連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第50回・2022/12/9) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第50回〔全?回〕/第10週『別れと初恋』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
連日、大河内教官(吉川晃司)による厳しい着陸の特訓を受けた舞(福原遥)は、疲労がたたり熱を出してしまう。一方めぐみ(永作博美)と浩太(高橋克典)は、両親に近づこうとしない悠人(横山裕)が心配だが、めぐみは応援しようと言う。しかし浩太は、悠人のことが理解できないと本音を漏らす。そんな折、帯広では寝込んでいる舞にお見舞いのアイスクリームが2つ矢野学生(山崎紘菜)から届けられる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3,4,5,7週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
「そろそろ"舞ちゃんの発熱事件"を盛り込んでほしい」を撤回します(汗)
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
ほんなこて、さんかけん、風邪ば引かんごてねー。
(本当に、寒いから、風を引かないようにね)
月曜日(第46回)分の感想のあとがきに、「そろそろ “舞ちゃんの発熱事件” を盛り込んでほしい」と書きました。
その時の理由は、“頑張り過ぎると熱を出しちゃう舞ちゃん” を登場させれば “連ドラらしさ” が戻ってくると思ったからです。
しかし、今回を見終えて思ったこと。それは…
そもそも、大勢の人の命を預かる職業を夢見る設定の主人公に「頑張り過ぎると熱を出しちゃう設定」は不要、むしろ逆効果だったということです。
今回の感想は、そこを中心に言及することになります。
熱を出さなかったって時は手抜きしていたの?に見えちゃう
まず、今さら? どうして? 熱を出した(出せた)のか?
どう好意的に解釈しても、私にインプットされているのが “頑張り過ぎると熱を出しちゃう舞ちゃん” だから、今になって熱を出されちゃうと、久し振りにソロフライト試験では本気で頑張り過ぎた… としか見えないのだ。
そう、そんなに頑張った感じがない(困)のに熱を出されちゃうと、じゃあお父さんを励ましたいと作った模型飛行機づくりの時や、人力飛行機のパイロットの時、中途退学してまで挑んだ航空大学校の受験勉強、大学校での座学などは、“ほどほどに頑張った” ってこと?(苦笑)
捻くれ者の私に言わせれば、熱を出さなかったってことは手抜きしていたの?… そういうことだ。
そもそも、当初の主人公の設定に無理があったかも?
あれこれ書きたいがいつも以上に長くなりそうだから省略するとして。
私が言いたいのは、だったら最初から「主人公はもともと積極的な女の子で、あちこち “気遣いの子” なんだけど、つい気遣いし過ぎちゃうと熱を出しちゃう」程度にしておけば良かったのでは? と、思う。
これくらいなら「気遣いができて優しくて明るい子だけど、時々頑張り過ぎちゃう…」と、分かりやすかったのでは?
とはいっても、今回だけ久し振りに発熱した違和感を払拭することはできないが(苦笑)
そうなると、やはり前段で書いた通りに主人公に「頑張り過ぎると熱を出しちゃう設定」は不要だった… と言わざるを得なくなる。
<大勢の人の命を預かる職業>を夢見る設定の主人公の “ドラマ” なのだから!
次の部分も手短に書くが、きっと脚本家や演出家は違和感に気づいていないと思う。
倫子「具合 どう?」
舞「まだ ちょっと微熱で…」
このやり取りだが、“ドラマ” としては至って普通だし、間違ってはいない。
ただ、序盤で “風邪” で “疲れが出ちゃった” と言及して、訓練を休んでいる設定なわけで。
以前に宮崎時代の教官の都築(阿南健治)の “都築ノート” が存在したくらいに、教官たちの “学生たちの管理” は徹底したのだから、主人公にとっては “微熱” でも、教官たちにとっては “注意すべき対象下” ではないのか?
だから、ここは仲良くアイス(氷菓)なんて食べるんじゃなくて、それこそ半袖でうろちょろして河内教官(吉川晃司) と昔話に花を咲かせるでもなくて…
校医の診断なり、教官たちの見届けなり、本人の自覚なり、包括的に「風邪の容態が好転していること」を印象づけるように描くことを最優先させてから… だったのでは?
だって、繰り返しになるが、<大勢の人の命を預かる職業>を夢見る設定の主人公の “ドラマ” なのだから!
ってことで、今後二度と “頑張り過ぎると熱を出しちゃう舞ちゃん” は封印した方が得策だと思う。
あとがき
もう、柏木(目黒蓮)のキャラクターが変わり過ぎちゃって別のドラマを見ているようです(褒めてません!)
とにかく必死に、強引に “恋バナ” にしたいようですが、そのおかげで今週はほとんど内容がなかったような…
きっと、帯広での訓練開始を描いた先週と、帯広での訓練終了を描くであろう次週の “時間繋ぎ” を “恋バナ” でやりました… ってことでしょう。
まあ、気になるところは多いですが、1日経ったら忘れられる程度なので、まだまだ許容範囲です(笑)
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【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
1 2 3 4 5 土
第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
6 7 8 9 10 土
第3週『がんばれ!お父ちゃん』
11 12 13 14 15 土
第4週『翼にかける青春』
16 17 18 19 20 土
第5週『空を飛びたい!』
21 22 23 24 25 土
第6週『スワン号の奇跡』
26 27 28 29 30 土
第7週『パイロットになりたい!』
31 32 33 34 35 土
第8週『いざ、航空学校へ!』
36 37 38 39 40 土
第9週『私らはチームや』
41 42 43 44 45 土
第10週『別れと初恋』
46 47 48 49
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