連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第63回・2022/12/28) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第63回〔全?回〕/第13週『向かい風の中で』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
舞(福原遥)が工場を手伝い始めてひと月。浩太(高橋克典)は社員たちに経営状態が改善していないことを説明し、皆にコストを下げて利益をどう上げるか知恵を貸して欲しいと頼むが、会議室はそれぞれの部署の言い分がぶつかり険悪な雰囲気になる。舞は任されている商品梱包の仕事を責任感をもって行うが、昼休憩に緊張した肩をほぐしていると、事務員の山田(大浦千佳)に嫌味を言われてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7,12,13週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3,4,5,7,13週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6,12週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
「悪うございました」と謝罪したらスッキリするんですか?
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
ほんなこて、さんかけん、風邪ば引かんごてねー。
(本当に、寒いから、風邪を引かないようにね)
※当ブログにコメント投稿してくださる一部の方に…
今回の感想を書く前に一言書いておきます。
どうやら、必死に今作を応援したい人が非公開希望でコメントを投稿してくるのですが。
前回なら「でも、パートのおばさんたちの仕事への真摯な姿勢に感動しました」とか、「社長が従業員を解雇する決断には涙が零れました」とか。
で、何が言いたいのですか?
「いいとこも、ありますよ」ですか?
「でも」や「には」と書いている時点で、殆どの部分には納得していないってことですよね。
だったら、NHKや作り手に縁や所縁があるなら別ですが、別に擁護する必要あります?
そもそも、私が「悪うございました」と謝罪したらスッキリするんですか?
だったら、最初から読まなければ良いじゃないですか?
ホント、自分の意見を発表したいのなら、自身のブログや SNS、Yahoo!の「みんなの感想」でやってくださいな。
暇な社長令嬢が"やってます感"のアピールをしているだけ?
さて、気を取り直して、本日も通常運転で出発進行! おっとパイロットの朝ドラだから、V1!、VR!、V2!、Positive!… か(苦笑)
今作って、ヒロインが父さんが経営する倒産寸前の工場を立て直す朝ドラだっけ?
それにしても… である。
とにかく、好意的に見ようが冷静に見ようが、ただただ就職先送りのため暇になった社長令嬢が、両親らにいい顔を見せたくて「お手伝いをやってます感」のアピールを必死にやっているようにしか見えない(笑)
まあ、これを超好意的に “何事にも必死な舞ちゃん” と過大評価するのは勝手だが。
そもそも論でいうなら、脚本と演出で “何事にも必死な舞ちゃん” に見えるように描写すべきなのだ。
まあ、世間の期待の星のメイン脚本家が「就職1年延期」の設定を盛り込んだから、脇道に逸れたのが悪夢の始まりなのだが…
家事で両親をフォローする主人公を描くのでも良いのでは?
これ、メイン脚本家とメイン監督は、いろいろやっているつもりなのだろう。
例えば、序盤の女性社員? の主人公への嫌味のくだりとか。
従業員全員が “舞ちゃんの応援団” ではないですよ… アピールを。
でも、先日の感想にも書いたように、この度の “舞ちゃんのお手伝い” が期間限定なのか無期限なのかも定まっていないから、そもそも、主人公の “本気度” が全く見えないし伝わりもしないのだ。
だから、本来は例えば「来春に就職するまで全力で工場のために頑張る!」とか「うちの工場が軌道に乗るまで夢はお預けにする!」くらいの気合を見せたら良かったと思う。
だって、なにわバードマンのパイロットトレーニングの時は、ダイエットを必死になって先輩たちのために頑張ったんでしょ?
それこそ、幼少期には発熱してまでウサギのスミちゃん、飼育係の久留美ちゃんのために頑張ったんじゃないの?
五島では、妊婦のために息が切れるくらいに走ったのでは?
