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連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第83回・2023/1/31) 感想

不連続テレビ小説「舞いあがれ!」

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第83回〔全126回〕第18週『親子の心』の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方がよいです。


舞(福原遥)、笠巻(古舘寛治)、結城(葵揚)は完成された飛行機用の試作ボルトを持って、その強度試験のために飛行機部品に特化した朝霧工業を訪ねる。ライバルである朝霧工業の敷地は広く、IWAKURAにない機械などが数多くある。材料調達から完成検査まで全て一貫生産ができると聞かされ、感心する舞たち。そこへ菱崎重工の荒金(鶴見辰吾)が現れ、いよいよ強度試験が始まる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17
   嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9
   佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11,18
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15
   野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17,18
   小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12
   松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11
   原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
     管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略



感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。


前回同様に「主人公のくだり」が少なすぎる!

申し訳ないが…
脇役を描くなとは言わないが、前回同様に「主人公のくだり」が少なすぎる!

感想は以上である。

ここからは、ほぼ愚痴になるから「愚痴なんて読みたくない」という人は、また明日お目にかかれますように…

なぜナレーションは"ばらもん凧設定"で語らないのか?

まず、全体への違和感を語る前に気になってしょうがないから、二点だけ粗探しとツッコミを。

一つ目は、なぜ「私、ばらもん凧です」くらいの軽快なノリでナレーションを語らないのか? だ。

今が、「ネジ(ボルト?)の話」なのか「脇役の歌人が売れる話」なのか「脇役の結婚話」なのか知らないが、どんな状況であっても、第3話でナレーション(さだまさし)自身が設定を「ばらもん凧」と語ったのだ。

で、幼き舞ちゃん(浅田芭路)に作ってもらったばらもん凧のように語ってきたのだ。

だったら、せめて “連ドラ” であることの証明として、「ばらもん凧」として飛行機部品を語るくらいの “遊び心” はあっても良いと思うが。

それとも、“サブ” の脚本家だから自由度に制限があるのか?

ホント、脇役については “一応はおめでたいエピソード” なのに、クスリとも笑えないなだから、せめて「ネジの話」なのだから、もう少し脚本も演出もネジを巻いて頑張ってほしい…(苦笑)

「正々堂々 戦わせていただきます!」の破壊力のスゴさ!

もう一つは、アバンタイトルでの舞(福原遥)の次の台詞だ。

舞「正々堂々 戦わせていただきます!」


これ、私が理解不足なのか、今一つ意味が分からないのだが???

脚本家らの意図を好意的にくみ取れば、「胸を張って」、「意気込んで」との意味のつもりだろうが。

その意味だとしても、私なら「よろしくお願いいたします」、百歩譲っても「一緒に、いい部品を作りましょう」と書くが。

私が仕事上でよくある「企画コンペ」に例えると…
以前に自分の企画をパックった相手が今回のコンペの相手だったら、相手への嫌味を込めて「正々堂々 戦わせていただきます!」と宣言するかもしれない。

でも、言わない。
だって、今回のコンペのクライアントには関係ないコトだから。

だから、この舞の台詞は、飛行機部品に特化した朝霧工業に対しても失礼だし、発注元の菱崎重工の荒金(鶴見辰吾)に対して「公平にジャッジしてください!」と釘を打っているようにしか聞こえないのだが。

他にも言いたことや山ほどあるが、今回はこの舞の一言で全部を “ぶち壊した” と私は思う。

なぜ舞を、事あるごとにデラシネ等に寄り道させるの?

さて、相変わらず貴司(赤楚衛二)がいる古本屋「デラシネ」に終わらず、今回はカフェ「ノーサイド」まで “徘徊” しては “立ち寄って” は、仕事以外のことに首を突っ込む主人公

先週週の外回りの営業の時も、先週の第78回(1/24)でも荒金と出会うきっかけとなった「航空機産業支援セミナー」の “帰り” にデラシネに立ち寄った。

なぜ、今作の脚本家たちは、主人公を直帰させずに、寄り道させ、油を売らせるのか全く意味不明だ。

いや、また外回りの休憩なら話としては分からなくもないが、時間的にも勤務時間内なのだ。

更に今回なんて、「正々堂々 戦わせていただきます!」の結果を持参しているわけで、チームリーダーならコートを脱いで走って工場に帰って報告するくらいでも「正々堂々」には物足りないくらいだと思うが(苦笑)

貴司と久留美を描くなら、舞は連休設定にすればよかった

いや、今週は、「ネジ(ボルト?)の話」がメインでなく、「貴司が歌人として売れるかどうかの話」と「久留美の結婚話」が主軸であることは分かっているつもりだ。

しかし、「正々堂々 戦わせていただきます!」まで言わせて主人公を描くなら、やはり「主人公は描け!」と言いたくなる。

これ、最初から今週は「貴司が歌人として売れるかどうかの話」と「久留美の結婚話」で進めると決めた段階で、「株式IWAKURAは連休」の設定にするべきだったと思う。

劇中の季節なんて “メイン” 以上のお偉いさんたちの鶴の一声でどうにでもなるのだから、夏季休暇とか年末年始休暇にするだけでよかったのだ。

で、貴司と久留美のスピンオフ週にしちゃう。

それが無理でも、試作で長井金属に通っている時に、それこそ “寄り道” するくらいなら許容範囲だったのに。

そう、メインの脚本家・桑原亮子氏が自分が担当した第17週『大きな夢に向かって』で寄り道させないから、今週の佃良太氏にしわ寄せが来るのだ。

もっと、連ドラとしてのつながりや整合性、不自然さのなさを最優先して書いてほしい。

あとがき

必要な時だけ佳晴(松尾諭)を登場させて、新キャラと絡めさせたところで、感情移入以前に興味も関心も無いのですが。

これを金曜日まで見続けるのかぁ…


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内容舞(福原遥)と結城(葵揚)笠巻(古舘寛治)は、試作したボルトの強度試験のため航空機部品に特化し製造する朝霧工業を訪れた。舞たちは、IWAKURAより広く、様々な機械を備える会社に圧倒される。その後、菱崎重工の荒金(鶴見辰吾)の立ち会いの下、試験が始まる。試作したボルトの強度が十分なのは分かったものの、舞たちが行った試作の方法に、朝霧工業から疑問を呈されてしまうのだった。敬称略作、佃良太さ...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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