連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第48回・2022/12/7) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『舞いあがれ!』
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第48回〔全?回〕/第10週『別れと初恋』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
プリソロチェックで不合格となり帯広を去る水島(佐野弘樹)を、舞(福原遥)たちは見送る。しかし舞は仲間との別れに落胆する。そんな舞を矢野学生(山崎紘菜)は、翌週から始まるソロフライト訓練に向けて予習をしようと励ます。舞たちは宮崎校からの仲間でソロフライトの予習をするのだが、そこに柏木学生(目黒蓮)の姿が見当たらない。心配した舞は、予習の後に柏木の部屋を訪ねてみる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:桑原亮子(過去作/心の傷を癒すということ) 第1~7週
嶋田うれ葉(過去作/朝ドラ「エール」) 第8,9週
佃良太(過去作/星とレモンの部屋) 第10週
演出:田中正(過去作/ウェルかめ、ひよっこ、なつぞら) 第1,3,4,5,7週
野田雄介(過去作/スカーレット、マッサン、六畳間のピアノマン) 第2,8,10週
小谷高義(過去作/スカーレット、おちょやん) 第6週
松木健祐(過去作/ひよっこ、いだてん、晴天を衝け) 第9週
音楽:富貴晴美(過去作/花嫁のれんシリーズ、西郷どん、それでも恋する)
主題歌:back number「アイラブユー」
語り:さだまさし
制作統括:熊野律時(過去作/おちょやん)
管原浩(過去作/これは経費で落ちません!、いいね光源氏くんシリーズ)
※敬称略
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
また「朝ドラだから…」、「ドラマだし…」と合格点を下げ気味
あがだ、お元気と? おいが管理人の “みっきー” です!
(皆さん、お元気ですか? 私が管理人の “みっきー” です!)
ほんなこて、さんかけん、風邪ば引かんごてねー。
(本当に、寒いから、風を引かないようにね)
前回の感想でも書きましたが、今作の感想はここ数週間「朝ドラだから…」、「ドラマだし…」と合格点を下げ気味にしてきましたが、前回はエピソードが登場人物の試験の合否を描く内容だったので、 “通常採点方式” で書きました。
ってことで、今回はまた「朝ドラだから…」、「ドラマだし…」と合格点を下げ気味に書きます(笑)
落ち込んだ柏木を励ます舞は、流石にやり過ぎでは?(苦笑)
合格点を下げ気味にしているから、「主人公だし…」、「ヒロイン特権もあるし…」ってことで…
プリソロチェックで不合格となり帯広を去る水島(佐野弘樹)を、舞(福原遥)が “それほど?” と言わんばかりに落ち込むのも、落ち込んだ舞を優しく励ます矢野倫子(山崎紘菜)もギリギリ許容範囲だ。
しかし、落ち込んだ柏木(目黒蓮)を励ます舞は、流石にやり過ぎでは?(苦笑)
いや、“連ドラ” として間違っているというわけでない。
全部をここで書き上げることは、覚えてもいないし面倒だからやめておくが。
これまで舞は小学生時代から自分が気になる相手がいると、単独で乗り込んでいく “癖=設定” はあったのだ。
●小学校で学校を休みがちになった久留美(子役:大野さき)の時…
●八木(又吉直樹)と古本屋「デラシネ」が気になれば入りびたり…
●大学時代には入院した由良(吉谷彩子)のお見舞い…
●刈谷先輩(高杉真宙)がサークルから一時遠退いた時…
●貴司(赤楚衛二)が五島に放浪の旅に出ちゃった時…(久留美も同行した)
●宮崎では指導方針に対して教官の都築(阿南健治)に直談判…
●つい先日の帯広では大河内教官(吉川晃司) に直談判…
五島での祖母・祥子(高畑淳子)との生活で “成長” して “変化” したのは確かだから、それを描くために “発熱” を封印して、その分 “積極性” を強調したいのは理解できる。
“ドラマ” としても、“連ドラ” としても、もちろん “朝ドラ” としても間違っていないし、悪くもない。
だって、舞ちゃんは主人公だし、ヒロインなんだから。
舞が "自分から前に出る積極的なタイプ" になり過ぎでは?