だから、別に「製品チェックの時くらい髪を束ねなさい」とか「仕事中はヘラヘラするな」なんて微塵も思わない。
だって、そういう人なんだから(諦)
でも、でもね、せめて仕事以外、工場内以外のこと、例えば自宅の掃除、洗濯、料理などの家事作業で両親を補い助ける姿を盛り込めばだいぶ印象は変わると思う。
「お父ちゃん すごいな」と褒めつつ"自慢話"されても困る…
「それなら、今回は父に夜食を作ってましたよ」と、またコメントが届きそうだから先に書いておく。
でも、でもね、娘が夜遅くまで働いている父親に対して “自分の分” と一緒に夜食を作って出すのは、家事で親を助けているのとは違うのでは?
「一緒に食べよ」じゃなくて、「夜遅く食べるのも働くのも身体によくないから、今夜は休んだら? 私で出来ることならやっておくから」ではないのか?
意地悪な見方をすれば、「お腹に優しいたまご雑炊を作ったから、サクッと食べたらまた仕事してよ」に見えちゃう(苦笑)
だって、「お父ちゃん すごいな」と褒めつつ、主人公の話の芯は “自慢話” なのだから(失笑)
メイン脚本家と監督が"舞の片手間仕事"に描いたのが元凶!
すべてがこんな調子だから、次の舞(福原遥)と浩太(高橋克典)のやり取りも…
浩太「お前 航空学校で 褒められへんかったか?」
舞「褒めてくれるような教官やなかったで」
舞が、「人のええとこ見つけられる」のを自身の長所として認めており、教官は認めてくれなくて不満… みたいに見えるのだ。
「それは、あまりに高を括った見方では?」とのコメントも先取りしておこう。
いや、これはメイン脚本家とメイン監督が、主人公の手伝いを就職するまでの “片手間”、“腰掛け” のように印象付けて描いてしまったからに他ならないのだ。
繰り返すが、両親や従業員たちからは、それなりの本気度が伝わってくるが、主人公からは覚悟が見えない。
だから、何をやろうが、何を語ろうが、モヤモヤが残るのだと思う。
あとがき(その1)
きっと作り手たちは、リーマンショックの影響を受けて意気消沈したヒロインが、航空大学校で学んだことを活かして、実家の工場のために頑張ってます! と、盛り上げているつもりでしょう。
でも、結局この3回分で描いたのって、病院でリンゴをむいて、ネジの検品やって、夜食作って、父親の尻を叩いただけ… ですよね(失笑)
こんな中途半端な状態のまま、年越しですか?
あとがき(その2)
私は低評価ですけど、前々作『カムカムエヴリバディ』(NHK/2021年度後期)の年末は、主人公・るい(深津絵里)の働く竹村クリーニング店に、ちょっと変わったお客さんとして、のちの錠一郎(オダギリジョー)が登場して、年越ししたんです。
これだって、相当に尻切れトンボで終わった印象でしたが、今作は前々作を超えちゃいましたね。
あとがき(その3)
やはり、メイン脚本家とメイン監督が、先の展開を無視して、描きたいことだけ描いているように見えちゃいます。
まだ、不快感はありませんけど、その分、期待感も面白さも感じていない… う~ん、困りましたね。
今年も、朝ドラの感想について、たくさんの応援ありがとうございました。
今作も、まだ離脱はしないので、今作については年明けの4日(水)にお会いできるのを楽しみにしております。
さあ、今日から桑田さんの『桑田佳祐 LIVE TOUR 2022「年末も、お互い元気に頑張りましょう?」』の横浜アリーナ公演開始です。個人情報なので「いつ行くか?」は伏せておきますが、正直うれしい…
お願い
敢えてお名前は伏せますが、度々コメント投稿してくださるのは嬉しいですが、連投してから最後に「やはり非公開でお願いしまう」なら、登校時にパスワード設定しておいて、ご自身で削除していただけませんか?
幾つものコメントを読んでから「なかったことに」では落胆しかないので(願)
年内最後の投稿は 12月31日の夕方前を予定しております。
まだまだ、地上波の連ドラについて語りたい…
コロナ禍で、未だ仕事が激減中です。
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【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 土
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 土
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 土
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 土
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 土
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 土
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49 50 土
第11週『笑顔のフライト』
51 52 53 54 55 土
第12週『翼を休める島』
56 57 58 59 60 土
第13週『向かい風の中で』
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