相棒 season21 (第13話・2023/1/18) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season21』
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第13話「椿二輪」の感想。
洋画家の牧村(小久保丈二)の追悼展で、2輪のツバキを描いた遺作が切り裂かれる事件が発生。居合わせた薫(寺脇康文)が犯人を追う中、右京(水谷豊)は駆け付けた牧村の妻の智子(中山忍)から事情を聴く。3カ月前、牧村は心中事件で亡くなり、相手の愛人のアカネ(花澄)だけ助かっていた。智子は心中が殺人だったと主張。右京と薫は‘魔性の女’だというアカネを訪ねる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●脚本:岩下悠子/演出:内片輝(敬称略)
勤務中に画廊で絵画鑑賞もどうかと思うが、休日なら休日で
右京(水谷豊)の「以前から心引かれていましてね」で始まった、『相棒』ではお得意の画家や画廊ネタの今回。
やはり、似たような感じになってしまうのは止むを得ないとしても。
流石に、勤務中に画廊で絵画鑑賞もどうかと思うが、休日ならオジサン刑事二人で? の疑問が湧いてくる(苦笑)
"右京と趣味が違うバディ"として"薫"を上手く使ったと思う
とはいえ、『相棒 season21』の第5話『眠る爆弾』を手掛けた岩下悠子氏の脚本は、その第5話では完全に薫(寺脇康文)を使いこなせていなかったが…
今回は “右京と趣味が違うバディ” として位置づけに成功したように思う。
例えば、内容的には今回は足元にも及ばないが、佐野史郎さんがゲストの『相棒 season5』 第9話「殺人ワインセラー」の回なんて、正にワインに興味ない薫だから導いた結論の面白さがあって。
今回も、その辺の面白さは若干感じることができたのはよかった。
ゲスト・キャラの描写だけでも劇画チックに?
ただ、個人的には、洋画家の牧村(小久保丈二)の妻の智子(中山忍)や、愛人のアカネ(花澄)のキャラ設定が如何にもチープすぎる上に…
その二人に加えて、ギャラリーで傷を負った梅田剛(佐久間祥朗)を含めた登場人物の意匠(見た目の雰囲気)がチープすぎて醒めてしまった…
まあ、全体的に今一つ物足りなさのあるエピソードだから、ゲスト・キャラの描写だけでも劇画チックにして見栄えだけでも整えようとした可能性はあると思うが…
あとがき
完全に好みが分かれる作風になっちゃいましたね(笑)
個人的には、軍善の連続ではありますが、ストーリーを味わう系のネタとしては丁度よい塩梅かなと…
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