相棒 season21 (第10話・2022/12/21) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season21』
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第10話『黒いコートの女』の感想。
角田(山西惇)ら薬物銃器対策課の宝石窃盗グループ摘発に加わった右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、その一員の国枝(高野光希)の自宅で、叔母を名乗る黒いコートの女性(橋本マナミ)と遭遇。彼女は国枝に宝石の場所を問いただし、逃げた国枝が事故死していた。国枝が誰かを恐喝していたと判明する中、その対象に正則(五代高之)と一紗(山下裕子)ら一家が営む輸入雑貨店が浮かぶ。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●脚本:瀧本智行/演出:橋本一(敬称略)
今回も往年の『相棒』を思わせる雰囲気で良かった
前回に引き続いて、今回も初期のころの『相棒』を思い出させる雰囲気。
あれこれと舞台を肥大化させずに、警視庁にとっては日常的に事件を発端に、特命係が自然に首を突っ込んでいき、あらぬ方向の真実にたどり着くという王道の展開。
まあ、人によっては「不倫を隠すためにウソの証言をした保護司」と「ダイアという娘」という着想がすべて… だと思うかもしれないが。
私は逆にこの2つのアイデアだけでコンパクトな1時間モノとしてまとめたのは意外と良かったと思う。
"現在の右京と薫らしさ"が溢れた映像も良かった
また、何気に良かったのが、右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)の出番のシーンの映像。
立ちんぼでしゃべるカットがほぼ無くて、車や建物を使って動きながらの動的なカメラワークで右京と薫を映し出した。
この辺は、第2シーズンから監督をやっている橋本一氏の手腕や、キャストやスタッフが “当初の右京と薫” と “現在の右京と薫” の描き分けに素早く順応しているからできる撮影だったような。
あとがき
ダイアを探す女‘菅野茉奈美’を “まなみ” 繋がりなのか、橋本マナミさんを起用。
レザーグッズ専門店「風巧堂」オーナー・安西正則 役にはドラマ『西部警察 1』(ANB/1979-1982)で‘益子刑事’を演じた五代高之さん。
安西の娘‘安西美月’役は、ドラマ『監察医 朝顔』(フジ/2019-2022)で‘つぐみ’を演じた加藤柚凪さん。
なかなか興味深いゲストも見応えがありました。
で、『元旦スペシャル』は、やはり “肥大化” ですか(苦笑)
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