拾われた男 LOST MAN FOUND[再/地上波初] (第9話・2022/12/6) 感想

NHK総合・ドラマ10『拾われた男 LOST MAN FOUND』
Website、Twitter、Instagram
第9話〔全10回〕[再/地上波初]の感想。
なお、原作となった… 俳優・松尾諭氏によるエッセイ『拾われた男』は未読で、NHK BSプレミアムやDisney+での放送・配信も未鑑賞。
平造(風間杜夫)と酒を酌み交わし、諭(仲野太賀)は初めて兄・武志(草彅剛)が父とけんかして渡米したことや祖母の晴子(末成映薫)に打ち明けていた気持ちを知る。両親の思いを背負って今度こそ兄を連れ帰るべく渡米する諭。しかし、武志は尚も帰国を拒絶し、必死にリハビリに励む。それは武志が父親代わりをしていた少年・ショーンとの約束を果たす為だった。とはいえ体が動かない武志になり代わり、諭は大芝居をうつことに…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:俳優・松尾諭氏によるエッセイ『拾われた男』
脚本:足立紳(過去作/佐知とマユ、いつかティファニーで朝食を、六畳間のピアノマン)
演出:井上剛(過去作/朝ドラ「あまちゃん」チーフ演出、大河「いだてん」チーフ演出)
音楽/音楽監督:岩崎太整(過去作/スニッファー嗅覚捜査官、dele、全裸監督1,2)
制作・著作:ウォルト・ディズニー・ジャパン/NHKエンタープライズ)
※敬称略
これが「ある一人の男の実話」であることの意味
「俳優さんの演技が…」とか、「家族の絆が…」的な感想は世の中にあふれているだろうから省略。
今回の見どころは、一点「どんな奇跡が起こるのか?」ってところなのだが。
“ドラマ” 全体の展開としては特筆するようなことではなく “普通” の展開だが、これが「ある一人の男の実話」がベースになっていることを考えると、現実に生きる人たちには “普通” なんてのは無いのだなぁと。
正に、武志(草彅剛)が言っていた「普通って?」ことにつながるわけだ。
日常に何かが起きて非日常になることを描くのが “フィクション” であり “ドラマ” だとすれれば…
私たちの何気ない日常もいつか突然に何が起こって日常が破壊される、そう、このコロナ禍もそれに当てはまると思うが、突然襲ってきた非日常にどう対処すれば新しい日常を手に入れられるのか?
そんな「ポジティブに、生きやすいように生きようよ」的な応援歌に「阪神タイガースの歌(通称「六甲おろし」)」が聞こえた…
あとがき
リハビリって孤独と焦りの日々なので、励ましてくれる療法士さんと目指す目標がないと続けられません。
そんなリハビリの苦しさを草彅剛さんの演技が見事に映像化してくれました。
あのシーンだけでも今回を見た価値はあったと思います。
さて、次回が最終回ですが、むしろ “その先があるかも?” 的なエンディングを期待します。
お知らせとお願い
NHKドラマ「拾われた男 LOST MAN FOUND」のコメント投稿へご協力のお願い
コロナ禍で、未だ仕事が激減中です。
Amazonと楽天市場からお買い物する際は、当ブログ内のバナーなどのリンク経由で買ってくださると、私にポイントが貯まります。
また、ブログを書き続けるモチベーションアップにもなります。
引き続き、皆様のご協力をお願い申しあげます。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/17465/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
- 関連記事
-
- 連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第48回・2022/12/7) 感想 (2022/12/07)
- 夜ドラ「作りたい女と食べたい女」〔全10回〕 (第5回・2022/12/6) 感想 (2022/12/07)
- 拾われた男 LOST MAN FOUND[再/地上波初] (第9話・2022/12/6) 感想 (2022/12/07)
- 連続テレビ小説「舞いあがれ!」 (第47回・2022/12/6) 感想 (2022/12/06)
- 夜ドラ「作りたい女と食べたい女」〔全10回〕 (第4回・2022/12/5) 感想 (2022/12/06)