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連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第51回・2022/12/12) 感想

不連続テレビ小説「舞いあがれ!」

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第51回〔全?回〕第11週『笑顔のフライト』の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


熱も治まり訓練に復帰する舞(福原遥)に、柏木学生(目黒蓮)は、訓練飛行時間が足りていないことから舞が失格になることを危惧して担当教官を替えてもらおうと言う。だが舞は、大河内教官(吉川晃司)のことを勘違いしていたかもしれないと言い、このまま大河内教官の下で指導を受けたいと答える。他の仲間たちにもそのことを伝える舞だが、柏木学生は、山下教官(板倉チヒロ)に話をしたと言い、教官の交代に拘る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7
   嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9
   佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10,11
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3,4,5,7
   野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10
   小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6
   松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9,11
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
     管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略



感想の趣旨について
  当ブログの感想は、僭越ながら 「もっと こうしたらよいのに…」を追究 することで、広く映像作品を楽しめるようになることを目的としています。
  作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。


あの~~ぉ、なぜ柏木って急に上から目線の物言いに???

今週の演出家が先週分を見なかったからおさらいのためにアバンタイトルで長尺の振り返りをやって思い出したかったのかもしれないが。

逆にそれによって視聴者が忘れかけていたる舞(福原遥)と柏木(目黒蓮)と大河内教官(吉川晃司)の現時点の関係性を明確に思い出させてしまったから…

柏木「この話は もう一度 ちゃんとしよう」


この台詞↑が、あの~~ぉ、なぜ柏木って急に上から目線の物言いに??? に感じてしまった。

もう、主題歌が全く頭に入って来ない。

短いやり取りのシーンだったが、つい先日みんなに体育館? で訓練を手伝ってもらって “やっと” だったはずだし、私の理解では舞は確かに告白以来柏木を気にしてはいたが…

、すぐに着陸の特訓に身を入れていたから、果たして舞にとってどの程度 “告白” から “彼氏” と認識しているのかは微妙だと思う。

いや、今回の描写だけ見れば、むしろ舞は大河内の指導方針や方法を指示しているわけで、「俺は 替えた方がいいと思ってる」だって「ハイ!」って感じより困っているように演じられているわけで…

言っちゃ悪いが “彼氏面” しているように見えてしまったのだが、これで良いのだろうか?

久留美への返事で柏木の恋心が一方通行であることが分かる

6分過ぎに久留美(山下美月)が電話で更にダメ押しした。

久留美「初めての彼氏出来たんかな。
    もう デートしたんかなって」 舞「彼氏って… まだ 返事もできてへんし」


このやり取りによって、柏木の恋心が一方通行であることが分かる。

言いたくないが言っちゃうと、宮崎時代の柏木は寡黙で神経質で内にこもるような性格だったのに、訓練が進む度に、そして告白してから急に口が軽くなったし、口やかましくもなっており、それだけでもまだ許容できていないのだ。

脚本家と演出家の意図や方針は分からないが、ここまで突然に柏木がキャラ変して、むしろ印象が悪くなるのは、ドラマにとっても俳優にとっても得策でないと思うが。

一体舞のどんな心情、心境、状態を描写したつもりなのか?

大河内「岩倉学生 聞こえるか?
    右を見ろ。釧路まで 私が誘導する」
舞「惚れてまうやろー!」
柏木「気をつけなはれや!」


こんな↑やり取りは実際にはなかったが(苦笑)

前作に比べれば今作は “騒動三昧” に陥っていないし、週の始まりだから主人公にトラブルが発生して何らかの展開につなげたいなら否定はしない。

ただ、見ていて気になったのは、舞の訓練の目的地が、当初の陸上自衛隊 然別演習場でなく、駒畠から更に釧路演習場に変更になった時、舞がかなり動揺しているように描かれていたが、一体舞のどんな心情、心境、状態を描写したつもりなのかが伝わらなかったことだ。

だって、トラブルの直前まで一人で普通に飛んでいたわけで…

舞(M)「私一人でって そんな…」


この上↑の台詞が何を意味しているのかよく分からないのだ。

●予習していないルートを “私一人で” 飛ぶのが不安なのか?
●これ以上遠くへ “私一人で” 行くのが不安なのか?
●釧路へ向かう途中でまたルート変更があったら “私一人で” は不安なのか?

これ、飛行訓練だから自動車教習と同じと思い込んではダメだとは思うが、教官が同乗していない時点で相当に自立(自律)しているパイロットではないのだろうか?

それこそ、カーナビ的なモノに沿って飛ぶのではなく、突発的な事案・事象に対応できることこと訓練のような気がするのだが。

むしろ、今飛んでいる真っ最中に強い横風が吹いて “ノーコントロール” になって動揺するならまだしも、目的地の風が強いから目的地を替えましょうってだけなのに???

思い返せば、柏木が “立ち直る” というエピソードを作り出すがために、飛行訓練中に地図上の位置を見失うというくだりがあって、「ここまで訓練が進んでいる学生でも、そんなものなのかなぁ?」と思ったが。

どうも、今回も舞が “三角関係になる” というエピソードを作り出すがために? と、思ってしまった。

あとがき

先週末の「土曜日版」の妙な意図的な編集を言及しましたが、やはり “三角関係” に見せたくてしょうがないように見えちゃいます。

「大河内教官、いい思い出をありがとうございます!」くらいで締めくくってほしいです。


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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