ただ、合格点を下げ気味のままで良いから、一度冷静になって考えると分かる。
今回の舞ちゃんが、公式サイトにある “先頭を切っていくタイプではなくて、周りにいる人を感じながら幸せになることを一緒に見つけて、難局をどう乗り越えていくか一緒に考えていくヒロイン” ですか? って。
今の舞ちゃんが、“自分から前には出ないけど、みんなのためには人一倍頑張るヒロイン” に見えますか? と。
私には、“先頭を切っていくタイプ” に見えるし、“自分から前に出る積極的なタイプ” にしか見えないのだが。
そう、これ薄々感じている読者様もいらっしゃると思うが、騒動を頻発させていないだけで、前作の主人公に似てきているのでは? と。
主人公の言動で物語が紡がれて進行するのは悪くない。
ただ、それも前作はそうだったわけで、そっちへ進んじゃうと、そう「脇役そっちのけ」状態になりかねないし、既に今作でその兆候が見えてきたのでは?
舞が五島での生活で変わったとしても…
やはり、ここまで舞が<良くいえば>積極的に自ら問題解決をしようと頑張るといえなくもないが、<一方で>いつも気になると自分から動いて思い通りにしようとするワンパターンとも受け取れなくもないわけで。
やはり、いくら “成長” や “変化” したとしても、もう少し誰かに相談したり、誰かに言われて動いたり、誰かと一緒にやったりしたほうが、ずっと “五島で変わった舞ちゃん” として見ることができると思う。
流石に、主人公主導で物語を構築したいとしても、ハッキリ言って度を超える寸前ではないかと、応援はしたいが不安しかないのだが。
舞が「みんなで行こう!」と言い出せばよいだけ
でもって、作り手たちが見せたくてしょうがない‘らしい’と思われる “恋バナ” は、どうでもよい。
特に興味関心もないし。
ただ、まともに前回同様に“通常採点方式” で書いちゃうと…
最初に舞が柏木の部屋に行く時を倫子たちと一緒にしてみんなで退室。
で、その後のどこかで舞と柏木が二人きりになる場面を作って告白…
で、よかったと思う。
今回の描写では、水島のフェイルそのものが “恋バナ” の “引き金” であり、すべてが告白シーンのためのお膳立てになって、これっぽっちも訓練の厳しさなんて伝わってこないと思う。
だから、前述のように、大河内教官のところへも “みんなで直談判” をすべきだったことは、言うまでもないことはお分かりだと思う。
もちろん、主人公主導で物語を進めたいなら、舞が「みんなで行こう!」と言い出せばよいだけのこと。
それをやらないから、いや、これからもやり続けないと、(舞だけに)前作の主人公の “二の舞” になりかねない…(苦笑)
あとがき
「五島編」では祥子が “舞を促す係” を担当していたので、発熱を気にしつつ頑張るのを応援できたんですよね。
でも、「なにわバードマン編」、「航空大学校編」と進んで、発熱を一切気にせず積極的、能動的に動いちゃうから応援する余地がないんですよ。
せめて、時々 “発熱” したらよかったと思いますが、今、訓練の影響で “発熱” でもしたら、それこそ「#舞いあがれ反省会」が舞い上がるかも?
ここで踏ん張って、あの良き時代の「五島編」を過去のものにしてほしくないです。
明日の投稿は諸事情により遅れるかもしれませんが、どうぞお待ちくださいませ。
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【これまでの感想】
第1週『お母ちゃんとわたし』
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第2週『ばらもん凧(だこ)、あがれ!』
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第3週『がんばれ!お父ちゃん』
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第4週『翼にかける青春』
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第5週『空を飛びたい!』
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第7週『パイロットになりたい!』
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第8週『いざ、航空学校へ!』
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第9週『私らはチームや』
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第10週『別れと初恋』
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