忍者に結婚は難しい (第1話/初回15分拡大・2023/1/5) 簡単感想

フジテレビ系・木曜劇場『忍者に結婚は難しい』
第1話/初回15分拡大忍者夫婦ラブコメディー! 離婚危機と秘密任務』の感想。
薬局で薬剤師をしている蛍(菜々緒)と郵便局員の悟郎(鈴木伸之)は、結婚した当初は仲が良かったが、生活習慣や価値観の違いから言い争うようになり、離婚の危機に直面していた。実は、2人には互いに隠している秘密があり、蛍は甲賀忍者の末裔(まつえい)で、悟郎はその敵対関係にある伊賀忍者の末裔だったのだ。そんな折、蛍は国会議員のスキャンダルをつかむという指令を受ける。しかし、その怪しい動きは察知され、悟郎ら伊賀一族に警護の依頼が舞い込む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小説・横関大「忍者に結婚は難しい」
脚本:松田裕子(過去作/東京タラレバ娘、正義のセ、恋です!ヤンキー君と白杖ガール)
演出:土方政人(過去作/明日への約束、SUITS/スーツ1のみ、知ってるワイフ)
音楽:ワンミュージック(過去作/家政夫のミタゾノ1,2,3、にじいろカルテ)
主題歌:aiko「あかときリロード」
挿入歌 - 鈴木伸之「Ambivalence」
※敬称略
既視感はあるが、好きな人は好きってやつで…(笑)
同放送枠の前作『silent』を、当初から「感想は書かない」としながらも、最終回放送後に総括したところ評判が良かったので(笑)
今作も総括があると期待している読者様がいるといけないので、今作は「今後、見ない、書かない」ことを前提に、折角第1話を見たので、備忘録として感想を書いてみる。
原作の小説は未読。
とはいえ、内容は表題を見れば分かるとおり、互いに正体を隠したまま結婚した忍者の夫婦が、倦怠期の夫婦のような危機に直面するが… って内容らしい。
わざわざ例を挙げるまでもなく、更に原作者の過去作『ルパンの娘』シリーズと同様に、最近では人気漫画『SPY×FAMILY』を始め、様々なメディアで扱われている “ネタ” で、真新しさどころか、既視感さえある(苦笑)
で、そんなネタを広瀬アリスさんが出演していた『知ってるワイフ』(TBS/2021)のプロデューサーとメイン監督で作ったのが今作のようだ。
穿った見方をすれば、原作の発売日が 2022年6月1日と半年前だから、ドラマ制作陣のほうから、「‘ルパンの娘’みたいなのを書いてほしい」との発注で書かれた可能性もあるが。
兎にも角にも、既視感はあるが、好きな人は好きってやつで…(笑)
好きなネタでも、流石にこれだけ続くと食傷気味な人にはそう感じてしまうネタだ。
あまり "ラブコメ" には見えなかった
ただ、ちょっと気になったことを、2点だけ。
1つは、一応「敵対関係にある忍者の夫婦のドタバタを描いた忍者ラブコメディー」とのことだが、あまり “ラブコメ” には見えなかったこと。
むしろ、前述したように、若いのに倦怠期を迎えてしまったお互いを理解しない夫婦が次第に相手を知って和解していく “ホームドラマ” の一種に見えてしまったこと。
まあ、『ルパンの娘』シリーズも似たような感じだったが…
2つ目は、物語が動き出すまで「25分以上」も要したこと。
連ドラの第1話は説明過多になるのは止むを得ないとしても、今作の前半は説明以外のパートが多く、更にテンポが良くないし。
素早く機転が利くのが商売の忍者のドラマなのだから、もう少しテンポが良くないと… と思ってしまった。
あとがき
もう少しテンポをよくして、真面目さよりもラブコメを強調した方が良さそう…
といっても、今後は見ませんし、感想も投稿しませんけど(汗)
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17538/
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