警視庁アウトサイダー (第5話・2023/2/2) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『警視庁アウトサイダー』
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第5話『謎のパンチ軍団とガテン系社長』、EPG欄『白骨死体の謎!疑惑のガテン系社長と謎のパンチ軍団』の感想。
なお、原作の小説・加藤実秋「警視庁アウトサイダー」シリーズ(角川文庫)は未読。
光輔(濱田岳)と英児(西島秀俊)が、光輔の父・優人(神尾佑)が逮捕された10年前の事件を洗い直す中、暴力団員の楠本(横山涼)の白骨遺体が見つかる。5年前、楠本は更生を支援する元暴力団員の清掃会社社長・小松崎(デビット伊東)を訪ねていたが、組長が足抜けを許さなかったという。光輔は楠本の一貫性のない行動に着目。一方で英児と共に、あることを確認するため、直央(上白石萌歌)を呼び出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:加藤実秋「警視庁アウトサイダー」シリーズ(角川文庫)
脚本:髙橋泉(過去作/映画「凶悪」「ミュージアム」「ソラニン」、TVドラマ「わにとかげぎす」)
脚本協力:朝倉燎子(過去作/「恋はDeepに」、「六本木クラス」のリサーチ担当) 第3~5話
演出:木村ひさし(過去作/99.9-刑事専門弁護士-シリーズ、シェフは名探偵) 第1,2,5話
向井澄(過去作/「シェフは名探偵」第5話と最終回のみ演出) 第3,4話
音楽:末廣健一郎(過去作/逃げるは恥だが役に立つ、私の家政夫ナギサさん)
主題歌:山下達郎「LOVE‘S ON FIRE」
エグゼクティブ・プロデューサー:服部宣之(過去作/となりのチカラ、トモダチゲームR4)
※敬称略
とどのつまりは "木村ひさしワールド" 恐るべし!
次のような書き方は、テレビドラマを応援したい立場からすると書きたくないのだが。
どう願ってもあがいても、とどのつまりは “木村ひさしワールド” 恐るべし! としか感想が浮かばない…
拘るなら徹底的に振り切ってやるべきだとは思っているが…
とにかく、拘るなら徹底的に振り切ってやるべきだとは思っているが、流石に小ネタを放り込み過ぎでは?
特に、「おそうじ野郎Aチーム」って…
もちろん、1980年代に放送された米国の人気アクションドラマ『特攻野郎Aチーム』のパロディーだ。
きっと、『西部警察』、『はぐれ刑事純情派』、『金田一少年の事件簿』、『トリック』の矢部刑事の “ヅラ” に気づいた人でも、『特攻野郎Aチーム』の決め台詞「助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ!」までオマージュしていたのに気づいた人は、40年前にテレビにかじりついた世代だろう…(笑)
まあ、看板や葉巻までやるなら、いっそ劇伴まで使ったらよかったのに…

©テレビ朝日
これらが気になって、本編の内容が殆ど頭にはいてこなかった…(困)
もう少し "連ドラ" として "物語" でも見せてほしかった…
それにしても、折角、前回で “縦軸” が進んで面白くなったのに、そっちは、ほぼ進展せず。
第4話で少し面白味を感じてきただけに、正直言って残念でならない。
ただ、序盤で書いたように、ここまで振り切ってやってくれるなら、それなりに映像作品としては楽しめてはいる。
だから、それだけにもう少し “連ドラ” として “物語” でも見せてほしかった…
あとがき
作風なので、完全に好みの問題でしょうね。
私はそこそこ楽しいので、あとは物語を進めてほしいです。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17633/
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