夢」から、前回で「航空機部品を作るに挑戦中」になったことや、舞のチームリーダーやめぐみ社長(永作博美)を助ける様子を見たり、従業員から聞いたりした方が自然だったと思う。
それこそ “たまたま” だからこそ見られた “見たことのない舞” を二人を通して描き直せたと思うが。
まあ、終わったことだから、どうでもいいが…
今日は、メイン脚本家の「次週のための下準備」か…
いや、もう少しこだわってみる。
これ、何か奇妙じゃない???
そもそも、水島と吉田は現職の仕事が違う。
その二人が会っていて、“たまたま” 舞と再会して、更に “たまたま” 自分の夢を語れる? 貴司の「デラシネ」に集まって、男性三人が、女性の舞を “アゲまくる” ってのが、私には奇妙に感じるのだ。
もちろん、五島での「ヤング釣りフェスタ」も、一太(若林元太)と「福丸百貨店」の企画推進課・催事係の熊谷百花(尾本祐菜)との恋バナも、兄・悠人(横山裕)のインサイダー取引疑惑も、ほぼ興味はない。
しかし、これらも奇妙に感じてしまう。
やはり、水曜日まで “貴司の短歌” と “久留美の結婚” をあれだけ描いていたのに、前回の木曜日では微塵も触れないで「チャレンジ」、「挑戦」と印象操作をやったのにそれも1日限定で、今日の金曜日は “舞アゲ” と “五島” と “悠人” って奇妙に感じないだろうか?
やはり「次週のための下準備」、これが金曜日の役目だったように思う。
ってことは… そう、お察しの通り。。。来週はメインの脚本家と演出家が担当するような予感がする。
いや、桑原亮子氏については今日の “分” から介入している可能性はある。 そうなると…
「管理人さんの予想は当たるからやめて!」の声はあるが、来週は「IWAKURA」と「悠人」、「貴司」と「五島」をぐちゃぐちゃに混ぜた展開になるのでは?
だって、前後のつながりを無視して、自分の担当週だけ成立することを最優先するのが “メインのチーム” だからだ。
あとがき
残り2か月を切っているので、巻き返しはほぼ無理だとは思いますけど(汗)
それでも、せめて “連ドラ” としてエピソードをつなげてほしいです。
書いてる人は、自分の書いたところだけで済むでしょうが、視聴者はそうはいきませんから。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17635/
【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 土
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 土
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 土
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 土
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 土
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 土
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 土
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 土
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 土
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 土
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 土
第17週『大きな夢に向かって』
77 78 79 80 81 土
第18週『親子の心』
82 83 84 85
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