連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第78回・2023/1/24) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第78回〔全126回〕/第17週『大きな夢に向かって』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方がよいです。
貴司(赤楚衛二)は舞(福原遥)と共に選んだ作品を短歌の芥川賞ともいわれる長山短歌賞に応募する。一方、めぐみ(永作博美)から渡されたIWAKURAの業務報告書に目を通した悠人(横山裕)は、悪くない投資先だとめぐみに言う。そして、きちんとしためぐみの姿に休みではないのかと問う悠人。めぐみは、これから航空機部品の産業支援セミナーに舞と参加すると伝える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12~17週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3~5,7,13~15週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10,17週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
原田氷詩(過去作/ちりとてちん演出補、スカーレット 24週のみ共同演出、おちょやん 17週のみ) 第16週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
昼間の車中は""日向ぼっこ"ができるくらいだったのに…
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
ほんなこて、さんかけん、風邪ば引かんごてねー。
(本当に、寒いから、風邪を引かないようにね)
いやぁ、午後に整形外科病院にリハビリに行った時は、通院の往復時の外気温は「12度」で室温は「24度」でリハビリ中は汗ばむくらいで、車中は日向ぼっこができるくらいだったのに…
でも、今(投稿時)の外気温は「4度」で強風が吹いています。
先ほど 16時45分に気象庁から「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報(第7号)」が発表されました。
要約しますと、26日にかけて北日本から西日本の日本海側では大雪、太平洋側の平地でも大雪となる所があるので、大雪や路面の凍結による交通障害、暴風雪、高波に警戒してください… とのことです。
詳しくは「気象庁公式サイトの該当ページ」(外部リンク)を参照してください。
どうせ週の終わりには「舞ちゃんのお手柄!」の展開で…
では、遅ればせながら連続テレビ小説『舞いあがれ!』の第78回の感想。
冒頭から景気の良い劇伴を流して、主人公にこれ見よがしに「私 どないしても お父ちゃんの夢 かなえたい」、「航空機の部品 絶対 作りたい」としゃべらせて、脚本も演出もイケイケムード満載だ。
4分24秒の長尺アバンタイトルも、主題歌明けの本編も、メイン脚本家と今週の演出家が操縦する飛行機は超音速で私の頭の上を通過して行った。
別に特段の内容なんて無くてもいいのだ。
どうせ過大に期待したところで、週の終わりには「舞ちゃんのお手柄!」の展開で、主人公が願えば何でもかなっちゃう“ヒロイン特権炸裂” な物語になるであろうことは百も承知だから(困)
異様な低空飛行で探す手間が省けるくらいに粗が見え放題!
従って、私の頭上を超音速で通過していくのは一向に構わない。
構わないが、私も今日のように、読者様のお昼休みに合わせてせっせと感想を書いて応援する気も起こらないだけだから。
ただ困ったのは、スーっと遥か頭上を通過していくならともかく、メッチャ低空飛行だってこと(苦笑)
異様な低空飛行だから、ちょっと見上げただけで、わざわざ探す手間が省けるくらいに粗が見え放題(苦笑)
作り手たちの目論見通りに簡単に"設定"はすり替えられない
もはや、まともに感想を書くことすら馬鹿馬鹿しいるが、少しだけ書いてみる。
こういう表現が事実と整合性があるのか知る由もないが。
今週も担当中のメイン脚本家は、主人公の中学、高校時代はカットして、大学、航空学校時代は専門的な内容だから他の脚本家に委ねたから、大きな違和感もなく「貴司の五島放浪編?」と「リーマンショック編」から “続き” を書けたのだろう。
でも、律儀な私ら視聴者は、幼少期の「凧や飛行機を作るのが好き!」が、人力飛行機操縦を経て「旅客機のパイロットになる!」さえ咀嚼不良なのだ。
そんな中で必死に「旅客機のパイロットになる!」を消ゴムで消して、「お父ちゃんの夢 かなえたい!」と「飛行機の部品 絶対 作りたい!」を懸命に納得させてる真っ最中なのだ。
だって、超好意的に受け取っても、幼少期の主人公の工場や仕事への無関心を見せられた上で「凧や飛行機を作るのが好き!」だって相当強引なのに。
それが10数年経って、父の死をきっかけに「お父ちゃんの夢 かなえたい!」と「飛行機の部品 絶対 作りたい!」になりました… と言われたって作り手たちの目論見通りに簡単にはすり替えられないのが現実では?
能動的でないけど皆のために人一倍頑張るヒロインとしても
確かに、メイン脚本家としては、主人公が「自分のやりたいことのために頑張る」のは普通だと考えているだろう。
でも、今週の主人公を、かつての…
“先頭を切っていくタイプではなくて、周りにいる人を感じながら幸せになることを一緒に見つけて、難局をどう乗り越えていくか一緒に考えていくヒロイン”
だとして継続するのは、視聴者置いてけぼりも甚だしいと思う。
まあ、いつも通りに週末には「使い捨ての新キャラクター」を使って、「舞ちゃんは、また夢に大きく近づきました!」のナレーションで“部品完成”しちゃうとか?
あとがき
これ、「好意的に脳内補完をしてください」を通り越して、「すっ飛ばして描かなかった4年間は各自で“いい感じ”に埋めてね」の放置プレーレベルのような?(苦笑)
もう、ご都合主義なのは諦めていますから、できればご都合主義を受け入れる時間がほしいです。
そうすれば、万が一、「IWAKURAが軌道に乗ったので、舞はパイロットになります!」も受け入れられると思うので(失笑)
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17598/
【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 土
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 土
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 土
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 土
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 土
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 土
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 土
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 土
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 土
第13週『向かい風の中で』
61 62 63
総集編(前編)
第14週『父の背中』
64 65 66 土(第13,14週分)
第15週『決断の時』
67 68 69 70 71 土
第16週『母と私の挑戦』
72 73 74 75 76 土
第17週『大きな夢に向かって』
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