夕暮れに、手をつなぐ (第3話・2023/1/31) 感想

TBS系・火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』
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第3話『いつか、この夢が咲く。』の感想。
空豆(広瀬すず)に祖母のたまえ(茅島成美)から電話がかかってきた。結婚話がなくなったことを知って帰ってこいと激怒するたまえに、空豆は東京で結婚すると反論。その場で爽介(川上洋平)に結婚を持ちかける。その後、空豆は響子(夏木マリ)から渡されたチケットで爽介と水族館へ。一方、音(永瀬廉)には、所属するレコード会社の磯部(松本若菜)から電話が入る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:北川悦吏子(過去作/ロングバケーション、ビューティフルライフ、オレンジデイズ、半分、青い。)
演出:金井紘(過去作/ラジエーションハウス1,2、信長協奏曲、ザ・トラベルナース) 第1~3話
山内大典(過去作/、海月姫、知ってるワイフ、しもべえ)
淵上正人(過去作/HOPE~期待ゼロ・・・、レンアイ漫画家、ゴシップ)
音楽:眞鍋昭大(過去作/SUITS[1,2]、後妻業、姉ちゃんの恋人、PICU)
主題歌:ヨルシカ「アルジャーノン」
エンディング曲:King & Prince「Life goes on」
プロデュース:植田博樹(過去作/SPECシリーズ、アンナチュラル、リコカツ、Get Ready!(現))
関川友理(過去作/ドロ刑、オールドルーキー、DCU)
橋本芙美(過去作/4分間のマリーゴールド、危険なビーナス)
※敬称略
今回も、主人公があちこちに顔を出しているだけで…
「第3話も感想を書くの!?」との絶叫が天から降って来そうだが…(苦笑)
九州発祥の「長崎ちゃんぽん」にあやかっていうわけではないが、脚本家先生が肝入りで創造した “ちゃんぽん九州弁” が聞き取りにくくて、字幕を脳内変換してもわかりづらいのが、なんともつらい今作…
とにかく、今回も相変わらず “場面転換” が多い。
その割に場面は変わっているし、登場人物も違うのに、映像での見せ方や劇伴の使い方がみんな一緒だから、イマイチ変化を感じにくいし。
その上、これまで以上に “分かりづらい会話劇” を押してくるわりに、前述の通りで<私>には主人公の意図が伝わりにくいから、一向に「主人公があちこちに顔を出しているだけ」で、何かをしているように見えない(困)
音声だけ聞いていると「アニメのほうが似合っている」ような
でもって、悪いところばかりかというと、そうでもなくて。
今回、ドラマ『星降る夜に』の感想の下書きをしながら見聞きしていて思ったのだが。
音声だけ聞いていると、ホント、広瀬すずさんと永瀬廉の “声” が素敵なのだ。
更に、声優としても実績のある夏木マリさんの声が加わると、これ、アニメだったら意外とよかったかも? なんて思ってしまった。
それに、一昔前の少女漫画風の内容も合っているように思うし。
とにかく、少しずつ “くっつくべき二人” の距離が縮まっているのは理解するが、だからどうなの? という感じが否めない。
もう少し、いや、もっともっと主人公で物語を構成したほうがよいと思う。
あとがき
脚本家の “らしさ” を前面に押し出すなら、もう少し台詞と脇役、それに場面転換を少なくしたらいいと思います。
前回の感想と同じになってしまいますが、良くも悪くも「北川悦吏子ドラマ」の最大の特徴であり、見所にもなるであろう “行動力のある登場人物たち” を見せてほしいです…
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17624/
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