夜ドラ「作りたい女と食べたい女」〔全10回〕 (第8回・2022/12/12) 感想

NHK総合・夜ドラ『作りたい女と食べたい女』
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第8回〔全10回〕の感想。
なお、原作の漫画・ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』は、既刊3巻(2022年11月15日現在)既読。
野本さん(比嘉愛未)の会社では、週末のクリスマスを好きな人や恋人と過ごすという同僚たちが仕事を終えて楽しそうに帰っていく。一方野本さんは、クリスマスを春日さん(西野恵未)と一緒に過ごす予定だったのにも関わらず、体調を崩してしまっていた。薬を飲み、眠りについた野本さんは、ある夢を見る…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・漫画・ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』
脚本:山田由梨(過去作/17.3 about a sex(2020年、AbemaTV)全9話)
演出:松嵜由衣(過去作/時効警察はじめました、痴情の接吻、ハレ婚。) 第1,最終週
中田博之(過去作/高嶺と花(FOD)、いとしのニーナ(FOD)) 第2週
音楽:伊藤ゴロー(過去作/映画「君は月夜に光り輝く」「思い、思われ、ふり、ふられ」)
制作統括:坂部康二(NHKエンタープライズ)(過去作/オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ)
:大塚安希(MMJ)(過去作/オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ)
:勝田夏子(NHK)(過去作/半分、青い。、半径5メートル、空腹を満たしなさい)
※敬称略
野本さんの同僚・千春が登場すると…
まずは、今作の内容とは直接関係のないことから…
野本さん(比嘉愛未)の会社の同僚・佐山千春(森田望智)が画面に映ると、何気にキャラが似ているせいもあって、堤真一さん主演ドラマ『妻、小学生になる。』(TBS/2022)の “守屋さん” を思い出してしまう私…
視聴者が春日さんの言動を野本さん目線で咀嚼する映像に…
原則として「原作と実写ドラマ版は比較しない立場」と強調しつつ書くのもなんだが。
ネタバレしないように書くと、今作の残りが「2話」しかないから、恐らく「既刊3巻の原作の結末」までは到達しない(させない、できない)と思う。
そこで一般的な連ドラでいうなら「最終章直前回」として今作の第8回は、あえて野本さんの過去の体験を通して、今の心情や感情の “揺らぎ” や “ためらい” を中心に描くことで…
春日さん(西野恵未)の言動の一つひとつを視聴者が “野本さん視点” でどう感じるか?を体現するような脚本と演出になっていたような気がする。
原作を「夜ドラ」枠用に咀嚼しアレンジして作り込んでいる
これは、今作の第1週(第1~3回)と形式的には同じで、野本さんと春日さんの日常を描いた第2週とは異なるアプローチ。
やはり、今作は原作を「夜ドラ」枠用にちゃんと咀嚼し更にアレンジして作り込んでいるってことだと思う。
従って、やっぱり「原作と実写ドラマを比較するのは野暮」ってことだと思う(自爆)
あとがき
15分間で、野本さんが春日さんの存在をどう受け止め、何として受け入れるのかを決意するまでを、じんわりと描いたと思います。
「生きづらい女性」にフォーカスした今作、残り2話ですが大事に見ようと思います。
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【これまでの感想】
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