ファーストペンギン! (第10話/最終回・2022/12/7) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『ファーストペンギン!』
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第10話/最終回『最終回!!戦いと別れ…和佳のラスト啖呵に涙』、ラテ欄『この浜を守る勇気あるペンギン 最後の決断』の感想。
「さんし船団丸」が陥った危機が浜全体の問題に発展し、落ちこむ和佳(奈緒)。激高する片岡(堤真一)は、磯田(吹越満)や山中(梶原善)らと共に浜尻(高杉亘)ら別の船団に協力を求めるが、契約上の問題が立ちはだかる。和佳と片岡らが対応策を探り、杉浦(梅沢富美男)の元に乗り込む一方で、波佐間(小西遼生)も漁協へ。さらに和佳は、溝口(松本若菜)からある知らせを受け…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
実話:「荒くれ漁師をたばねる力 ド素人だった24歳の専業主婦が業界に革命」坪内知佳(著)
脚本:森下佳子(過去作/義母と娘のブルース、JIN-仁-、ごちそうさん、天国と地獄)
演出:内田秀実(過去作/あな番、恋です!ヤンキー君と白杖ガール) 第1,2,5.8,最終話
小川通仁(過去作/恋のから騒ぎドラマ、天才バカボン3) 第3,6,9話
今和紀(過去作/恋です!ヤンキー君と白杖ガール 第6話のみ) 第4,7話
チーフプロデューサー:三上絵里子(過去作/逃亡医F、ダマせない男、金田一少年の事件簿S5)
音楽:菅野祐悟(過去作/半分、青い。、シャーロックUS,テセウスの船、危険なビーナス、恋はDeepに、日本沈没-希望のひと-)
主題歌:緑黄色社会「ミチヲユケ」
朝ドラ『ちむどんどん』以上の目に余る"騒動至上主義"
こういうのを面白いと思う人や、こういうので感動する人がいるのは理解するが。
個人的には、朝ドラ『ちむどんどん』(NHK/2022年前期)以上の目に余る “騒動至上主義” だと思っている。
とにかく、物語を進めるために、いや何とかして “物語” を作るためだけに騒動を作って、ドタバタとやっているって感じしかしないのだが。
「外国人に経営を左右される」ことが良くないことが伝わってこない
そよ(志田未来)が序盤で言っていた次のことも終始気になってしまった。
そよ「ともすれば外国人に経営を左右される状態に置かれる可能性があって」
え~~~と、どうやら脚本も演出も、「外国人が経営トップになるのは良くないこと」という基準で作っているようだが、映像を見る限りでは一体どこがどう “良くない” のか全く伝わって来ない。
ただ、「自分たちの思い通りにならないのはイヤ!」としか見えないのだが。
だって、そもそも、経営不振の漁船団「さんし船団丸」の経営が順調になれば良かった話で、百歩譲って近隣の漁協や漁港、漁師たちも経済的に豊かになれば良いなって話で、外国資本だろうと脱法行為でなければ目的を達成すれば良いだけのような?
単純なサクセスストーリーでよかったと思う
これ、最初から、困った片岡(堤真一)が泣きついた和佳(奈緒)が「おさかなボックス」を考え改良を続けて古い業界をぶっ壊す… で良かったのでは?
騒動を盛り込みたいなら、「おさかなボックス」がどんどん成功する過程で、漁港や他業種が絡んできて、それを和佳と片岡たちがうきょ曲折の中羽根けるだけで良かったのでは?
そう、単純なサクセスストーリーでよかったと思う。
あとがき
奈緒さんは、朝ドラ『半分、青い。』(NHK/2018年度前期)のヒロインオーディションで最終審査で落選したと知った時から注目していたので、地上波の民放連ドラの初主演は、森下佳子さん脚本なので安心していましたが、まさかの…
やはり、最近の水曜ドラマ (日本テレビ)枠は鬼門ですね、次回作に期待します。
因みに、サントラ盤を購入しましたが、メリハリのある楽曲が多く好きな一枚です。
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